最近の出来事 令和7年度

林間学校はじまりました 最初は農業体験から

5年生の林間学校が始まりました。心配されていた台風接近も5年生のパワーで進路が南にずれて、雨の心配はなくなりました。

 

林間学校はスクールヤードの体験からはじまります。今年の5年生は、総合でテーマにしている農業を林間学校の体験でも行います。3つのコースに分かれて体験をします。

最初は「ベジLIFE」という我孫子市の都部で農家を継いで都市型農業を営んでいる香取さんを訪ねての体験。香取さんは作った野菜を自分で食べる時、食べた人がおいしいと言ってくれた時に、喜びを感じるとお話してくれました。クレームをいただいても、それをやりがいにつなげていくというお話もありましたね。

 

畑に出ていくと、ポニーがいました。ポニーは草を食べてくれて糞をしてくれます。その糞と木くずを混ぜて土にいれると肥料となっていく、自然の力を使った農業に力を入れているのですね。夏野菜は暑さに負けてうまく育たないところがありました。

 

 

肥料を入れたり、夏野菜の様子を見たりして、最後は枝豆の収穫体験をしました。

ケンズガーデンではいちご農家の仕事体験です。

いちご農家も花が咲いたときや食べておいしいと言ってもらえた時にやりがいが出るというお話を聞いて、いちごの苗運びから始まりました。

 

運んだ苗は、ハウスの中のいちごを植える畝に置いていきます。

 

苗の向きを間違えないように、等間隔にあいている苗を植える穴に、苗を並べていきます。

 

 

きれいに並んだら、最後は苗を土の中に埋めていき、苗植えの完成です。

 

落花生農家は鹿倉農園さんの落花生畑での体験です。手賀の丘少年自然の家のすぐ横にある畑です。落花生は、5月の終わりに植えてから120日、おおまさりという種類の落花生を収穫しました。

 

収穫した落花生は、大きなものだけ、それも硬く、色は緑になっていない、カラカラと音がしない、という条件が整ったものだけを選びます。他のものは捨ててしまうのです。

 

厳しい選別作業をしていきます。かなり地道な努力が必要、ねばる力が必要な作業です。

 

今日選別したものは、明日に自分たちが持ち帰るものですが、選別をしっかりとしないと、売り物としては合格せず、悪いものが混ざることで、買ってくれた人の評判が下がったりするので、選別は大切な仕事。一つの落花生にたくさんの実がついていますが、そこから合格できるのは2割くらい、だから落花生は高いのですね。

 

鹿倉さんのお話を聞いて、たくさんの農業の楽しさ、おもしろさ、大変さを感じることができました。

手賀の丘少年自然に家について、開所式を行いました。

 

その後は、部屋ごとに分かれて、3つのコースで学んだことを交流して、お互いの学びを伝え合いました。

 

 

さあ、次は夕飯のカレーづくり。お昼のおにぎり2つとから揚げ2つでは足りなかった人が多いようで、気合が入りますね。