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11/7 立冬

 日に日に冷え込む朝を感じながら学校に向かいましたが、気がつくとこの辺りの樹木も色づいてきたようです(先日の日光の東照宮のようにはいかないですが…)。校庭のイチョウの銀杏落下はもう少し、続くでしょうか。校庭でも紅葉を楽しめる樹木は数本ありますが、それも楽しみになってきました。今日は立冬。暖かな陽射しの中、紅葉を楽しむことは良いのですが、朝夕は肌寒さを感じるようになりました。先日、学校のエアコンも暖房運転を前にフィルター交換を実施し、準備を進めています。「寒さの中の換気」が話題になっています。今までは教室の両側の窓を開けるということで取り組んできましたが、寒くなると同じようには行きません。「部屋を暖めてから換気を始める、常時開閉は対角の窓、30分に1回の換気」そのような取組をニュース番組で紹介されていました。新しい生活様式の仕方を冬用にマイナーチェンジが必要ですね。考えて行きたいと思います。
 今週5日には、来年度入学する子供たちを対象に、就学時健康診断を実施しました。予定人数は99名です。今年はいつもとは違い、5年児童のサポートはなく、密集を防ぐために時間差受付を実施して、保護者同伴で各教室を回りました。人が集まる場面はなく、また子供たちの側にはお家の方がいるので安心、とても落ち着いた雰囲気の中、実施できました。5年生にとって来年度、6年生として関わるための準備という機会はなくなってはしまいますが、「こんなふうに実施することもできるんだ」感染症の影響による新たな気づきでした。入学まで5か月です。今日は子供たちがいない教室を回りましたが、「4月からはここで勉強するんだ」というちょっとした印象を持ってもらうと良いかな、それを少しずつ膨らませて欲しいな、そう思いました。
 校外学習は来週12日の2年生で、全学年実施することになります。校外学習へのワクワク感は何とも言えないものがありますが、毎週そんな場面を持つことはなかなかできません。毎日実施する授業の中でも子供たちが「ワクワクする、楽しい場面」を持ってもらうために、職員は日々努力しています。先日、4年生の国語の授業を参観しました。自由に創造して、短い物語を作るという内容でしたが、子供たちの書きたい意欲にあふれた、子供たちと担任教諭のワクワク感が伝わる楽しい授業でした。1番良かったと思うのは、担任教諭が例として準備した物語を、ワクワク感一杯で子供たちに紹介、それが子供たちに伝わっていったところです。担任教諭の楽しい表情を子供たちは見逃さなかった…そう感じました。授業を通して楽しいことを考え続けられるのは教員としての大事な資質であり、誰もが得意とするところです。その自分の力をどのように形にしていくか、それが授業前の大事な準備です。「『今日の授業のどこが楽しかった?』という問いかけを授業後にしてみてはどうか。それを繰り返していくことで、子供たちが「楽しさ」という視点で授業を振り返り、主体的に学ぶことにつながる」4年生の授業から感じたことを、先日、職員にはそう伝えました。「授業も楽しいんだ!」そう感じられる子供たちにしていきたいと思います。
 今日、明日は気温が高いとのことですが、来週は低温が続くようです。寒暖の差から風邪を引くことは多いと思います。健康管理には十分に気をつけていきましょう!