最近の出来事

授業を変えていくための授業研究会(2年生)

今日は校内授業研究会を行い、2年生と3年生を対象に研究授業を行いました。富勢小のテーマは、「子どもを主語にした算数指導のあり方 ~個別最適な学びと協働的な学びを通して~です。

2年生の授業はかけ算の単元の11時間目の授業。学習問題は「あつまれ!九九の森」に取り組もう」という授業。3クラス約100人の子どもたちが、次の5つのコーナーに分かれて、学ぶので九九の森、それぞれの場で自分が追求していきたい九九を学びます。

 

 

5つの森は・・「問題づくりの島」「クイズを作る九九屋」「九九博物館」「波にゆられて九九の歌」「九九のひみつ発掘の森」です。廊下も学びの空間です。

 

廊下は九九秘密発掘の森・・・九九表をみながら、一つしかない数字は4と9と・・81など、交換法則や様々な発見をしていき、お互いに発表しあっています。

 

ipadを使って、身の回りのことから問題をつくる問題づくりの島では、撮影した写真を使っていろんな問題ができていますね。

 

クイズを作る九九屋や九九博物館では、黙々と問題づくりや九九の説明に向かう姿があり、どの子の頭の中にも九九がぐるぐる回っている様子がわかります。

 

九九の歌では、九九を読み上げながら録音したり、録画をしたり、手拍子を入れてみたり、楽しく歌づくりをしながら、自然に九九を覚えていきます。何度もいろんな段を作ってみていますね。

一人一人の学び方が違う、だからその分だけ場所をつくり、その場所で一生懸命に取り組む子どもたちの姿・・・45分の間、九九かけ算に取り組んでいない子は誰一人いません。誰一人取り残さない授業の姿が・・今日は展開されています。

 

それぞれの学び方ごとに1時間の学びのまとめがされていきます。単位や「ずつ」ということがとても大事だということがまとめとして書かれており、このことは、次の時間の3年生につながっていく大切な数学的な見方考え方ですね。