校長室より

運動会記念品のエピソード

運動会の記念品として、一昨年度までは柏市教育委員会から記念品が配られていました。クリアファイルなど、学校が選んだ品を教育委員会の予算で購入していました。様々な事情からその予算が廃止されたことを受けて、運動会の記念品は無くなったのですが、富勢小学校では「PTA会費によって、記念品を・・・」という声があがり、記念クッキーが昨年より配付されています。

このクッキーに秘密があります。最近はグルテンフリーなど様々なアレルギーに対応したクッキーが作られています。本校児童の中にも様々なアレルギーがあり、どんなアレルギーがある子どもも食べられるクッキーを製造してくださっているのです。

それは株式会社MEDFOOD JAPANという会社が経営する、「フォルトゥーナ ルッソ」というスイーツのお店です。昨年度はアーモンドアレルギーへの対応ができなかったようですが、今年は全てのアレルギーに対応したクッキーを用意してくださるとのこと。

先日、来校されて打ち合わせを行いました。スイーツ部門の管理栄養士の方やクッキーづくりで働いている方々が子育て世代のために、なんとか工夫をしてどの子にも食べられるクッキー開発を一生懸命に行い、昨日は、全ての機械を洗浄して本校の記念品向けのクッキーだけの製造をしてくださっているとのことで、先ほど製品が届きました。

本校運動の教員の目標は「一つの目標に向かい、集団で取り組むことを通して充実感を味わう」というものが、スイーツづくりの会社でも共有されているなあ・・と感じます。明日持ち帰るクッキーの秘密を家族で共有して欲しいと思います。