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5年生 稲刈りでコシヒカリを収穫しました
5月に田植えをした田んぼの稲が見事に育って、スズメたちも食べに来ているとのこと。関根さんの田んぼをお借りして田植えをして、途中は関根さんに管理をしていただきましたが、収穫時期を迎えました。今日は今年最後の猛暑日が予報されており、出発の時には、「今日は暑いことが分かっています。暑い中で農家の方々が暑い中でどんな思いで仕事をしているか、それを体験することも学びです」という話もあって、気合を入れての出発。
現地には、地域の方々がボランティアでお手伝いに来てくださり、テントを立てたり、鎌を配ってくれたり、準備もお手伝いをしてくださりました。
さあ、稲刈りの開始です。田んぼに入っていくと、土の中からたくさんのカエルが出てきます。自分たちの場所についたら、関根さんに習ったように、鎌を持つ反対の手で稲をつかんで、鎌を引くように動かして刈り取りをする。
刈り取った稲は、コンバインまでもっていきます。
コンバインでは、関根さんの親子が稲をコンバインに入れていってくれます。
最後は、最後の一株を誰が刈るのか・・・それを意識しながら刈り取っていきます。
すべて刈り取り終わりました。刈り取った後に残っている稲穂があります。それを拾って集めてコンバインにもっていきます。先生から、一粒を大切にして!という声・・
拾っていくと結構集まってきますね。これを「落穂拾い」というのですね。有名なミレーの絵にもなっていますね。落穂拾いの背景を知ると、その時代のことが見えてきます。天明の飢饉の時はどうしていたかなあ・・・と歴史ともつなげて考えられるシーンですね。
関根さんからは、毎年稲刈りをしていますが、今年が一番収穫量が多いと思います。とのお話。今年は、給食で食べたり、調理実習で食べたり、最後は直売会で売ります。
これから、冷蔵で保存してもらったり、精米したり、その作業にかかる仕事を行ったり、お金が必要であれば、売り上げから払ったりしながら、お米の価格がどうやってきまっていくのか、そういうことも体験できそうです。
とても暑い中でしたが、最後まで頑張りました。お手伝いいただいた皆様にも感謝申し上げます。午後3時まで鎌を洗って、来年の準備までしてくださりました。
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