令和2年度

令和2年度 校長室より

別れがあり、出会いがある春!

 昨日の雨は思いの外、降った様子で、学校の中庭には池が出現しました。せっかく満開になった桜も、雨の影響で花びらが散っていました。それでも昨日はポカポカ陽気。春本番ですね。3月も残すところ2日となりました。子供たちは元気に過ごしていますか?前学年の反省を踏まえて、新学年の抱負と準備は着々と進んでいるでしょうか?
 学年末から学年始めにかけての「春休み」は、夏、冬とは違って、私たちにとっては落ち着かない日々が続きます。休みに入ってから5日たちましたが、子供たちのことでは何事もなく、ホッとしています。交通事故や事件等への関わり防止、そして感染症防止への取組など、「自分の命は自分で守る」意識を持って、残りの日々を過ごして欲しいと思います。
 27日(土)に教職員の異動が発表されました。富勢小からは、18名の教職員が転退職により異動します。「齋藤教諭(我孫子第二小へ)、千葉教諭(柏第五小へ)、安次富教諭(中原小へ)、草原講師(田中小へ)、本田教諭(十余二小へ)、飯野教諭(松葉第二小へ)、松本教諭(田中小へ)、小溝教諭(柏第八小へ)、小野寺サポート教員(田中小へ)、尾﨑教育支援員(柏の葉小へ)、柴田理科教育支援員(富勢東小へ)、岩城外国授業支援員(柏第四小へ)、日夏主事(田中小へ)、淺野教諭(退職)、川道教諭(退職→十余二小へ)、古谷教諭(退職)」(ALTの谷口マルティな先生は後日、お知らせいたします)そして私も退職て一区切り、4月からは土南部小と藤心小で勤務します。
 6年間勤務した職員もいれば、初めて異動を経験する職員もいます。また40年近く、学校現場に勤務し、3月をもって現場を離れる職員もいれば、定年による一区切りをつけ、再任によって気持ちを新たに勤務、という職員もいます。『出会いがあり、別れがある春…』学校にとってはまさにそんな時期です。転退職する教職員は日々、子供たちに寄り添いながら、同僚として支え合ってきまた貴重なパートナーでした。それだけに一抹の寂しさはありますが、これは教職員の宿命です。新任地での活躍を期待しつつ、私も頑張りたいと思います。保護者の皆様、そして地域の皆様には大変お世話になりました。18名を代表して感謝いたします。ありがとうございました。
 この『校長室より』も今日が最後となりました。これを始めたのは校長となって1年後、今から6年前のことです。「学校を理解していただくためには、まず校長の考えを伝えること」皆様との連携の1つの方法として取り組みました。朝の登校指導の際、声をかけてくださったり、PTAの会議の際に「読んでますよ」と言ってくださったり、皆様に励まされながら今日まで続けてきました。本当にありがとうございました。
 私の教員生活は37年間でした。勤務スタートは4年生の担任。この子達はもう40歳代半ばになりました。勤務校は柏市と松戸市の17校。この間にはいろいろなことがあり、まさにドラマティックな37年間だったと思います。「今年1年限り」でスタートした今年度ですが、日々の忙しさに追われて、今思えば時間が過ぎるのは早かったと感じます。残り1か月になって、ドキドキした瞬間が2つありました。4年生の書写授業の最終日、教室から校長室に戻る時、もう1つは卒業生に向き合い「37年間、情熱を傾け続けてきた教員生活」と話した時です。「終わりなんだなあ~」一瞬ですが、そんな思いがよぎりました。子供たちや保護者の皆様、地域の皆様、そして多くの教職員に支えられての37年間に、悔いはありません。ありがとうございました。
 教職員との面談で「教員のやりがいは何?」と尋ねると、「子供の成長を感じられること。一生懸命に頑張る子供たちに関われること。思いを子供たちと共有できること」と、全ての人から同じような答えが返ってきました。そう話す嬉しそうな表情も同じです。保護者の皆様の「我が子に成長してほしい」という思いと共有し、連携していくことの大切さを改めて実感しています。 
 いつも3月は『出会いがあり、別れがある春』で締めくくり、4月になると『別れがあり、出会いがある春!』でスタートしてきました。私も4月からは立場を変えて、意識を変えて、初任者指導という職務に取り組んでいきたいと思います。教員生活37年間の4年間を富勢小で過ごし、たくさんの出会いが今の私の大きな力になっています。その力をいかし、勤務する子供たちに情熱を傾けて向き合うことは、富勢小の子供たちの成長にもつながる!と信じて歩みます。子供たちと保護者の皆様、教職員、そして私自身に、大いなる期待を込めて、
      別れがあり、出会いがある春!
 4年間、本当にありがとうございました!
    

ポカポカ陽気!

 昨日はいつもより早めに出勤、職員室の窓を開けながら目に入ってきたのは、もう満開と言ってよい桜です。花をたくさんつけているので白く、明るく感じます。日中もポカポカ陽気になり、春本番ですね。春休みに入り、2日が過ぎましたが、きっと子供たちもゆっくり、のんびり、でも活動的に過ごしていることでしょう。子供たちはどんな風に過ごしていますか? 
 春休みに入り、子供たちがいない学校では、教職員が出勤し、新年度に備え、教室の片づけや荷物整理に追われています。それにもう一つ、ランドセルを背負った新入生が学校を訪れ、桜の木の下での“記念撮影会”も行われています。明日の日曜日は悪天候の予報が出ているため、絶好のシャッターチャンスは今日までかもしれませんね。きっと今日も学校を訪れる親子連れも多いことでしょう。
 3月は残り5日ですが、4月に入り、新学期スタートの5日までは定日2日間しかありません。新年度の学校にとっては、転入職員との顔合わせ、始業式や入学式の準備と、今年は大忙しになります。今朝の新聞には「4月から代わる先生」という記事があり、いよいよ新体制の発表もされました。富勢小も18名が転退職し、12名の職員が転入します。
 校長の退職は、東葛飾地方の6市全体で、教育事務所長から退職辞令が手渡される交付式があり、昨日、県民プラザで行われました。6市全体では48名が退職します。多くが採用時期も同じということもありますが、高校や大学も同期という人たちもいます。実は私には、小学校で同じクラスだった流山市の中学校長がいるんです。今までも会議等で一緒になり話はしてきましたが、昨日は「終わりだな、お疲れ様」そんな感じになりました。年はとっても50年前の顔が浮かぶ上に、あの頃の雰囲気のまま…不思議な感じでした。午後からは柏市での校長会議、この場でも退職校長の紹介があり、退職を実感してきました。退職の年になったという自覚はないのですが、こればかりは仕方ないですよね。
 会議が終わり、自宅に戻る途中、先日、小学生が交通事故で亡くなった現場を通りました。花がたくさん置かれていて、手を合わせる人も数名いました。新学期を間近にしている時期だけに、悲しみが一層増し、複雑な思いになりました。ウキウキする楽しい春休みではありますが、事故は一瞬に発生します。「今日も気をつけるんだよ」で始まり、「何事もなかったね」と褒め言葉で終わる日々を続けていきましょう。新学期のワクワク感は、子供たち全員揃って味わうものです。
どうぞよろしくお願いします。

3/24 修了式

 日本のあちこちで、「桜が満開!」というニュースが続いています。校庭の桜も、全体が一気にピンク色を帯びてきて、まもなく満開!といったところでしょうか。今日は朝からポカポカ陽気で、春本番は確実に間近ですね。今日は3月24日、今年度の最終日、修了式を行いました。とはいえ、体育館には集まらず、オンラインによる校長室からの修了証書授与中継、そして生徒指導主任と私からの話という内容でした。修了証書は支援級と各学年代表の7名の児童に手渡しました。何となくですが、子供たちからは成長の跡を感じ、緊張気味の中にもやり遂げた達成感のようなものも感じました。コロナ禍でもあり、余計にそう感じました。これは卒業生も含めた全児童ですが、本当に良く頑張りました!! 大きな拍手です!
 生徒指導主任の渡部教諭からは春休みの過ごし方についてです。先日、市内の小学生が自転車で横断の際、車と接触、亡くなるという痛ましい事故がありました。そのこともあり、まずは交通事故についての話です。明日から春休みですが、やり終えた充実感もあり、気がどうしても緩みがちになります。「まあいいか…」そんな思いが思わぬ事故につながります。ワクワク感、ドキドキ感を持って4月5日を迎えられるように、子供たちへの声かけをお願いします。
 私の話は以下の内容です。

 この1年間,いろいろなことがありましたね。「どうなるんだろう?」という不安からのスタートでしたが,マスクをしたり,おしゃべりを我慢したり,新しい生活の仕方に頑張って取り組む皆さんの姿を見て,私はたくさん励まされました。みんな,よく頑張りました!
 その皆さんの頑張る姿から5年生の皆さんが学習した『大造じいさんとがん』の著者である椋鳩十さんの『人間はすばらしい』という作品を思い出します。
 人間は,動物として生きるための力のほかに,一人一人に,それぞれべつべつの「力」を与えられている。絵の上手な人,歌の上手な人,口の達者な人,足の速い人,…全員,それぞれね,『すばらしい力』を持っておる。そういう力を出すために勉強したり,本を読んだり,感動したりして,そうしているうちに,しぜーんと力がわいてくる。力が出てきたときに,初めて「あ,自分に,こんな力があったのかな」と思う。必ず君たちは将来,それぞれの「力」を発揮すると思う。
 「頑張ってきたなあ。ちょっと力がついたかなあ」そんな自分を振り返り,今日は「自分を褒める日」にしてほしいと思います。身についた自分の力を発見することで自信になり,4月からきっと役に立ちます。
 5年生の皆さん,6年生の卒業に向けてのたくさんの準備,本当にありがとうございました。「送る会」の作品や卒業式の準備,そして6年生に代わっての掃除や片づけに取り組む皆さんの姿からは頼もしさが伝わってきました。4月からは学校のリーダーです。よろしくお願いしますね。

 大変なコロナ禍での1年を過ごした子供たちは、勿論、ご家族の支援があったればこそなんですが、なんとかやりきりました。それが力となり、それぞれの子供たちが持っている「すばらしい力」に磨きがかかったと思います。その力を認め、褒め、そばしていくことは私たち大人の責務だと考えます。ぜひ今日は子供たちが「自分を褒める日」に、ご家族でしてください。
 昨日、今年度をもって転退職する18名の職員を紹介しました。そして本日、修了式、学級活動の後、オンラインによる自己紹介を行い、全校児童の見送りを校庭で行いました。該当職員の中には初めて異動を経験する職員もいます。挨拶する声も、子供たちを見つめる表情も感慨深げであり、胸に迫る時間がありました。花束や子供たちからの手紙もいただき、本当に感激しました。職員を代表して、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 
 私もその該当職員の一人であり、今年度で37年間の教員生活に一区切りで、校長としての役割を終えます。改めてご挨拶は別の機会にさせていただきますが、本当に今までお世話になり、ありがとうございました。

今年度も残り1週です!

 「今朝は少し、肌寒いですね」昨日の朝のこと、いつも見守りをしてくださっている地域の方とそんな会話を交わしました。一気に春めかないのが良いのかもしれませんね。開花した校庭の桜も、少しずつ、少しずつ、咲いています。今までは毎朝の必需品であったネックウォーマーと手袋でしたが、いつの間にかネックウオーマーはなくなり、昨日は手袋もしませんでした。確実に春真っ盛りに近づいています。3月の3週目も終わり、今年度もいよいよ残り、1週間となりました。
 「緊急事態宣言が3/21で解除」とのことです。3学期の開始早々の1/8に宣言され、2回の延長の末、ようやく終わります。学校にとっては3学期は宣言下での教育活動がずっと続きました。実施できないことを、どうカバーしていくか、どう工夫していくか、常に問われていました。今思えば私たち教職員にとって、慣れが力になったと感じます。1年前であったら「どうしよう…」と不安が先に立ちましたが、今は「じゃあどうするか」と前を向いています。きっと子供たちも同じだと思います。17日に実施した卒業式。この日までの数週間、皆様に感染を防ぐための取組をお願いし、協力をしていただいたお陰です。毎日の検温とカード提出、念のための療養や事前の連絡など、6年生だけでなく、多くのご家庭の協力がありました。本当にありがとうございました。
 「感染者が減ったことによる解除ではありません」これは昨日のニュースで、キャスターの方が発言した言葉です。とても印象に残りました。感染者数だけに注目しても、まだまだ数は多いですし、減っていないことを実感します。「問題が解決して次に」というのは理想であり、誰もが望むことですが、なかなかそうならないのが現実です。解除されてもやはり、新しい生活様式を継続しながら、一人一人が感染予防に努めなければいけません。「これからどうなるんだろう?」という不安はありますが、年度が終わり、進学、進級で誰もが期待に胸を膨らませる春です。この思いだけは大事にしていきたいですね。
 「残り3日だ!」昨日から短縮日課となり、子供たちにとっては気が緩む時期になりました。感染症予防の取組もそうですが、交通事故や不審者への対応、そして自然災害と、危険はいつも隣り合わせです。大切なことは「自分の命は自分で守る!」という積極的な意識で過ごすこと。ぜひ、子供たちに声かけをお願いします。

卒業、おめでとう!

  富勢小の桜が開花しました! 今朝のこと。校庭に2本の学校を代表する桜の木がありますが、職員室前の桜には5~6輪ほどの花が、そして西側昇降口付近の木には1輪、花が咲いていました。昨日の夕方、見上げた際には咲いていなかったので、今朝、明るくなってからの開花に違いありません。こんな発見、何だか気持ちが良いですよね。その上、今日は卒業式です。
  132名の卒業生、そして保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます!
 明るい陽射し、好天、そして桜の開花、…最高の雰囲気の中、卒業生と保護者の皆様、そして教職員が参加し、卒業証書授与式を実施しました。132名の全員出席です。
 今年の卒業式は感染症防止策を講じての実施であり、4クラスを2つに分けての実施としました。初めは1組と3組、続いて2組と4組という順です。登校と下校は一斉にしたため、お待ちいただく時間があり、校舎内の空いている教室で式の中継を見ていただきました。式の内容は、 
 ○卒業証書授与
 ○巣立ちの詩(録画した合唱の動画視聴、代表児童の呼びかけ)
というもので、15日の卒業式・前半に次ぐ、今日は卒業式・後半です。
 合唱は8日から校庭での練習を始め、週末の12日に、2クラスずつ、校庭に間隔をとって並び、録画しました。それを編集したものの視聴です。卒業生にとっても初めて見る動画でした。マスク越しではありますが、一人ひとりの顔が接近されて撮影されています。「くすの木のように」「旅立ちの日に」の2曲を練習し、録画しました。動画の合間には授業風景や学校の校庭、教室の風景などを職員の編集によって盛り込まれています。「ここから巣立っていくんだ…」そんな雰囲気が漂います。今日の式は動画配信をしたので、在校生も視聴することができます。2月25日の『6年生を送る会』では在校生が6年生に向けての動画配信であったので、今日の卒業式で、卒業生となった6年生から、巣立つ思いの込められたステキな動画配信となりました。あの日から3週間、在校生は校庭での合唱練習、窓ガラス清掃の奉仕作業、そして学校での生活と、6年生を見続けてきました。3週間かけての『6年生を送る会』の完結…そんな風に感じて、胸が熱くなりました。そして今日はもう一つ。「やっぱり歌いたい!」と言う思いが強い子供たち。式後、校庭に全員が集合し、保護者の皆様の前で歌声を披露しました。式が終わって気が緩むのに、伴奏が始まるとシャキッと歌う姿勢に…。最後の最後まで今年の卒業生らしさを見せてくれました。コロナ禍でなければ、このような卒業式はできなかったでしょう。ピンチをチャンスに変えた子供たちに感謝です!
 卒業生男児から手紙をいただきました。
朝、登校するときに、先生は毎日、旗を持って立っていてくれましたね。そしてぼくに挨拶をしてくれました。先生が挨拶をしてくれると、とても安心しました。本当にありがとうございました。
ぼくは先生がしてくれる授業が一番楽しかったです。先生に教えてもらったことを活かして中学校へいきたいと思います。ありがとうございました!
 嬉しいですね。「教師冥利に尽きる」…子供たちからまた実感させられました。121回目を迎える富勢小の卒業式史に、「困難な中から生まれたステキな卒業式!」と刻まれるでしょうね。

いよいよ明日は卒業式

 曇り空の間から陽射しも差し込む、本当に春本番を思わせうような陽気になりました。「ここからなかなか桜は咲かない…」そんな話を昨日、したばかりです。自分が桜の木だったら開花してしまうでしょうね。そんなポカポカ陽気の中、5年生と職員で明日の式の準備をしました。
 今日の給食は児童全員で食べる最後の給食、メニューは「お赤飯」「お祝いすまし汁」、それに「さんまの竜田揚げ・ごま和え・リンゴ」でした。卒業式前日と言うこともあり、学校にはお祝いムードが漂いました。
 昨年は休校中と言うこともあり、職員だけの準備でしたが、今年は5年生という強い味方がいます。感染防止に努めながら、5年生の子供たちに精一杯、頑張ってもらいました。
 5年生の皆さん、ありがとう!!
 明日の式には参加できませんが、5年生がしっかりと準備したことは卒業生には伝わるでしょう。1年前、準備もできず、式にも参加できなかった卒業生は、その悔しさを味わいました。だからこそ、5年生の思いはきっとわかるはずです。このようなバトンタッチは昨年に引き続いてですが、4月からは6年生として富勢小を引っ張っていってもらわなくてはなりません。気持ちだけは「よし!」という思いでいてほしいと思います。
 明日の天候は晴れ、気温は16~18℃の卒業式日和の中、卒業式・後半を行います。内容は2クラスずつの証書授与と卒業生による「巣立ちの詩」。この中では校庭で練習し、録画した動画も流します。保護者の皆様と共に、在校生の思いをしっかりと受け止めながら、卒業生の旅立ちを後押ししていきたいと思います!

卒業式・前半

 一昨日の雨風、雷は凄かったですね。久しぶりに朝から夕方まで一度も外に出ずに、家の中で過ごしました。県内でも市川市辺りでは冠水による被害が映像によって映し出されていましたが、皆様の周りではいかがだったでしょうか?学校では正門右側の土砂が門扉のレールに流れ込み、格納できなかったり、校庭フェンス沿いの桜の枝が折れたりといった被害がありました。昨日の風も強かったですね。陽射しはポカポカとしていて、気持ちよかったので歩きに出かけたのですが、土手沿いに行ってみると吹き飛ばされそうになり、立ち止まることもしばしばでした。
 このような休日だったのですが、ついに東京の桜が咲きました。例年よりは12日も早いのですが、昨年もこの日に開花したとのことです。では富勢小の桜は?…ということで、今朝、校庭にある桜を見上げました。つぼみが膨らみ、全体が丸く、緑色になっていて、咲きには桃色が見えています。咲きそうですが、まだ一輪も咲いてはいません。例年、この時期には注目しているのでここからの変化は何となくわかります。こういう状態からは数日かかるので、富勢小の桜の開花は今週末ぐらいではないでしょうか?今日もポカポカ陽気が続いています。ちょっと早まるかもしれませんね。感染症の不安はまだまだ続いているのですが、桜の開花や暖かな陽気など、季節は確実にやってくるのでホッとします。
 この時期になると、見られる光景がもう一つ。それは4月に入学する新入生の登校練習です。今朝、その第1陣に会うことができました。2人の男児がお母さんと一緒に登校、正門で折り返して帰って行きました。「挨拶しなさい」とお母さんに促されながら、恥ずかしそうに挨拶、「4月の入学式で待ってるね」と声かけすると、「はい!」と返ってきました。今週、来週、そして4月になり、入学式が行われる9日の前日まで、登校練習は続くんでしょう。これも春ならではです。
 いよいよ卒業式まで残すところ2日となりました。今年の卒業式は前後半の2部構成と考えています。前半は今日、証書授与の通し練習と私による最後の授業、そして後半は17日、保護者の皆様が見守る中での卒業証書授与と卒業生による「巣立ちの詩」です。私による最後の授業は本来なら式当日に実施してきた祝辞に代わるものです。子供たちは「総合的学習の時間」の中で、キャリア教育「夢への一歩」という学習に取り組んできました。授業を通して様々な職業に触れ、考えてきました。夢を実現する方法を考えたり、憧れる職業に就きたいと考えたり、自分が働く姿を思い描いたり、…。中には「○○が得意なだけでは務まらない」「どの職業も専門性が必要。簡単ではないが、諦めない」という考えを持つ子供もいるとか。そこに私の教員生活を紹介し、「小学校の卒業は、皆さんが夢の実現に向けて踏み出すことです。皆さんの将来への道のりは、いろいろなことがあるはず。苦しいこと、辛いこと、思い通りにいかないことはたくさんあります。でも、夢と希望を持って歩み続けることで必ず、“情熱を傾けられる職業”に出会えるはずです」と、授業をまとめました。
 明後日の17日は天候も良さそうですね。卒業式・後半は皆様と共に、子供たちの成長をしっかりと感じたいと思います。

卒業式に向けて

 「広島県で桜の開花宣言!」という新聞記事を見ました。例年よりも早いとのこと。気がつけば3月も半ばとなり、いよいよ春本番に向けた準備が始まります。桜の木の下で蕾の様子を見ることが、これからは増えるでしょうね。「いつ咲くのかな」そんなカウントダウンが始まります。そしてもう一つは卒業式までのカウントダウンです。3月も2週目が終わり、来週はいよいよ卒業式の週に入ります。卒業式まで残り「2」となりました。
 県立柏高校→富勢中学校→富勢小学校→とみせ幼稚園と、今までならこの時期、4回の卒業・卒園式が続き、来賓として3回、送り出す側として1回、それぞれの生徒、児童、園児が巣立つ姿を見ての感激を味わってきました。が、昨年からはありません。昨日は富勢中学校の卒業式が行われ、在校生は参加できなかったものの、保護者と教職員に見守られながら無事に実施できたとのことです。県立柏高校も同じ日だったとのこと。やはり感染防止策の中、工夫をしながらも巣立つ喜びは十分に味わえたのではないでしょうか。
 17日は富勢小6年生の卒業式です。今朝は雨音の中、目覚めました。夕方にかけては“春の嵐”とのこと。「17日は大丈夫?」と心配になりますが、週間予報を見ると晴れマークもあり、気温も15℃前後なのでホッとしています。緊急事態宣言が延長されたことにより、式の中で「歌いたい!」という子供たちの思いは叶えられませんでした。でも今年はこんな場面で、何度も鍛えられています。「何とかしよう!」ということで、事前に録画し、当日はその様子を映像で流します。そのために子供たちは今週から練習を開始しましたが、いつものような「音楽室で、教室で、体育館で」という練習はできません。練習場所は体育館通路であり、校庭であり、屋上であり…。さすがに屋上は、風もあり、「高い!」という恐怖感もあり、「練習場所には不適当」となりました。そして人数も、全員が集まってはできないので、クラス毎に練習を続けました。そして昨日は録画撮り。子供ルーム横の校庭に2クラス毎に集合、2曲録画をすること2回、それを編集して当日は式の中で披露します。その式も前半と後半の構成と考えており、前半は15日の証書授与の通し練習と私の話、後半は17日、保護者の皆様の前での卒業証書授与と考えています。今年の式も、私たち教職員の誰もが経験したことのない式になりました。「当たり前」と思わず、その場の状況に寄り添っての対応となるので、より一層、心が込められると思います。
 大事なことは体調です、卒業生も、参加される保護者の皆様も、そして教職員も、今日から式までの5日間、調子が悪ければ休養、無理をしない、勇気を持って休む、などの判断が求められます。みんなの努力が集まっての17日です。よろしくお願いします!


 

3月11日

 東日本大震災が発生した3月11日。朝から穏やかな陽射しが降りそそぎ、春を感じさせる陽気となりました。今朝の明るい陽射しからは、10年前の今日、大きな地震が発生したこととは結びつかない感じがします。今朝の新聞のあちこちには震災の関連記事が満載で、テレビも「あれから10年」を1番に伝えていました。今日は朝から「しっかりと受け止めなければ…」そんな感じで過ごしたように思います。
 学校では国旗を半旗にし、8時25分に全校児童と職員で、1分間の黙祷を捧げました。以下は子供たちに伝えた話です。
 「今から10年前、6年生は2歳、5年生は1歳、1年生から4年生はまだ、生まれていない人もたくさんいました。10年前の今日、午後2時46分、東北地方の宮城県沖を震源とする大きな地震がありました。大勢の人が亡くなり、大勢の人がけがをし、そして未だに行方不明となっている人が2500名以上もいます。亡くなられた方々に、「安らかに眠ってください。私たちは『命の大切さ』を感じながら頑張って生きていきます!」の気持ちを込めてお祈りをしたいと思います。
 (1分間の黙祷)
 10年前の大きな地震による災害を「東日本大震災」といいます。きっとお家の方に、いろいろと話を聞いている人もいるでしょう。この地震のことについては各クラスの先生から聞いてください。この日、大きな津波によって、一瞬のうちに波にのまれ、苦しいとも言えずに命を落とした小学生もたくさんいました。今年、皆さんは感染症によって苦しい思いを味わっています。それでも我慢し、病気と闘いながら、頑張って生きています。今日は「命の大切さ」を改めて考え、「自分の、その命は自分で守る」ことの大切さを考える日にしましょう」

 放送室で話をしましたが、子供たちがしっかりと受け止めて聞いている様子が感じられました。その後、いつものように校舎内を歩いていると、2年生男児が「先生、しっかりと聞いたよ」という声かけ。とっても嬉しく思いました。
 被災し、大勢の児童と職員が亡くなった、宮城県の大川小学校を訪れたことがあります。その時の光景は今なお忘れることができません。被災した校舎を取り囲む今は静かな環境、そして近くを流れる北上川、校庭から校舎や周囲の風景を眺めているだけで、何かひしひしと感じられるものがありました。 今日は「命の大切さ」と「自分の命は自分で守る」について考える日にしていきましょう。
 卒業まで4日となる今日、6年生は校舎内の窓ガラス清掃を中心に、奉仕作業を実施してくれました。校長室の窓ガラスも一人の男児が、かなりの時間をかけてきれいにしてくれました。「ありがとう!ガラスがないみたい。全然違う!」と声かけすると、嬉しそうです。高いところには手が届かないため、一緒にやりました。校舎1階の窓ガラスがピカピカです。6年生の皆さん、本当にありがとう!! 3月11日の今日が終わり、明日は「卒業式まで、残り3日」となります。

10年を迎える「3.11」

 10年前の3月11日、皆様はどこで何をしていたのでしょうか?
 「時間がたつにつれ、震災の危機感が薄くなっていく…」と言われていますが、10年を迎える今年は、ここ数日、震災を取り上げた番組が多く、目にして関心を持つことが多くなっています。 
 3人のお子さんを亡くしたご夫婦は、自宅があった場所に木製の遊具を造りました。「3人が見ていてくれる」「ちゃんと悲しんでいいんだ」「区切りをつける必要はない。前を向いていく」…そんな言葉が印象に残りました。おばあちゃんの手を握って避難している途中で津波にのまれ、離ればなれに。自分だけが生き残ったことに罪悪感を感じていた女性は、我が子の誕生を機会に、前を向こうと考え始めた。…その方々の心境を思うと、いたたまれない思いになります。前を向くことはできず、苦しんでいる方も数多くいらっしゃるはずです。
 6年生の児童は当時2歳、多くの子供たちはこの世に誕生していません。あの当時の記憶が全くない児童ばかりになった学校ではありますが、地震をはじめとする自然災害、登下校中の事故等、身の回りにある危機感を伝えていかなければいけません。「10年目の3.11…『命の大切さを考える日』に」という資料を作りました。東日本大震災の被害状況から「突然の地震、大津波による被害で多くの犠牲者」「小学校の児童と先生70数名が避難の途中で犠牲になった例も」「『命は大切!』…感染症で苦しんでいる今であるけれど、生きていることを喜びたい!」そんな内容を取り上げ、「『自分の命は自分で守る』…普段からの意識が大事」を子供たちには伝えていきたいと考えています。
 『釜石の奇跡』(NHKスペシャル取材班制作)を読みました。防災教育によって多くの命を救うことができた釜石市の取り組みを紹介している内容です。巻末には「被災地の取材を通じて、子供はそこにいるだけで希望なのだと感じることが多かった。子供がいれば、大人は生きる目的を見いだせる。これから長い時間がかかる復興にも、『この子たちのために』と気力を振り絞ることができる。だからこそ強く主張したい。災害で子供の命を消してはならないと。想定外の大災害の中でも、生き抜くことができると、釜石の子供たちは教えてくれた。だが、その力を育むのは、私たち大人の責任だ」とあり、重く受け止めました。
 2日の新聞(千葉日報)には『あれから私は』という特集記事で、あの日のディズニーリゾートでの対応を取り上げた内容でしたが、とても印象に残りました。来園者の頭を守るため売り物のぬいぐるみをt配ったり、シャンデリアの妖精を演じてゲストを誘導したり、普段は決して見せないバックヤード(舞台裏)を利用して避難を実施したり、…「こんなことがあったんだ」と興味深く読みました。中でも「お客様にとって良いと思うことは、大いにやろう」と、その当時に発した言葉が10年たっても変わることのないTDR従業員の基本理念であり、「マニュアルの徹底よりも『考えて行動できるキャスト』を育てていきたい」とは話していることです。まさに富勢小の子供たちに着けてほしい力の№1「自分で考え、自分で行動できる力」です。釜石市の子供たちも、防災教育によってこんな力を身につけていったと思います。
 10年目を迎えた「3.11」。感じたことはたくさんありましたが、ここから学ぶべきことは、これからもまだまだあるはずです。経験しないですむなら、経験したくないことはたくさんあります。でも経験をしたならば、それをそのままで終わらせずに、何か次につながること、役に立つことを生みだしていく…その大切さを改めて感じています。大人の責任として、子供たちにはしっかりと伝えていきましょう。

自分で判断し、行動する力

 皆様にご協力いただき、児童と教職員の結果も併せた「学校評価アンケート」結果を昨日、メールでお伝えしました。情報量は少なくはないのですが、関心を持っていただき、今後の富勢小学校経営に多くのご意見をいただければと考えています。ご協力、誠にありがとうございました。 コロナ禍における学校の教育活動は難しく、試行錯誤をしながらも児童の頑張りと、保護者の皆様のご支援でここまで乗り越えられてきたと思います。「子供たちの学校での様子が見えない」という不安から、学習の定着度や体力についての評価が低いという状況はしっかりと受け止め、来年度の教育活動にいかしていきたいと思います。また学校からの情報発信の仕方にも工夫を加えていきます。「子供への対応の仕方に問題」教職員の児童への関わり方に厳しい指摘がありました。子供がけがをした際、トラブルがあった際の皆様への報告は必須であり、この点は「当たり前」にしていかなくてはいけません。また教職員の言動は「どう受け取られるか」が大事であり、私たちの思いを子供たちに確実に伝える必要があります。担任だけでなく学年、学校全体と、複数ある指導体制を機能させながら、理解と意欲につなげていきたいと考えています。
 子供たちには「自分で判断し、行動する力をつけてほしい」とのこと。「子供たちにつけたい力」の問いに対する皆様の願いです。どんな子供の姿をイメージするのでしょうか?「今は休校だから、計画的に勉強しなければ」「ゲームはここまでにして、明日の準備をしよう」「あんなことを言ったら、あの子はかわいそうだ。なんとかしよう」「今日はお母さんが忙しそうだから、お手伝いをしよう」・・・ちょっとこれはできすぎですかね。大人は「自分で判断し、行動する」ことはできるようにはなるので、子供から大人になるまでに何を求めて、どう気をつけさせていくのかによって変容の仕方は違ってくるはずです。コロナ禍の学校ではマスクをつけた生活が当たり前になっていますが、これは「自分で判断し、行動する力」が身についたと言えます。朝、登校途中で、みんなの様子を見ながらマスクを着ける子供も多くなっています。こんなことがありました。「走った後、マスクを外していたら、高学年の人に叱られた」とのこと。走った後にマスクを外すことも理解できるし、マスクをしていないことへの注意も理解できます。足りなかったのは相互理解ですよね。それがあれば、これも「自分で判断し、行動する力」になるはずです。やはりこの力は関わりの中でもまれながら、理解し、乗り越えていくことが必要になってくるんだと思います。「進んで学ぶ子」もやはりこの力ですよね。きっと「自分で判断して、宿題だけでなく、読書したり、自主的に勉強したりしてほしい」と思う方は多いでしょうね。「どうすればそうなるのか?」は簡単には言えませんが、先日配付しました『学校図書館だより』に、この1年の状況報告がありました。
○2~6年生の貸出冊数 28,084冊 平均47.2冊                (昨年は26,691冊 平均43.4冊)
 ○1年生の貸出冊数   5,749冊 平均60.5冊
(昨年度は5,937冊 平均57.6冊)

 「今年は休み時間に外で遊べなかったから」と言ってしまえばそれまでなのですが、「増えた」という実態は嬉しいですよね。本に興味を持った子がいるはずですし、それによってこれからも読書の選択肢はあるはずです。やはり学習は「やればできる!」という経験と動機付けにより、興味・関心を持たせること、そのための来年度の学習活動にも工夫を加えていきたいと思います。
 緊急事態宣言の2週間の延長が決まりました。制限のある活動が更に続きます。12日は中学校、17日は小学校と、卒業式も宣言下の中での実施となります。「解除されれば」と予定していたことはできませんが、何とか工夫していきたいと思います。先日、職員には伝えたのですが、この時期に感染したり、濃厚接触者に特定されたりすると、式に参加できなくなる場合があります。これは子供たちも同様です。どうすれば良いのかは難しいのですが、まずは自分の体調管理に努め、「いつもと違うな」と感じたら休養することです。頑張りましょうね!


 

中学校への準備

 今日は3月3日。給食のメニューは「ちらしずし あさり入りのうしお汁 ひなあられ」。朝、いつもの場所に出かけようとすると、4年男児から「今日の給食は『ひな祭りメニュー』だよ」と声をかけられました。さすがですね! 朝からもう、給食を楽しみにしています。彩り鮮やかなちらしずしに、菜の花入りのうしお汁…3月、桃の節句という季節感を味わいました。いよいよ今年度の最終月、3月になりました。
 6年生にとって「卒業まで12日」で始まった今週ですが、1日は富勢中学校の先生による英語の授業、2日は「情報モラル~ネットトラブルを防ごう!~」の授業があり、いよいよ迫った小学校卒業から中学校に向けての準備が始まりました。1日の授業は英語科4名の先生が来校、学級ごとに英語の授業を実施してくださいました。流ちょうで矢継ぎ早の会話に、始めは圧倒されていた子供たちでしたが、慣れるに従って先生方の雰囲気に入り込んでいきました。終始ニコニコ顔の先生方から「素晴らしい!」と、書いても、話しても褒められた子供たちは照れながらも大満足。最後は「4月を楽しみにしているよ!待ってますね!」と声をかけられ、期待を膨らませている様子でした。
 そして2日は「情報モラル」学習です。柏市補導センターから講師を招いて実施しました。今は子供たちにとって身近な物になっているスマホやPCによるコミュニケーションアプリ。SNSを巡るトラブルは中学生だけではなく、小学生にとっても他人事ではありません。この日のポイントとなる「軽はずみな投稿」「個人情報」「姿の見えない人とのやりとり」を掲げ、SNSで気をつけたいことを子供たちに学んでほしいというのが大きな狙いです。皆様は子供たちがどのような使い方をしているのか、ご存じでしょうか?富勢小でもSNSによるトラブルは起こっており、家庭と中学校と連携して、対応した事例もありました。子供たちの利用状況は、もしかしたら大人の理解を超えているということもあります。この日の学習の終盤では「トラブルを未然に防ぐためには」という内容で、①親から貸し与えられている ②ルールを作る(家族、友だち) という学習もしました。ぜひ、関心を持っていただき、利用実態を知ってください。そして子供たちと話してください。もしかしたら困っていることもあるかもしれません。「あなたの、その投稿で、仲間を助けたり、勇気づけたりすることもできる」ということも学習した子供たちは、終始、話を真剣に聞いていました。「正しく積極的に利用してほしい」という願いをぜひ、子供たちに伝えてください。
 「緊急事態宣言が2週間ほど延長されることもある」というニュースが流れました。ということは卒業証書授与式も、この期間内に入ります。本日、6年生の保護者の皆様には案内を致しましたが、場合によっては一部、見直さなくてはいけないことがあるかもしれません。悩ましいことではありますが、子供たちや保護者の皆様の思いを十分に受け止めながら検討し、お伝えしていきたいと思います。「この1年、複雑な思いの中、我慢しながらも、一生懸命に活動してきた子供たちに報いたい」思いで、私たち職員も一生懸命考えていきたいと思います。

子供の成長

 今日で2月も終わり、明日からはいよいよ3月になります。「今年は感染症が常に主役で、1年中マスク生活。季節感がなく、時間が過ぎるのが早い」そんなことをニュース番組のキャスターが言っていたことを思い出します。それでもやっぱり季節は巡り、しっかりと季節は感じていたいですよね。感染症によって振り回されてきた富勢小の教育活動ですが、動画視聴による「6年生を送る会」を終え、学年のまとめ、そして6年生の卒業式を迎える最終月となりました。
 「子供の成長」を皆さんはどのように考えますか?
 新学期が始まった6月のことを思い出すと、きっと今の子供たちには成長したところを感じることは多いでしょうね。「全くないなあ」と言う方はいないとは思いますが、しっかりと見て成長したところを見つけないと、次につながらないと思います。6月からの9か月間、子供たちが勝手に成長した部分もあるでしょうが、たくさんの活動に取り組むことで、失敗する、成功する、叱られる、褒められる、などの様々な経験を通じて成長してきたものが多いと思います。「遭遇した場面をどう乗り越えてきたか」が大切ですが、その「どう」とういうことについて考えさせられます。子供自身が一人で考えて乗り越えたことはあるでしょうが、やはり「関わり」は大切です。家族であり、友だちであり、私たち教職員であり、子供の周りにいる人がどのように関わってきたかが大事になってくるはずです。
 今、教職員と「1年間の振り返り」ということでの面談をしています。その中の最後に、「教員(学校に勤める職)の魅力は?」という質問をしています。面談はまだ途中ではありますが、「成長する子供に接していること。子供たちの成長を感じられる、成長に関われること」という回答がほとんどです。教職員は成長につなげるために日々、子供たちと向き合い、様々な働きかけをしています。その「働きかけ」がその子供にとって適当であったか、この点は反省しなければなりません。意欲につながらない取組であったかもしれないし、大いにやる気を引き出すことになったかもしれません。そこは小まめに振り返り、小まめに修正していかなくてはいけないと思います。そこで重要なのが家庭との連携です。集団の中における個々の働きかけが適当であったかについて、家庭での子供たちの様子を共有することで、より良い修正ができるはずです。「取組の意図」を教職員が家庭に伝えて、理解していただくことも重要です。その当たりも十分であったのか、その点の反省も必要です。まずは「子供たちの成長を1番に考えている」私たちを信じていただき、その上で様々な取組にご意見をいただきながら相互理解を図っていく…今年を反省しつつ、そんな連携にしていきたいと思います。
 金曜日の朝のこと。いつもの場所にいた私に、「1年生が転んで怪我をした」という情報を保護者からいただきました。向こうから6年生3人と一緒に1年生が歩いてきます。転んで手のひらに怪我をし、膝をすりむいたとのことですが、歩くことはできます。「保健室に連れて行く」とは6年生。1年生の歩幅に合わせながら、横にいる1年生と前を交互に見ながらゆっくりと学校に向かっていきました。3年生から一緒に過ごしてきた6年生の、大きな成長を実感して嬉しくなりました。

「書写」の授業

 今年も6年生の書写の授業に関わっています。今週の25日、今年度の最後の授業を行いました。最後の教材は『私の一文字』ということで、子供たちが小学校を振り返り、中学校への思いを込めた漢字一字を選んで書きます。私が校長に就任以来、ずっと続けている取組です。用紙を配り、一文字を選びます。ただ選ぶのではなく、その理由を添えて書き込みました。そして今週は半紙に毛筆で書きます。
 絆、真、努、正、変、翔、現、実、支、幸、挑、夢、桜、咲、窓、創、褒、大、未、健、算、一、点、翼、育、勇、優、友、知、勝、志、敬、莉、学、宙、賢、詩、音、修、謝、憧、憲、共、二、煮、…
まだまだあって書き切れません。小学校卒業を間近にした6年生が選ぶ漢字は中学校での活躍を誓うものが多く、決まって登場する漢字も多くあります。その一方で、毎年新しい漢字が登場するので感心します。今年新たに登場した漢字は、
 親、点、恩、別、警、諦、算、寮、褒、海、闘、狂、乗、早、再、詩、亀、憧、虎、…
と、まだまだあります。今までで一番多いかもしれません。
 親…今までお世話になった親に感謝の気持ちを!
 恩…お世話になった先生方に恩返しをしなければ…
 算…算数は難しかったなあ。中学では数学、算数は小学校で終わり。
 褒…褒められると力が出る。嬉しい気分になる。
 警…将来、警察官になりたい!
「諦」を選んだ子も数名いて、「何でこの文字?」と思いましたが、その理由には「諦めないようにする」・・・なるほどなあと納得しました。子供たちがその文字を選んだ理由を読むと、自分をしっかりと見つめ、将来への誓いが感じらるものばかりです。「さすが6年生!」と感心しつつ、嬉しくなりました。選んだ文字を毛筆で書く子供たちは、いつもより一生懸命に取り組んでいるように感じたのは、一人一人の思いが込められていたからですね。選んだ理由に支えられた毛筆の作品は、個性があり、重みがあると感じます。
 子供たちが選んだ文字をもとにして卒業のメッセージをつくる…この後の私の仕事です。6年生の思いを受け止めながら頑張ります!
 来週月曜日は3月1日。卒業まであと「12」日です。

感動!6年生を送る会

 ・・・今週末には子供たちが練習を積み重ねている「6年生を送る会」があります。この会が無事に終えられるよう願いながら、明日を迎えます。・・・
 これは1年前、「6年生を送る会」の実施前にHPに書き込んだ内容です。昨年の今頃は「新型コロナウイルス感染症」の恐怖をジワジワと感じている頃、「『送る会』は実施できないかも」そんな思いもあり、緊急事態宣言が発出されて翌週の3月4日からは休校にも入りました。あれから1年経っての「6年生を送る会」を昨日、実施しました。
 今年は「体育館に全校が集まって、それぞれの学年が6年生に披露する、お互いに見合う」という形式は初めから想定できず、「動画を撮ってそれをつなぎ、各教室で視聴する」形式で取り組みました。いつものような数回に及ぶ学年練習はありません。学年全体が合唱する、合奏する「集まって合わせる」ことはできません。「どんな発表なら、6年生に『ありがとう!』の気持ちを伝えられるのだろうか?」ここからの企画であり、子供たちと教職員が知恵を出し合い、工夫をしながらの会になりました。PCのフォルダに児童会からのオープニングセレモニーから各学年の作品(発表)が保存されていて、各学級の担任が操作し、発表をつないでいきます。9時半に始まり動画視聴、6年生の感想発表、私の話、そして終わりの言葉まで45分、10時15分に終了しました。
○感動しました。感染症によって多くのことができなかったけど、今日の会は本当に良い思い出になりました。皆さんに感謝します。
○皆さんの気持ちが伝わってきました。涙が出るほどです。
○体育館での会とは全く違う感動がありました。

 これは6年生の感想です。放送で全校に伝える声も涙声になるほどでした。撮影の舞台は教室が多く、学級ごとの発表です。子供たちは書いた文字や描いた絵を持ちながらカメラに向かって話します。「カメラを見ながら踊るんだよ」って言われたんでしょう。カスク越しではあるけれどカメラを見ながら、楽しく踊っています。5年生は「思い出のページ」という発表で、6年生が入学してからの写真をたくさん使ってページを作りました。カメラの向こうの6年生を意識し、PCで編集しながら見てくれる6年生を思い、それぞれがバラバラに取り組んだ「一部」が集められて、この日に「全部」になりました。教室で視聴する6年生は在校生の視線から、体育館で実施する会とは違った「在校生の感謝の気持ち」が伝わったんでしょう。私ももう何度と参加してきた「6年生を送る会」ですが、今年は感染症防止に必死に取り組み続けている子供たちのことを思うと、今までとは違う感動があり、富勢小のみんなが集まることの良さを感じ、子供たちの力を感じました。「ピンチをチャンスに!」と思い続けてきた今年度でしたが、昨日の会はまさにそれを実感できるものでした。

卒業まで15日

 ポカポカ陽気が続いています。休日も半袖姿の人を多く見かけたのですが、昨日も半袖姿の職員もいました。全国で20℃を超えたところも多かったとか。4月並み、5月並みの気温だったとのことです。今日は2月23日。今週1週間はまだ2月です。「2月は寒い」というイメージがあるだけに、ここ数日の天候から今年の暖かさを実感しますが、明日以降は冬に戻るとか…。まだ2月です。体調管理には十分に気をつけたいですね。
 昨日の放課後、校舎を回っていると、6年生の教室に「卒業まで15日」の表示がされていました。3学期になり、6年生の各教室には、子供たちの手作りによる卒業までのカウントダウン表示があります。1月始め、40台の数字から始まりましたが、1月末にかけて30台から20台へ。2月半ばを過ぎると10台に入り、来週にはいよいよ1桁に入ります。今週から来週にかけて、2月から3月に入ると6年生は卒業をより間近に感じられるはずです。先週の金曜日のこと。ポカポカ陽気の中、6年生4学級が校庭に分散集合、学年による「なわとび大会」を実施しました。短縄跳びのいろいろな跳び方にチャレンジする選手を各クラスから選出し、学年で回数を競います。実行委員が進行し、結果報告では「1位、○組、△△さん!」という発表に各学級から歓声が上がりました。この日までの休み時間、今は学年毎に使用が決められているので限られているのですが、6年生はこの日の学年大会めざして熱心に練習する姿を見かけました。今までのことが思うようにできず、新たなことに工夫しての取組が求められたこの1年です。「このままでは終われない」ということで各担任から相談があり、子供たちと一緒に決めた、ちょっとしたワクワク感、ドキドキ感を味わう取組です。各学級、学年全体のまとまりと個々の子供たちの所属感、連帯感を感じるには良い機会であり、校長室から見えるその様子からも伝わってきました。暖かな陽射しの中、子供たちはワクワク、ドキドキを味わえたのではないでしょうか。
 いよいよ3月17日の卒業証書授与式も迫ってきました。先日の懇談会資料にも記載しましたが、今年度の式は、
 ○式には卒業生、保護者(1名)、教職員が参加して実施
 ○証書授与は2回に分けて実施
 ○保護者の控え室を用意
という形で実施するつもりです。式の内容については今、検討中で、決まり次第、保護者の皆様にはご案内しますのでお待ちください。
 先週に続いてオンラインによる懇談会を昨日は1年生で実施、明日は最終日で2年生が実施します。ただ話だけで終わらないように内容を工夫していますが、聞こえない、見られないという不具合もあり、ご迷惑をおかけしています。昨日も放課後、2年生が入念にチェックをするなど、どの学年も準備に努めているのですが、なかなか思うように行かない様子です。申し訳ありません。明日もどうぞよろしくお願いします。

続「校長室の話」

 2月も残すところ来週1週間となりました。「2月は逃げる」まさにそう感じます。実は校長室入口の掲示板、「2月の掲示に…」と思いながら、ようやく昨日、取りかかりました。「やらなければ」と思いながら、あれもこれもと思ううちに後回しになっていきます。優先順位は必要ですが、やるべきことに向き合い、取りかかることは必要ですね。終わってみるとホッとします。
 以前、「校長室の話」という見出しで取り上げましたが、20代までの歴代校長の写真が仕上がってきました。「掲示する作業は時間もかかるし、後で良いかな…」と優先順位を下げてしまったのですが、「やれるときにやる」と思い返し、今週始めに取りかかりました。
 A3サイズよりやや大きめの5枚の額にA5サイズの写真を4名並べます。写真の下に氏名を表示し、写真がない先生方の場所には校章と氏名を表示しました。間隔を取ってフックを付け替えて掲示します。そして21代目から39代目までの写真を順番に掲示していきました。要した時間は3時間ほど、校長室のリニューアルが完成しました。4名を並べた額の色が明るいベージュなので、校長室全体が何となく明るく感じます。以前、写真を外した校長室を見て「完成したらぜひ見たい」と言っていた6年生も、「凄い!」「何だかきれい」と喜んでくれました。2月の「逃げる日々」を有効に使えた実感があり、気分が良くなりました。この先、額を掲げるスペースも確保でき、しばらくは安泰ではないでしょうか。
 しばらくと言えば、感染した児童生徒を伝えるメールがありません。ここ数日は「感染者数が減」というニュースが続いており、柏市の感染者数も一桁が目立ってきています。家庭からの検査、濃厚接触などの連絡も減ってきており、学校でも「感染者数が減っている」実感があります。ただ気温の変化が大きい日々もあり、体調を崩しやすく、発熱などの様症状で欠席、兄弟姉妹や家族が体調を崩し、その影響を受けて欠席という状況は続いています。でも皆様がこのような「念のため」の取組を理解し、協力してくださっているから感染減という状況になっていることは間違いありません。またマスク着用、手洗い、換気、給食や休み時間の過ごし方など、「新しい生活様式」に継続して取り組んでいる子供たち、そして教職員も同様です。このような感染を防ぐ生活様式が当たり前になってきていますが、それは「頑張って継続してきた証」だということは忘れてはいけないと思います。本当に子供たちにも、保護者の皆様にも、そして教職員にも感謝したいと思います。
      本当にありがとうございます! 落ち着く時を信じて、みんなで頑張りましょう!!

オンラインによる懇談会

 「2月は逃げて去る」と言われますが、今日は18日。今月も後半になりました。毎日の日々が逃げていくように過ぎる感じです。2月は風が冷たく、寒い日…そんな印象がありますが、今年はどうでしょう。今日は寒い!という天気予報があり(とはいえ例年並の気温とのことですが…)、空気が冷たく感じるのですが、今年は日中の暖かさが印象に残ります。「今年のサクラの開花は早い」という新聞記事を見つけました。やっぱり…そんな感じです。6年生の卒業まで20日をきり、今年度もいよいよ大詰めです。春は確実に近づいています!
 今週は月曜日から学年、学級ごとにオンラインによる学級懇談会を実施しています。時間帯は15:30~16:30で、本日は6年生、明日は支援級、来週は1年生、2年生と続きます。スタートの月曜日、3年生が実施していたときのこと、突然停電!少し慌てましたが、何とか復旧し、終えることができました。学級から子供たちの様子を伝えたり、来年度の向けた準備に関してお話ししたり、皆様からご指摘を受けたり、今後につなげていくためにもこの機会は大事と考えての取組です。残念ながら、思ったほど参加者が少ないので、仕事中のこと、環境のこと、何か問題があるんですよね。「どうすれば保護者の皆様の関心を高められるか」これは私たちが考えなければいけないことですが、様々な取組に対し、問題点があれば指摘していただき、改善を図っていくことが必要だと思います。継続する課題ですが、機会があるたびにぜひ、ご意見ください。
 実は昨日、私も市内の校長間で1時間、オンラインによる会議をホスト役で実施しました。在宅勤務をしている保護者の皆様も多く、オンライン会議なんて当たり前という皆様には笑われてしまいますが、まだまだ不慣れで、今までは参加するだけであった自分にとってはドキドキの1時間であり、準備でありました。今年度の会議はオンラインでつながることも多かったのですが、事情もあり、発言時のみ「顔を見せ、ミュートを解除する」というやり方で実施しています。コロナ禍と言うこともあり、この時期、情報交換する内容も多く、アッという間の1時間でしたが、正直、疲れました。何故だろう?と、考えたのですが、やはり顔が見えないと言うことだと感じました。「うなずきながら聞いてもらえるありがたさ」を実感したんだと思います。職員の前で話す際もやはり、うなずいてくれると話しやすくなります。顔が見えないと「聞こえているのか」「肯定的に受け止められているのか、逆なのか」「どんなふうに相手はとらえているんだろう」…いろいろと考えながら話を進め、だんだん不安になってきました。これは今週、オンラインによる懇談会を実施している職員も同様のことを言っていました。これは学級での子供も同じ。発言をするのに、ざわついていたり、反応が無かったりよりも、うなずいてくれる子が多いほど、自信を持ってでき、次につながります。「話し手は聞き手が育てる」とは言いますが、まさにそれを実感しました。とはいえ、オンラインによる取組に慣れないといけないですよね。それは十分に意識しつつ、話しやすい環境作りにも努めることにも取り組んでいこうと思います。

「富学協(ふがっきょう)」に決定

 昨夜に発生した地震、東北地方では震度6強の大きな地震になったようですが、この辺りは震度3,4ほどでしょうか。普段に比べると長い時間だった気がして、怖さを感じました。震源に近い東北地方では火災が発生したり、怪我をされる人もいたりという被害が出ている様子ですが、皆様の所はどうだったでしょうか。実は昨日、「おやじの会」の皆さんが玄関に雛人形・七段飾りを設置してくださいました。その雛人形が昨夜の地震でどうなっているか、気になります。明るくなったら見に行ってこようと思います。雛人形設置はこいのぼりと同様に、富勢小・季節の風物詩になっています。結構場所を取ってしまうので、全ての飾りを設置するのは難しくなっていますよね。我が家も一部だけ、ということはありました。明日の月曜日、子供たちには「もうすぐひな祭りだ」と、3月間近、もうすぐ春!といった季節を感じて欲しいと思います。この場をお借りし、「おやじの会」の皆様に感謝します。本当にありがとうございました。
 雛人形が設置された昨日の午前中、21名が参加し、『柏市立富勢中学校区学校運営協議会』の3回目の会議が実施されました。この会議は「地域とともにある学校づくり」を目的に設置され、子供たちの健やかな成長を支援する組織であり、この会が設置された学校は「コミュニティ・スクール」になります。柏市では令和5年までに全ての学校が「コミュニティ・スクール」になるように準備を進めており、富勢中学校区は今年度から取り組みました。様々な考え方、様々な環境の中、地域と学校をつなぎ、みんなで子供を育てるための連携体制です。富勢中学校区には富勢中、富勢東小、富勢西小、富勢小の4校があり、小学校3校は規模をはじめ、課題はまちまちです。しかし、子供たちの生活の中に地域行事が根づき、「卒業後は富勢中へ」という共通点があるので、6年間の学びを支える体制づくりをめざしています。『柏市立富勢中学校区学校運営協議会』というのが会の正式名称ですが、長いですよね。そこで委員の皆様が考えてくださり、「富岳(富士山)が見える富勢地域を強調し、富士山のごとく広い視野を持って多くのことを俯瞰し対処していく。そんな視点で子供たちの学びを支えていく組織」ということで『富学協(ふがっきょう)』となりました。中々思いつかないですよね。委員の方々の視点は、これだけでも凄いなあと思います。
 ところで昨日の会議、感染症の影響もあり、ましてや緊急事態宣言中です。一堂に会することはできないため、オンラインによる初めての会議となりました。各委員の自宅や職場、オンライン環境が難しい方は4校に集まりました。富勢小のPC室が事務局という形になり、12箇所をつないでの会議です。「音が聞こえない」「ミュートを外して」「顔が見えない」「画面が共有できないよ」「○○さん、久しぶり!」…と、はじめはワイワイ、ガヤガヤと雑談です。会議に臨む場所は委員の方一人なのでマスクを外しての参加でした。それだけでも何だか安心です。10時からのスタートでしたが、15分ほど経つと真剣な雰囲気に。6つの議題に対し、「こうしたら良いのでは」「こんな取組もできる」という意見や役に決まった方からはそれぞれの抱負などがスムーズに共有でき、予定終了時刻の11時半には、不安が満足に変わり。無事に終了することができました。
 今年度は具体的な取組は何一つ、できませんでしたが、「子供たちを支えたい」という地域の皆様の思いがひしひしと伝わってきて、期待感が膨らんできました。学校を取り巻く環境が大きく変わろうとする今、「富学教」と連携して、子供たちの学びを支えていきたいと思います。


 

子供たちの悩み

 今週始めのこと。担任を務める職員が「子供がどうしても、校長先生に相談したいって言っているんですが…」と、困った顔をしてやってきました。この日の休み時間、男児4名がやってきました。「女子が勝手なことをして、言うことを聞いてくれない。学級を男女別にして欲しい」とのことです。不満を聞いてみると、何をしても文句を言われるし、馬鹿にされたように思うし、…緊張気味ではあるけれど、口をとんがらせて話します。「クラスを男女別にしたり、教室で男女を分けたりは富勢小ではできないなあ。男子だけの学校、女子だけの学校に行くしかないかなあ」と言うと、「そこまでは考えていない」とのことです。でも結構不満があるようです。この日は「今度は女子にその不満を伝えてみるよ」と伝えて終わりました。
 翌日、そのクラスの女児2名と話をしました。「男子は女子に注意はするけど、自分たちだってできていない。話も聞かない」とのこと。お互いが同じように思っています。「男女別にしてほしい」という考えを伝えると、「そこまでは考えていない」とのことでした。男子から助けられたこともあるし、楽しいこともあるし、一緒で良かったと実感している様子も見られます。「わかった。そのことを伝えてみる」と言って終わりました。
 そして昨日、男児2名と話しました。先日よりは緊張の様子はなく、少しリラックスしています。女子との話を伝え、「一緒にいて楽しいと感じたこともあるようで、男女を分けて欲しいとは考えていないようだよ」と伝えると、何となくホッとしたような表情が見えました。「お互いの良いところは何だと考えてる?」と尋ねると、考えながら答えました。「人には良いところが必ずあるから、女子の良いところを見ることは大切。良いところを探す目はきっと優しいよ。お互いに文句を言うことも大事だけど、わかり合おうとすることも大事。両方ができるようにしてほしいな」と伝えました。その上で「せっかく相談に来たから、他に困っていることはない?」と聞くと、「休み時間、自由に遊べないこと」「給食が少ないこと」の2つをあげました。給食については、お替わりしたくても量が少ない、はじめの量がもっとあればとのことです。「わかった。1つだけ山盛りにすることはできないけど、『もっと食べたい!』ということは中山先生に伝えておくよ」と言いました。休み時間のことについては感染症のことを話しました。2人は今の状況をしっかりと理解できています。「今の休み時間が良いとは思っていないよ。2人の気持ちを聞かせてもらったから、全員が自由に遊べる時を考えていく」と話しました。最後に「こんなふうに相談することはとても大事なこと。先生は担任の先生だけじゃない。学年の先生もいれば教頭先生や校長先生もいる。お家には家族もいる。相談したら自分で考えて、行動していくようにしよう」と伝えました。2人は満足して校長室を出ていったようです。
 このクラスの担任は若年者で、十分な経験があるとは言えません。子供たちの悩みに接し、私の所にやってきました。これは大正解と、職員には伝えました。今は担任だけではなく、学年や全体の複数で子供たちに寄り添っていくことが必要です。経験があるベテラン職員も同様です。多くが関わることで子供たちは安心できていくと思います。「休み時間、自由に遊べない」これは感染症による子供たちの大きなストレスの1つだと、改めて実感しました。きっと他にもあるはずです。だからこそ複数で対応し、子供たちの安心感を少しでも広げられるようにしていきたいと思います。子供たちの相談から学びました。子供たちに感謝です。


 

2.7倍

 節分、立春、春一番、…と続いた今週が終わりました。空気は冷たいものの、日中のポカポカ陽気は「2月はもっと寒さを感じたはずなのに…。今年は暖かいのかな」と思ってしまうほどです。緊急事態宣言ももう1か月続きます。東京都の感染者数は1000人に達しない日が続き、全国の数も減っています。柏市の感染者数も以前に比べたら少なくはなっていますが、千葉県全体の数は200人からなかなか減らない気がします。でも校内の様子を振り返ってみると、感染症に関わる家庭からの相談件数は少なくなりました。一気に収束とはならないのでしょうが、落ち着いた状態になればと思います。とにかく油断禁物!感染防止策の継続と感染拡大を防ぐ家庭の協力をいただきながらしながら、本格的な春を迎えたいと思います。
 「2.7倍」…この数字、何だかおわかりでしょうか?
 2019年度に実施した公立小学校・教員採用試験の全国平均競争率です。最も低い自治体は1.4倍、最も高い自治体は7.1倍で、千葉県は2.1倍とのこと。「教員の仕事は多忙過ぎる」ということで、教員をめざす人の減少が続いているとの記事が掲載されていました。今週の打合せでのこと。職員に「2.7倍」を紹介し、「教員の仕事の魅力は何だと思う?」と尋ねました。自分はどうして教員になったのかなあ…まず、現職の私たち教員が原点に戻り、そこから教員の仕事を見つめ、やりがい、魅力、そして改善点に取り組むことが今、必要なんだろう、そしてコロナ禍ではあっても、いきいきと仕事に取り組むこと。それが「教員をめざそう」と感じさせる大事な点だと思います。
 私が教員になって思うことは、小学校4年生で担任していただいた男性の先生の影響が大きいということです。その先生は初任で、とても厳しかったけれど、よく遊んでくれました。その先生が叱るときの表情や話す言葉を何となく覚えています。その時はきっと「こんな先生になりたい」なんて思ってはいなかったはずです(小学生の夢はジャイアンツの選手でした…)。自分の目の前にいる一人の大人の言動に納得し、「こんな大人にならなきゃ」そう思うことが染みついていったんでしょう。5年生になると担任は代わり、女性の先生に。その先生は「あの先生(4年生での担任)が良かった」という私の不満(結構、わがままな子どもでした…)に対しても叱ることなく、受け入れて、その先生らしく厳しく、優しく接してくださっていたことも覚えています。やはり目の前に現れた一人の大人としての影響は大きかったと感じます。それが子供たちに関わる教員としての一番の魅力なんだろうと思います。集団生活をする学校では、学習や友だち関係、そして今はコロナ禍という問題がたくさんある中で、子供たちと一緒になって問題に向き合い、解決していくために進んでいく大人は必要です。その役割を私たちは担っている…しっかりと自覚していきたいと思います。今月後半には職員と面談する機会があります。「教員の仕事の魅力は何だと思う?」それぞれの思いを聞いてみたいと思います。

今日は立春!

 「鬼は外、福は内!」そんな声を響かせながら、「2日節分」の恒例行事を行った家庭はきっと多かったでしょうね。今までならば節分は2月3日でしたが、今年は124年ぶりの2月2日の節分。「富勢小が誕生した頃以来なんだ」とは4年生が言いました。富勢小は創立121周年目…この気づき、すばらしいですね(嬉しくなりました!)。「へーっ、そうなんだ」と周りの子供たちの関心が一気に高まりました。明治時代以来の「2日の節分」ですが、来年から2024年までは「2月3日」に戻り、2025年にはまた「2月2日」に戻るなど、「2月2日」になることが今後、増えていくんだそうです。昨夜の夕飯では、豆、海苔巻き、いわし、鬼、…など、節分メニューを味わった子供たちもいるでしょう。昨日の給食もいわしのかば焼き、きなこ豆と、節分にちなんだメニューでしたので、季節を味わいながらの楽しい給食になりました。昨日の日中は春を思わせるポカポカ陽気。体育で校庭に出る子供たちも何となく、嬉しそうでした。私は午後から松戸に出張だったのですが、コートは置いて出かけました。まさに節分、立春にふさわしい陽気になったようです。が、まだまだ寒さは続きます。夕方はやはりコートがほしくなるほど気温は下がり、今日は例年並みの寒さに戻るとか。立春だから即春、というより、暖かさを待ちわびながら少しずつ、少しずつ、時間をかけての方が春の暖かさを実感し、喜びと楽しみが多いのかもしれませんね。それでも今日は気温は低いものの、陽射しの明るさと暖かさが感じられ、朝から気持ちの良い日になる予感がします。
 「コロナ外!」そんな声も、昨日の豆まきではしたのではないでしょうか。緊急事態宣言が1か月延長されました。街の方へのインタビューでは、「仕方ない」「これで収まってくれれば」「解除してほしかった」「不安で仕方ない」「効果があるのか…」と、様々な声がありましたが、飲食業を中心に影響の大きさを嘆いている声が多いようでした。休校ではない学校にとっては1月に引き続いての2月ということになります。しかし、学年をまたいでの交流はしない、外部の方の来校をできるだけ控える、ことも引き続くので、委員会やクラブ活動、皆様によるボランティア活動も実施できません。来週に予定していた新入生保護者の皆様への来校による書類等の受け渡しも中止し、別の方法をとることにしました。また授業参観は実施せず、オンラインによる懇談会のみ実施します。そして6年生の卒業に向けた行事もこの時期、大切なものです。2月末の「6年生を送る会」は全校児童が体育館に集まることができないので、動画視聴による内容で検討しています。
 そして3月17日の卒業式。昨年のこともあり、きっと心配されている方も多いことでしょう。感染症の状況によって、また学校の規模によって、どのように実施できるかは左右されますが、「時間短縮、蜜の回避」、保護者の方の参加を見すえて検討していきたいと考えています。まずは校内で協議し、6年生の保護者の皆様にはお伝えしていきたいと思いますのでお待ちください。
 今、必要なのは感染を防止する取組感染による影響を最小限にとどめる取組を、同時に進めることです。学校生活では子供たちと一緒に感染防止策への取組を引き続き行います。家庭では同居する家族の体調に、皆さんで関心を持っていただき、「念のための休養」や「念のための相談」をぜひ、お願いします。連携して、不安いっぱいの時期、困ることが多い時期を乗り越えていきましょう!

特性に恵まれる

 「人は生まれながらに特性に恵まれている」
 これは数日前のニュース番組でのこと、版画家の石村嘉成さんを取り上げた内容で、石村さんが学校を訪問し、子供たちと一緒に版画制作をする中で、語った言葉です。石村さんは幼い頃、自閉症と診断。お母様が厳しく、優しく、石村さんの良さを引き出すべく、愛情を持って子育てをする場面も紹介されました。きっとお父様が撮影しているのでしょう、動物園での母子のやりとりも紹介されていました。そのお母様も若くして他界、動物を取り上げた石村さんの版画作品には、愛がたくさん感じられました。石村さんは今でも親子で訪れた動物園の映像を度々、みるとのこと。ご両親の思いが今の石村さんを支えていると感じました。
 「特性」とは「そのものだけが持つ性質。特有の優れた性質」という意味です。「特性がある」という表現に止められることは多く、「優れた性質」そして石村さんのように「恵まれている」という表現はしないことが多いのではないでしょうか。だからこそ私にはこの石村さんの言葉が印象に残りました。「子供たちはみんな、特性に恵まれている」ということですよね。学校での集団生活を送っていると、自分とは違う様々な子がいることに気がついてきます。それは高学年になるほど、気づきも多くなっていくでしょう。自由奔放に振る舞える子、逆に子供なりに気を遣い、思うように振る舞えない子、勇気を出そうと思っても、その一言が言えない子、他人の困っていることに気づき、心配してあげられる子、…クラスに30名の子供たちがいれば、実に様々な子供たちがいるはずです。自由に物を言い、振る舞える子を見て、「なんで自分は思うように物が言えないんだろう」と悩む子はいるでしょう。そういう子がいるから自由に物が言える子がいかされ、集団が成り立っているのですが、そればかりが繰り返されていたら集団の価値がなくなっていきます。「あなたの良さはここ」と、大人が関わって気づかせていくことが大事であり、集団においては、それぞれの良さを気づかせていくことで認める気持ちが生まれ、価値が高まっていくんだと思います。
 「人は生まれながらに特性に恵まれている」石村さんのこの言葉は、大人が子どもを見る際に忘れてはいけないことだと感じました。私たちも学校で子供たちに関わる際、このことを忘れないようにしていきたいと思います。

1月から2月へ

 「木曜日の夕方に降った雪が翌朝に凍結するのでは?」そんな心配があり、この日の夕方、校門坂と歩道橋に塩化カルシウムをまき、備えたのですが、昨日朝の気温は高めでしたね。道路等、凍結することもなく、ホッとしました。1月も今日と明日で終わり、来週は2月になっての登校、2日は節分、3日は立春と、春が来るのを待ちわびながらの教育活動が始まります。
 緊急事態宣言の中の1月は、委員会やクラブ活動、特設クラブ活動、ステップアップ学習会や「おはなしのへや」の読み聞かせ活動、ボランティア活動などが中止となってしまいましたが、子供たちは一生懸命に感染防止の取組をしながら、できる限りの教育活動を進めてきました。感染症の状況は思うように好転していない状況です。2月から3月にかけては、学年のまとめの時期であり、6年生の卒業に向けた大切な行事も予定されています。全校児童による「6年生を送る会」は今までのように体育館に全員が集まっての形は難しいと思います。これは卒業式も同様です。現状を踏まえて「できないこと」「できること」を見極めながら、方法を工夫して実施していこうと考えています。保護者の皆様へはできる限り、早めの連絡に心がけますので、どうぞご理解ください。
 「児童が感染」というメールを昨日、流しました。「学校では広がっているの?」と心配されている方も多いかと思います。学校で取り組んでいることは、新しい生活様式で過ごし、健康観察カードによって児童の健康状態を把握、体調が悪い場合には早退の家庭連絡、そして家庭に協力を依頼し、「(家族も含めて)症状がある」場合には欠席していただき、「検査を受ける」等については電話連絡をいただいています。必要に応じて教育委員会と保健所に連絡を取り、指示を受けながら対応し、児童に感染の疑いがある場合には、数日前からの活動の記録を提出し、どんな活動をしたか、どんな関わりがあったかがわかるようにしています。それによって濃厚接触者の有無、拡がりの状況を判断、その指示を受けて対応しています。昨日のメールにより、保護者の方から次の2点、ご指摘を受けました。
 ○欠席児童への連絡方法
 ○欠席児童の学習保障
以上については検討し、来週早々に連絡します。ご心配をおかけし、申し訳ありません。
 心配がある中で2月を迎えますが、子供たちにとって大事な時期であることは間違いありません。何ができるのかをしっかりと見極めながら取り組んでいきます。保護者の皆様には引き続き、子供たちや家族の皆様の体調管理に努めていただき、「念のための欠席」「念のための連絡」に心がけていただきたいと思います。

「学校評価アンケート」回答へのお願い

 昨日から今朝にかけて雪も降らず、それほど冷え込みもなく、スムーズに週明けを迎えることができました。朝から浴びる陽射しも暖かさを感じ、休み時間を過ごしたり、校庭での体育に取り組んだりする子供たちも半袖姿が多く、顔もほころんでいました。「寒さが気にならない」ことが伝わってきます。今日は一日中、太陽の光が降り注ぐ日になったようです。
 今日の給食の献立は「うめいりおにぎり」でしたが、「おにぎりが出てくるの?」と興味を持たれた方もいらしたのではないでしょうか。実はエンボス手袋を子供たちに2枚配付し、刻み梅入りのご飯が茶碗に盛られ、そこから「自分で握って、のりを巻いて食べる」という給食だったんです。会話が楽しめない給食時間を過ごす子供たちに、ちょっとでも楽しい時間を!という思いで中山栄養教諭が計画し、給食室が取り組んでくれました。「えーっ、面倒くさいな」とは言いながらも、顔をほころばせながらおにぎりにしていました。上手に三角だったり、テニスボール風だったり、いびつな石みたいだったり、お家の方が握ってくれるおにぎりとは違い、形は様々でしたが「口に入れれば同じ」ということで、子供たちは味わっていました。「いつも握っているよ」「初めて握った!」「うまく三角にはならないよ」とは、子供たちの感想です。手の大きさが違うこともあり、高学年は大きめのおにぎり、低学年は小さめのおにぎりでした。ほんのわずかではありましたが、楽しいひとときを過ごすことができたようです。
 本日、メールにより「学校評価アンケート」をお願いいたしました。メールによる回答です。先日のPTA役員アンケートに引き続いてのアンケートで大変恐縮なのですが、どうぞよろしくお願いいたします。
 ①学校運営について
 ②教育環境について
 ③学習指導について
 ④相談体制について
 ⑤安心・安全な学校づくりについて
 ⑥情報発信について
 ⑦学校教育目標について
 ⑧めざす児童像について
 ⑨子供たちにつけたい力について
 以上の9項目についての質問事項です。⑨については選択していただき、最後には教育活動全般についての自由記述もあります。コロナ禍の今年度は、学校に来ていただいて子供たちの様子や環境について見ていただく機会が大変少なく、「わからない」と回答される場合も多いかもしれませんが、少ない情報、限られた情報の中で判断し、回答していただきたいと思います。回答していただいた結果を考察して、来年度の取組にいかしていきたいと考えています。回答期限は1月31日とさせていただきました。ご協力をよろしくお願いします。

授業参観は中止、でも懇談会は・・・

 昨日は久しぶりの雨。雨音を聞きながら、傘を差しながらの生活は、最近なかったように思います。昨日は雨の中、学校では環境整備のための2つの作業が行われました。1つは自転車置き場横の樹木2本の伐採、もう一つは1階廊下(一部)の床の張り替えで、いずれも業者の方による作業でした。校舎内外の作業は児童のいない時間帯でしかできないため、児童の下校後か休日に実施します。樹木は太さが50㎝以上あり、既に上部は伐採してあるものですが、今回、根元から切ってしまうことになりました。高所作業車も入り、木をつるしながらの伐採なので、結構大がかりな作業になりました。床の張り替えは職員玄関、児童昇降口から西側階段にかけて実施しました。昨日は現在のシートをはがし、痛んだ部分の補修、今週末は新しいシートを張り付ける2日間にかけての作業です。この部分だけでなく教室や廊下のタイルがかけていたり、はがれていたりする箇所はいくつかあり、職員が修繕をしてはいるのですが、1階は特に痛んだ部分が多く、一気に修繕と言うことになりました。明日から1週間、この場所はコンクリートがむき出しの状態ですが、ちょっと我慢してほしいと思います。
 昨日、メールをさせていただきましたが、2月に予定していた授業参観は感染症の影響を考慮し、中止にします。仕事の都合をつけ、時間を取っていただいた方はきっと多かったはずです。本当に申し訳ありません。2月に実施予定の授業参観・懇談会を職員間で協議する際、重きを置いたのは懇談会の方でした。2か月間遅れの新学期であり、コロナ禍の教育活動ではありましたが、子供たちは日々生活し、課題をクリアしながら成長を遂げています。そして間違いなく、4月には進学、進級。その上で保護者の皆様との懇談は大事だと考えました。そこで現在、検討しているのがオンラインによる懇談会です。今年度、教職員の出張による研修会等もオンライン形式によるものがほとんどでした。校長会議も沼南庁舎と各学校を結んでの会議、校長研修は講師(大阪)と市内各地域(9箇所)を結んでの研修でした。はじめは違和感があり、慣れるのが大変でしたが、今は何となく当たり前になっています。会議の途中で音声が途切れたり、画像が乱れたり等、回線不良が発生して中止ということもありました。その度に改善を図っての今です。きっと始めることで、次第に慣れていくはずです。今後のことを考えると「まずやってみること」を重視しました。日程や方法など、詳細については後日連絡させていただきます。きっと保護者の皆様の方が慣れていて、スムーズにいくことも多いでしょうね。その際にはぜひ、アドバイスをください。職員の中からは「どこを見ていいのか不安だな」「ドキドキするよね」「上手くいくかな」という声があがりました。そんな不安を払拭していくためにも、どうぞ協力をしていただければと思います。
 今日も気温が低く、昨夜から未明にかけて関東地方でも場所によっては積雪がありました。現在も降っているところもあります。今日の日中にかけて、この辺りでも雪になるかもしれません。となると明日の朝、路面の凍結による転倒や事故が心配です。特に歩道橋。くれぐれも気をつけるように子供たちには声かけをお願いします。

今日は「大寒」

 今日は「大寒」です。「大寒」という言葉、「大」は1年生、「寒」は3年生で学習する漢字ですが、「寒」の意味がわかるだけで、「『大きな寒さ』ものすごく、寒いんだ」という感じが伝わってきますね。今朝、外にいると地域の方から「今日は寒いですね」そんな言葉を何度かかけられました。季節を表す言葉は美しいのですが、やはり生活する上で、寒すぎるのはやはり辛いです。外の空気は冷たく、廊下も冷蔵庫状態、教室は換気のための風が吹き込んできて…と、学校は自宅とは違って十分に温かくはないかもしれません。それでも今日は十分な陽射しがあり、午前中は窓際にいるとポカポカとした暖かさが感じられる日になりました。
 昨日、メールでも連絡しましたが、富勢小でも児童が新型コロナウイルスに感染しました(今は体調も回復しています)。朝、それがわかり、保健所の指示に従って、児童の先週の様子を伝え、濃厚接触者の特定確認をしましたが、該当者(児童と教職員)はおらず、皆様にその旨、連絡をしました。きっと皆様もその一報に、心配をされたことでしょう。今日は朝から落ち着いて過ごすことができています。濃厚接触の該当者がいると、全体や学年、学級を休校しての追跡調査と検査が必要になります。その調査に必要な座席表や毎日の授業を含めた教育活動の記録も各学級の担任が準備しており、必要に応じて取り出せるようになっています。その時には保健所の指示に従って、感染拡大をできるだけ食い止めるように努めていくだけです。私たちも大変ですが、指示する側の保健所や治療にあたる医療機関はもっと大変です。そして該当児童や家族の心配もかなり大きいものがあるでしょう。このような状況になって思うことは、感染防止に努めることの大切さです。
○マスクを着用、手洗いの励行、密を避ける
○必要のない外出は控える。
○いつもと異なる体調の場合には、念のため自宅で休養する。
○お子様は健康体でも、同居の家族に不調の方がいれば、念のために自宅で休養する。
○お子様や同居の家族が濃厚接触者に該当したり、感染の疑いがあったりする場合には学校に連絡する。

 感染した場合は体調回復に努めなければなりませんが、濃厚接触者に特定されたり、家族の体調が悪かったりすれば、本人は健康体でもある程度の期間、欠席を余儀なくされます。大変ですが、感染拡大を防ぐためには仕方がありません。様々な状況に該当しても、該当しなくても、ここは当事者の立場に立って行動する必要があります。どうぞご理解とご協力をお願いします。

 「大寒」の話…「1年で最も寒さが厳しい頃だが、着実に春へと近づいている」と新聞には書かれていました。2月2日の立春を過ぎて3月に迫ってくれば身近に春を感じられるようになるでしょう。感染症もそうであってほしいと願います。

1月17日

 暖かかった昨日の16日とは違い、今日は冷たい1日ですね。予報は「曇り」とのことですが、時折顔を出す太陽も、すぐに雲に隠れてしまうのでより一層、寒さを感じます。
 今日は1月17日。26年前に阪神・淡路大震災が起こった日です。ニュースでは「あれから26年」という内容で、地震が発生した5時46分に、コロナ禍であっても祈りを捧げる人々の様子を伝えていました。この日が来るたびに思い出すのは、その当時、私は富勢東小の6年担任で、教室の子供たちと神戸の映像を映し出すテレビを無言で見ていたこと、そして神戸から転校してきた男児の、テレビを見ながらのなんとも言えない表情です。あの子たちも38歳になり、やはり26年の長さを感じます。そして2月末には息子と娘を連れて神戸に行ったことも思い出します。広い道路の端がズレていたり、プレハブ住宅があちこちにあったり、、シートで覆われた建物があったり、…被災地を目の当たりにしたことでした。今朝の映像では「26年たっても忘れない」「この日が来るたびに命の大切さを考えたい」と涙する人々の姿が映し出されていましたが、この光景もこれから先も変わらないでしょう。「私たちは今、亡くなった人たちの分まで生きている。コロナなんかに負けてはいられない」と力強く話す女性。とても勇気をいただいた気がします。
 「手洗い11回」という話を先日しました。15日の金曜日、数えてみました。9回。結構意識して過ごしたつもりですが、あと2回足りません。行動を変えるってそう簡単にはいきませんが、今はやらなくてはいけないときです。これを機会に、意識し続けようと思いました。
 感染者数がなかなか減りません。柏市からのメールで児童生徒の感染も結構増えてきていますよね。感染することは仕方がないことですが、感染を拡げないようにすることがやはり大事です。様々な感染防止策に取り組んでいますが、家庭内感染からの拡がりを避けることも大事なことです。そのために、
 ○児童本人に発熱やかぜ症状がある場合には自宅で休養する。
 ○同居の家族内に発熱やかぜ症状がある場合にも念のため、児童の登校は控える。
 ○同居の家族がPCR検査や濃厚接触者に該当した場合には学校に連絡する。

以上のことをお願いしています。どうぞご理解とご協力をお願いします。
 まだまだ寒い日が続きます。とにかく健康に留意してこの時期を乗り切っていきましょう!!

手洗いは1日、11回

 火曜日から始まった今週は“冷たい朝”の連続でした。出勤のため車に乗り込んでも、すぐには動かすことができません。フロントガラスが氷に覆われてしまっているからです。お湯をかけても、それが冷えて凍り付く…そんな朝から始まる1日は日中も気温は上がりません。でも昨日は違いましたね。朝も外に出た空気感が違いました。「今日はやっぱり暖かいかな」天気予報の情報を身をもって実感します。日中も比較的暖かく、校庭で行った体育から戻る、半袖半ズボンの子供たちの格好に違和感もなく「今日は暖かいよ」と嬉しそうでした。1月も中旬で、まだまだ寒い日は続きますが、ちょっと暖かい日を大事に過ごしながら乗り切りたいですね。
 「手洗いは1日、11回は必要」ようやく動かすことができた車に乗り、学校に向かう途中で聴いた、ラジオからの情報です。自分はどうかな、考えながら興味深く聴きました。必要な手洗い場面として、5つの場面をあげていました。
 ①トイレが済んだ後
 ②食事の前
 ③外出から戻ったとき
 ④外にある物を触ったとき
 ⑤咳やくしゃみをした後

 いかがでしょうか?1日、11回の手洗いはできていますか?5つの場面での手洗いはいかがですか?…場面で言うと、⑤は余り意識をしていなかった場面でした。でも指摘されると納得ですよね。気をつけたいと思います。回数については意識して数えたことはありませんが、「11回」という数、子供たちはどうでしょうか?登校すると子供たちは冷たい水にもかかわらず、まず手洗いをしています。トイレ、給食、休み時間、清掃、図書、体育、…これだけで8~9回、残りの2回はやはり、意識しないとできないかもしれません。それだけ今は意識をして生活を見直す時なんだ、と実感した情報でした。
 「千葉県で感染者最多」「感染急拡大」「感染列島 深刻」…と、まだまだため息が出る記事が新聞には並んでいます。そんな新聞ですが、「受験」の話題も多くありました。週末には共通テストもあり、小学生、中学生、高校生といよいよ受験シーズンが始まります。状況を考えると本当に大変な時期での受検なのですが、「頑張れよ!」と、いつも以上に多くの人の声援があると感じます。健康には十分配慮し、気持ちを整えて乗り越えて欲しいと思います。

校長室の話

 3連休の3日目です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
 緊急事態宣言が出されている中、人手が減少している報道や曜日別感染者数が最多など、やはり感染症の話題がどうしても多くなります。そんな中、昨日は寒波の影響による大雪のニュースがトップでした。高速道路や国道で車数百台が立ち往生、今朝になってもまだ100台近くが動けないままとのことです。昨年暮れに続いての大雪で、映像を見ているだけでも雪の多さと降った雪を取り除く方々の苦労が伝わってきます。こちらはといえば連日良い天気が続き、陽射しもあるのですが、空気は冷たいですよね。手袋をしていても朝晩は指先が痛くなるほどです。皆様の中にも日本海側で大雪に包まれている地方に、ご親戚やお知り合いの方がきっと多くいらっしゃるはずで、心配の連続だと思います。本当にお見舞い申し上げます。
 今日は校長室の話をします。120周年を迎える富勢小の校長は今までに39名が務め、私が40代目になります。校長室には初代(鈴木哲蔵先生)、2代(吉野正己先生)、6代(上田富彌先生)の3名の写真を除く、36名の歴代校長の写真が掲げられています。80周年、100周年の記念誌を見ても、この3名の写真はないので、探してもなかったのだと思います。その写真はA4サイズの大きさで額に入れられているのですが、もう掲げる場所がありません。「どうにかしなければ」と思いながら今に至ってしまいました。写真屋さんに相談し、考えた末に、初代から20代までの写真を小さくし、大きめの額に4名ずつ収めて掲示することにしました。これを機会に写真がない3名も額の中に名前だけは記載しようと思います。そうなると36名の額を取り外し、17名の写真を額から出さなければなりません。その作業を2学期末から冬休みにかけて行いました。
 歴代校長は2~4年勤務という方が多いのですが、長い方は10年という方もいました。日本の戦禍中である昭和20年前後は、11代から14代になるのですが、1年、2年ごとに交代という時代もありました。額から写真を取り出しながら、「戦禍の中、どんな思いで子供たちに接し、学校経営をされていたんだろう」そんな思いになりました。20代を過ぎると、私が知っている、小中学校にお世話になった方や教員になってお見かけした方もいるので懐かしさを感じながらの作業でした。額の中からはすき間を埋めるための新聞紙も出てきました。昭和50年の記載があります。「この頃に額を掲げたのかな…」45年ぶりの作業と実感しながら進めました。落とさないように、割らないように、写真を傷つけないようにと、どうしても慎重になりながら、時間のかかる作業でしたが、富勢小120年の歴史の一端に関われたような気がして、充実感もありました。今は17名の写真は写真屋さんに、21代から39代の写真額は校長室にある箱の中に収められています。
長年、その状態にしてあった物を動かすと「何かが起きる」って言いますよね。でも、昨年から学校の子供たちや保護者、教職員が負けずに立ち向かっている感染症のことを、歴代校長はきっと見ていてくださり、「よく頑張っている!これからも負けるなよ!」って励ましてくだくださると思います。
 明日は関東地方にも雪マークがあり、かなり冷え込むとのことです。登校する子供たちには十分に気をつけるように声かけしてください。また先日手紙でもお知らせしましたが、明日から、子供たちの多くが利用する布施入口交差点・歩道橋の動線が変わります。歩道橋の長い坂道を下って学校に向かうのではなく、途中で折り返す動線になります。教職員も着きますが、その点も声かけをお願いします。


 

宣言下の教育活動

 昨日から給食が始まりました。給食当番はフェイスシールドを着用し、配膳の準備をする子供たちは黙って順番を待ちます。調度準備の時間、校舎内を回りました。上級学年になるほど、緊張感を感じ、おしゃべりはありません。昨日発出された千葉県への「緊急事態宣言」を、きっと理解し、身近に感じているからでしょう。成長度合いが異なる1年生から6年生までが通う、小学校集団の一面を感じた場面でした。
 年が明けて感染者の数が一気に増える日々が続いています。昨年の11月、高学年の子供たちに感染防止について話した際には「市内感染者が500名」そんなことを取り上げたように思います。それが今は1000名を超えてしまいました。夕方になると「東京で2000名超、千葉も400名か…」そんなため息が漏れるようになりました。昨日、教育委員会からのメールもありましたが、緊急事態宣言を受けて、学校での感染防止対策をより一層強化し、教育活動の一部が制限されることとなりました。詳細については連休明けの12日(火)に手紙を配付します。
 ○同居の家族内で体調不良者がいる場合には、児童の登校もみ合わせるよう協力依頼。
 ○登校する児童の健康状態の確認
  ○音楽(合唱、合奏)、体育(密になる運動)、家庭(調理実習)における活動制限
 ○授業中のグループトークの制限
 ○学年や学級をまたぐ活動(委員会、クラブ、特設クラブ活動)の自粛

以上が主な内容です。
 「またか…」きっと子供たちはそう感じているに違いありませんが、それを態度に表さない姿に、私たち教職員は本当に励まされています。卒業を間近に控えた6年生にとっては小学校最後の3学期ですが、また我慢の日々が続きます。でもしっかりと受け止め、それが給食準備の際の様子につながっているのでしょう。そんな6年生から在校生は学べるはずです。小中学校では感染クラスターが発生していないことが、今回休校にならない理由だとありました。子供たちがマスク、手洗い、検温&カード提出、などの新しい生活様式を頑張っていることが大きな要因だと思います。今までのインフルエンザ感染の状況を思うに、集団生活をしている学校では一度感染するとあっと言う間に拡がることを私たちは経験しているだけに、感染防止策の大切さは特に重要であると感じます。今回特に制限はなかったのですが、土曜日、日曜日に学校施設を利用しているスポーツ団体の方にも、学校の現状を伝え、練習中の関わり方、昼食、練習量への配慮を依頼、児童の感染防止に努めていただくことをお願いしました。
 冬休みが終わり、今週は3日間の登校でした。「お兄ちゃんが熱を出して休んでいる」ということで早退した児童が数名いました。今回、「同居の家族内で体調不良者がいる場合には、児童の登校もみ合わせるよう協力依頼」という取組がありますが、集団生活をする学校ということを理解していただき、どうぞご協力ください。「感染防止は周囲への配慮から」ということも言われています。感染拡大の大きな流れを食い止めるに、個人の身近な取組がどれほど役に立つのか、という思いはありますが、「できることはそれしかない、それなら確実にできる!」と、自信を持って取り組んでいきましょう。今日から始まる3連休で、気持ちを整え、来週から新たな取組をしていきたいと思います。
                                                                

3学期が始まりました!

 昨日1月6日、寒いというか、とても冷える1日でした。それでも子供たちは元気に登校し、3学期が始まりました。「おはようございます!」元気な挨拶の中にあって、私の前で立ち止まり、「新年あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」そんなきちんとした挨拶をしてくれた子供たちも数名いて、子供たちから元気をもらう、挨拶は元気になることを実感しました。感染者が増加し、緊急事態宣言が本日発出されるという不安なスタートですが、今日のこと、これからのことに分けて考えると、昨日の3学期の初日は「○」ということでしょうか。
 始業式はオンラインによる形で実施、私も昨日の話はカメラを意識し、視線ができるだけ外れないように心がけながら話しましたが、子供たちにはどのように映ったのでしょうか?話は以下の内容です。
 箱根駅伝を見た人も多かったかもしれません。東京から箱根までトップで走ってきた創価大学が,箱根から東京までの帰り道でもずっとトップでしたが,残りあと少しというところで抜かれてしまいました。その場面,追い抜いた,やる気に満ちあふれた選手と,追い抜かれた苦しそうな選手の対照的な顔も,忘れることができない光景でした。
 その追い抜かれて2位になってしまった,創価大学の小野寺選手が翌日,「ごめんなさい。全部受け止めて,来年強くなって戻ってきます」という言葉を発信しました。今の自分をしっかりと見つめ,これを次につなげようとする強い決意が感じられ,強く印象に残った言葉です。箱根駅伝に出るためにはものすごい練習が必要です。「この苦しい練習をすれば必ず優勝する!」ことが前もってわかっていれば,どんなに苦しい練習も頑張れますよね。でもそんなことは誰にもわかりません。「もういいや,これでやめよう。サボってもいいや」と,練習中に小野寺選手も思ったかもしれません。そんな自分を受け止めて反省し,「ごめんなさい」と謝りながら,周りに宣言をしたんだと感じました。

 誰にでも思うようにいかないことはあります。大事なことは,そんな自分と向き合い,次への取組につなげること。小野寺選手の言葉から大きな勇気をもらいました。皆さんも,まずやってみて,それを次に生かしていくこと。そのためには踏み出す勇気が必要です。
  今日から始まる3学期ですが,感染する人の数はまだまだ多く,感染しないための取組は毎日,しなければなりません。また6年生にとっては小学校卒業に向かっての,そして1年生から5年生までは進級前の準備の日々であることも間違いありません。短いですが大事な時間だといって良いでしょう。6年生はこの3学期,心を込めて過ごしてください。そして1年生から5年生は,そんな6年生を見ながら大切に過ごしましょう。3学期は寒い日が続きますが,病気にならない取組と朝の,元気な挨拶,そしてみんなの笑顔をパワーにして,元気に過ごしていきましょうね!

 今朝も冷たい朝です。体調管理には十分に気をつけて毎日を過ごしたいものですね。

いよいよ始まります!

 年が明けてずっと好天が続いていますが、やはり朝夕の冷え込みは厳しいものがあります。1月、2月と寒さが本番になる中、明日からいよいよ3学期が始まりますが、子供たちの準備はどうでしょうか?まずは生活リズム。朝、決められた時間に起きて、やらなければいけないことをやる。それができないと、「できなかった!」とイライラする子供たち。それを見ている大人もイライラ…そんな光景が目に浮かぶのですが、いががでしょうか?6日と7日は授業が3時間で、昼前には下校となります。今日から3日間は慣れるための時間として、子供たちは意識してほしいですね。1年生は初めてですが、それ以外の学年は今までの経験があります。慣れること信じて、見守っていきたいと思います。
 「よし、明日から3学期だ」と気が引き締まる思いとは裏腹に、「1か月程度の緊急事態宣言の発出」というニュースには不安になりました。「学校の休校はしない」ということですが、感染者が多いという状況は変わらず、何らかの対応は求められるかもしれません。詳細については宣言が出された後、市教委からの指示があり、その上での取組となります。メール等での連絡となりますので、ご承知置きください。いずれにしても大事なことは以下のことです。
 ①毎朝の検温とカードへの記入&提出
 ②本人はもちろん、ご家族の体調不良がある場合には相談(念のための欠席も)
  ③マスクの着用(登下校時も)
  ④小まめな手洗い(3学期はうがいもセットで)
  ⑤おしゃべりを避ける・密を避ける

以上5点は、子供たちに、そして保護者の皆様に理解と協力をお願いするしかありません。今までずっと続けてきたお陰で、習慣づいてきた行動もあります。「いつまで続けるの?」という声には何とも応えることはできないのですが、一緒に頑張って、感染症を乗り越えたいと思います。保護者の皆様、どうぞよろしくお願いします。
 昨日が仕事始めで出勤しました。職員も数名出勤し、それぞれの準備にあたっていました。今日は前日、多くの職員が出勤し、明日からの準備にあたるでしょう。私が住む流山市は今日から3学期が始まるので、近くにある学校は夕方、暗くなっても教室や職員室には明かりがともり、先生方が準備をしている様子でした。寒さもあり、乾燥もあり、体調管理が難しい時季ですが、できることから続けていきたいと思います。コロナ禍における不安な時ですが、元気な子供たちの姿に励まされることは間違いありません。そんな子供たちに関われる喜びを感じながら、明日からまた頑張りたいと思います!

2021年のスタート

 新年 あけましておめでとうございます
 新しい年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆様、どのような新年をお迎えでしょうか?日本海側の広い地域では寒波による大雪、連日雪害のニュースが続いています。それに加えてコロナ禍ということもあり、故郷に帰省せず、こちらでお正月を迎えている方も多いことでしょう。二重の心配で、気をもむことが多いかもしれません。お見舞い申し上げます。関東地方はというと、この時季らしい冷え込みと冷たい風はあるものの、陽射しの暖かさが感じられる元日からの2日間でした。テレビを通して、富士山頂にかかる初日を拝みました。
 冬休みも後半に入り、9日目を迎えて子供たちはどのように過ごしていますか?年末のお手伝いに取り組むなど、家族の役割を果たしましたか?昨日までのところ、事故や事件に巻き込まれたという連絡は無く、ホッとする毎日を私は過ごしています。
 感染者数の増加、医療体制の崩壊など、暮れから新年にかけても収まる気配がなく、昨日は「緊急事態宣言を要請」というニュースが大きく取り上げられていました。「宣言でもしないと人の流れはとめられない」「医療体制維持のためには必要」「宣言しても変わらないことは多い」「経済の打撃を防ぐことが大事」と、街の意見は様々で、宣言下での生活を経験している分、人により受け止めは様々だということを実感しました。
 学校においても、新年を迎えてもしばらくは感染症防止対策も継続は欠かせないことは間違いありません。その上で考えなければいけないことはいくつかあります。まずは6日から始まる3学期の教育活動をどのようにすすめるのか、6年生の卒業に向けた行事や1年生から5年生までの進級に向けた行事の取組方、そして4月から始まる新年度に向けた教育活動の在り方など、切れ目のない教育活動を求められる学校を考えると、とても大切な3学期と言えます。昨年度、コロナ禍の教育活動に取り組んできた経験を活かすことができるという利点はあり、「どのように取り組んでいくか」の工夫は今年も必要です。子供たちの成長に必要なPTA活動の在り方についても、皆様の協力の下、昨年は様々な改革を行いました。実態を踏まえて「こうすれば良くなるだろう」という願いを新たな会則にまとめ、今年度末から運用していきます。役員の方を中心に、不具合は調整しながらより良い形をめざしていきますので、どうぞ注目し、協力をお願いしたいと思います。心配はまだまだ続きますが、「どのようにして取り組むのか」をワクワク感を持って考えて行きたいと思います。 
 今年は短い冬休みで、残すところ3日間です。子供たちにとって「今日までがお正月、明日からは3学期の準備」となれば良いですね。皆様、穏やかにお過ごしください。 

激動の1年の「小さな輝き」

 本当にいろいろとあった今年の1年が今日で終わります。1月だったでしょうか、「原因不明の肺炎」という報道があったことを何となく覚えています。その時は全く他人事でした。「今年はインフルエンザが少ない」そんな会話があったのは3学期が始まってからでしたが、それでも学校では当たり前に過ごしていました。そして2月。「新型コロナウイルス感染症」の話題が中心となり、緊急事態宣言から3月の一斉休校。「6年生を送る会」は何とか実施したものの、卒業式は?通知票は?修了式は?新学期は?と、次から次へと一気に不安が高まりました。そして新学期を迎えても休校の延長があり、学校再開、入学式は6月。分散登校、オンライン学習、新しい生活様式、3密回避、在宅勤務、…と、新たな言葉や取組も次から次へと登場し、本当に目まぐるしい日々が続きました。学校が再開されたとはいえ、今までとは違う教育活動の連続でした。修学旅行や林間学校、校外学習、運動会、音楽発表会などの校内行事の中止、対外的な柏市の行事も中止となりました。夏休みも短くなり、学校ではマスクをつけた生活が当たり前になりました。状況の変化とともに、「工夫してできることは実施する」という方針の下、日帰りの修学旅行、林間学校、各学年の校外学習の実施、懇談会、授業参観の実施にまでこぎ着けた気がします。そして今日は大晦日。今、思い出しても次から次へという目まぐるしい展開に、着いていくのがやっとであった気がします。
 こんな激動の毎日でしたが、この間、マスク生活をはじめとする多くの取組への子供たちの受け止めと、それを支えてくださった保護者の皆様の理解と協力はありがたく、ここまでの歩みの大きな原動力になりました。本当にありがとうございました。検温&カード提出の毎日、マスクを忘れてくる子はほとんどいません。「あっ、マスクをつけなければ」との気づきや黙って食べる給食、
手洗いや密を避ける意識など、子供たちは頑張って過ごしてきたと感心します。状況によって変更する校内行事に対し、「何で?」「連絡が遅いよ!」と、不満はきっとあったでしょう。にもかかわらず、皆様はとてもよく理解し、協力してくださいました。教職員にとっての大きな励みでした。
 今年の漢字は「密」とのことですが、私たち教職員にとっては「考」かもしれません。3月末に異動があり、1/3の職員が入れ替わりましたが、異動者の「慣れる」ことは各自に任され、休校対応に追われました。授業をはじめとした教育活動を「どう取り組んだら良いのか?」、子供たちと関わりながら「何が不安なのか?」「どうすれば楽しくなるのか?」今までのことが通用しない状況は工夫した新たな取組が求められました。「考える時間は多かったな」振り返ると思います。今朝の新聞に「惜しむというよりも忘れたい。例年にもまして痛感する年である。~しかし、思うに任せなかった1年のなかに小さな輝きを探してみたくなる」(朝日新聞)とありました。大変な年でしたが、子供たちの頑張り、保護者の皆様の支援、そして教職員の工夫は大きな「力」となり、まさに「小さな輝き」であると思います。
  1年間、ご理解とご協力をありがとうございました。
  皆様、良い年をお迎えください!

いよいよ今年も今日と明日

 今年も今日と明日の2日となりました。近所の家や店頭には松飾りも備えられて、お正月ムードが高まっています。25日で2学期が終わり、冬休みに入った子供たちですが、どのように過ごしていますか?ゲームばかりではなく、家庭の仕事を手伝っていますか?…比較的、暖かな日が続いて(日中はですが…)いますが、寒波がきて、これからは寒くなるとのこと。休みに入り4日が過ぎましたが、事故等の連絡もなく、楽しい冬休みを過ごしているんだろうなと思います。
 富勢小の職員の出身地は結構、全国に広がっています。南は九州・沖縄、北は岩手、宮城…。今年は感染症の影響で故郷でゆったり、とはいかないかもしれません。それでもきっと新たな楽しみ方を考えて、工夫しながら過ごし、たっぷりと充電していることでしょう。昨年度末の3月からこの1年、様々な感染防止策をとってきました。子供たちの教育活動の中ではもちろんですが、会議や給食終了後の職員だけの昼食でも今までとは違う形を取り、50名が集まる場をできる限り避けてきました。接触する機会がなくなり、中々会話が弾まないこともあるはずです。少しでもそんな場を和ませようと、2学期最終日には「宝探し」というイベントを職員が考えてくれました。各職員がプレゼントを準備し、職員室に並べます。幹事学年が使用済み封筒に「数字カード」を入れたものを用意し、校舎内に隠しました。それを時間制限内に職員が探します。そして数字カード順にプレゼントをとっていくのです。わずか30分ほどの時間でしたが、カード入りの宝探しに夢中になり、プレゼントに歓喜しながら楽しい時間を過ごしました。これも今までにない新しい形です。ベテランから若手までの職員が勤務する富勢小ですが、学期末にはそれぞれが学期を振り返り、来学期につなげていくと言うことをしています。若年層職員の「2学期の反省」を先日、読みました。
○(面談で涙する保護者から)いろんな葛藤や苦しみがある。保護者の想いや苦しみ、葛藤を少しでも理解して、一緒に同じ方向を向くことが大事だ。
○(子供との関わりから)「心配だから見に行くね」「大丈夫だから来ないで」⇒「頑張っている姿を見に行く」「うん!見てね!」伝え方に気をつけよう。 
○子供たちは本当によく頑張っていた。たくさん認めたり、ほめたりできるところが私の良さ。そこは3学期も大事にしていきたい。

 「毎日の勤務で、子供たちからよく学んでいるなあ」読んでいてとても嬉しくなりました。子供たちと関わる教員の仕事の良さは、関わる子供たちからたくさん学べることであり、それを「学び」と感じ取り、それを次に活かしていけるかが問われます。そんな姿勢であれば、痛みもわかるし、ほめることもできると思います。こんな職員と一緒に仕事をしていることを誇りに思いました。

2学期が終了

 昨日で2学期が終了しました。8月24日から始まり、子供たちは86日間、学校に通いました。「様々な行事があり、1年間で一番長い2学期」から行事がなくなり、「一番長い」だけが残ってしまった2学期でした。それでも毎日の検温、マスク着用、そして手洗い、密にならない行動と、子供たち自身の頑張りと保護者の皆様の理解と協力のお陰で、校外学習、修学旅行、林間学校、そして懇談会、授業参観と、十分ではなかったかもしれませんが、その時の状況に応じた取組を実施することができました。お子様だけではなく、家族間の体調にも関心を寄せ、「どうしたらよいか?」「念のために休ませる」という内容の電話は多く、感染を拡げないための行動は本当に助かりました。保護者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 昨日はそれまでに比べて暖かかったこともあり、もちろん「明日から冬休みだ!」という嬉しさもあり、子供たちの出足は早く、表情もニコニコ顔でした。いつもは8時過ぎ登校の2年男児も、早々と通過、私の顔を見て「今日は早いでしょ!」と目で訴えてきました。「先生、サンタさん、来たよ」そんな声かけをしてきた子も数名いて、「プレゼントは何?」と尋ねると、「○×▲□※…」という私には意味不明なゲーム機器の名前を嬉しそうに返してきました。
 昨日の終業式は各教室と校長室を結んだオンラインで実施。話している際、どこに視線を置いて良いのか、まだまだ慣れませんが、話をした私が教室を回り、姿を見せると、「画面に映っていた先生が来た!」そんな風に驚く子供たちも、慣れるまでにはもうちょいのようです。昨日、子供たちには感染症の影響で今までとは違うことができ、自分のプラスになったこと「読書」を取り上げて話しました。
 読んだ本から学んだことは多いのですが、その中で特に印象に残ったのは「長所も伸ばせば短所も伸びる」という言葉です。長所は「自分の良いところ=好きな部分」、短所は「自分の悪いところ=嫌な部分」です。好きな部分は見せたいし、嫌な部分は見せたくないですよね。よく聞くのは「短所は減らして、長所を伸ばす」ですが、両方とも「伸びる」と言うんです。その本では人間を1本の木に例えていて、美しい花が咲く枝の部分は「見せたい部分」とし、土に中の根っこは「見せたくない部分」としていて、その2つが必ずセットでペアになっているんです。「見せたくない」根っこを切ってしまったら、木は生きていけません。人間も同じで、見せたくない、嫌な部分があることは、ペアで必ず見せたい部分、素晴らしいものがあるということです。「見せたくない自分をしっかりと知って、良いところをどんどん伸ばしていく」そんな考えを学びました。皆さんにもぜひ、忘れないでほしいと思います。2学期最終日の今日は、自分の良いところと悪いところを振り返る日にしてくださいね。
 毎日の授業でも、振り返る場面は大切な時間です。通知票はありませんが、ぜひ振り返る時間を作っていただき、良い点、悪い点を踏まえた上で、良い点を更に伸ばす希望を持たせていただければと思います。
 今日から11日間の冬休みに入ります。「自分の命は自分で守る」ことを子供たちにはお願いしました。感染症の影響が大きい年末年始になりますが、子供たちの意識はそれほど高くないかもしれません。「まあいいか」が大きな事故につながります。交通事故や不審者等による事件、そして子供たちが今、手にしているプレゼントやお年玉を巡るトラブルなど、気をつけたいことは結構あります。ぜひ声かけしていただき、楽しい休みを過ごしてほしいと思います。また感染症に関するお願いもあります。何かあればメールを通じてご連絡ください。

バイキング給食

 「12月ってこんなに寒かったかな…」そう思う日が今週は続いています。21日は冬至でしたが、まさに冬を実感しています。朝、子供たちが登校する横断歩道に向かう際の必需品に、手袋とネックウォーマーが欠かせなくなっています。今年はずっとマスクをつけていますが、夏は肌に密着している部分が汗で濡れてしまいましたが、今は吐く息で中央部分が濡れてしまい、学校に戻ると交換する毎日です。新しい生活様式故の新たな発見です。
 今週は2学期最終週。21日(月)に給食が終了し、昨日は6年生の「バイキング給食」を実施しました。「わかめおにぎり、チキンピラフ、揚げパン、ロールパン、ユーリンチー、ハンバーグ、魚のふわふわ揚げ、ほっけの塩こうじ焼き、切り干し大根煮、あらしあえ、ご汁、ぶどうゼリー、抹茶マフィン、フルーツポンチ、オレンジ、リンゴ、牛乳」がメニューで、子供たちは事前にそれぞれの種類毎に選んだものをとり、食べました。いつもの給食ならば、配膳台の上に食器からメニューもすべてのってしまいますが、昨日はそうはいかないので、廊下にある食器をとり、配膳台と机の上にのせられたメニューの中から、自分が選んだ物をとって自席に戻るという流れです。「コロナ禍のバイキングは実施できるのか」と、いろいろと悩み、協議をしました。教室内の机は向き合わせて班にし、それぞれの机には飛沫防止ガードをつけました。机の並べ方については事前に子供たちに協力してもらい、実際に並べて確認をしました。自分の選んだ物を取りに行く際も距離を確保し、時間をかけました。例年とは違い、カップやラップに包まれた物が多く、一つ一つに手間がかかっています。そんな準備をしてのバイキング給食でした。6年生にしかできないことを改めて実感しました。「小学校最後の2学期が終わる」ことを、子供たちに味わわせることができたのではないでしょうか。
 飛沫防止ガードで隔離されたような子供たちですが、仲間が持つお盆に、所狭しに並んだ食材と目の前に見える友だちの表情が嬉しくてやはり興奮します。ついおしゃべりも弾んでしまいました。さあ喫食。さすが6年生、食べるのに夢中!ということもあったでしょうが、今まで続けてきた「黙って食べる」ことに徹していました。でも表情は嬉しそう。ガード越しに友だちと目を合わせる光景が見られました。このような子供たちの様子に、私も嬉しくなりました。
 今日は23日。本来なら終業式でしたが、今週いっぱい子供たちの登校は続きます。クリスマスイブもクリスマスも登校する中、迎えることになりますが、子供たちの話題にそんなこともあがるのではないでしょうか。冬休み入りが延びても、粛々と受け止めている子供たちから元気をもらいます。2学期も残すところ3日間、今日から全ての学年が11時半の下校になります。下校後の時間が長いと、交通事故をはじめとする“思わぬ事故”が心配です。「自分の命は自分で守る」意識に触れながら、ぜひ子供たちに声かけをお願いします。1人1人ができることをして、楽しい冬休みを迎えたいですね!

2学期も残り1週間

 今週は本当に寒い日が続きました。連日報道された関越自動車道での2000台に及ぶ車の滞留には驚きました。高速道路とは思えない雪の量で、例年の7倍とか。寒さ、冷たさが伝わってきます。3日間に渡って寒さの中、車中で過ごした方々を思うと、心痛な思いになりました。そんな中で、高速道路周辺住民が雪を固めて道を作り、滞留に巻き込まれた方を食堂に招いたり、自衛隊が食料やガソリンを配給したりと、閉じ込められた方々のために働きかける光景にはホッとさせられました。
 今週は15日の火曜日から始まり、4日間でしたが、寒さの中、子供たちは頑張りました。「本当に寒いね」と声かけすると「雪が降って欲しいなあ」とは子供たち。連日、雪かきに追われる雪国の人にとっては不謹慎な発言かもしれませんね。でもそんな寒さを気にするのは朝だけで、教室に入り、活動が始まると元気に過ごす子供たちです。そんな子供たちから元気と温かさをもらいながらこの1週間を過ごしました。
 先週の土曜日に実施した1日参観、あの時の暖かな陽気が遠い昔のようですね。その参観日について、「『各家庭1名の参観』ということだったのに、複数名で参観していた方がいた。注意して欲しい。改善を図って欲しい」というご指摘を何件かいただきました。このご指摘から考えたことがあります。感染症の影響がまだまだあり、不明な部分が多くある状況での授業参観開催はあれこれ考えた末の実施でした。「いつものような参観であれば、教室に入らないとなると廊下は混雑。ならば各家庭1名でのお願い」となりましたが、それでも混雑の想定は当日もありました。当日、校舎内を数回回りましたが、混雑という状況にはならず、皆様が整然と参観していただいている光景が見られました。校庭はどうであったか。「外だからまあ良いだろう」ご指摘のように、複数名で来られた方もいたかもしれませんが、私たちとしては「各家庭1名」をチェックすることはしませんでした。「少しでも学校内で活動する子供たちの様子を見ることで、皆様に安心感と関心を持っていただき、今後につなげていく」目的の下、多くの皆様が「自分だけは良いだろう」とはならずに「各家庭1名」を守っていただけたからこそ、スムーズに実施できたと考えています。まずこの点は皆様に感謝したいと思います。その上でのことですが、「なぜ1名なのか?」という点について共有することに努めることが必要であったかもしれません。今回は「少しでも減らして、実施を優先」しました。「本当に1名かどうかチェックが必要」なのかもしれませんが、今回は皆様に協力していただけるようお願いに努めるのみとしました。「それでもチェックを」となるならば、今後、皆様も交えて協議していきたいと思います。
 感染者が増える傾向に気が重くなる日が続いています。柏市内でも児童が感染という情報がありました。引き続いての毎日の健康管理や感染防止対策、そして本人の体調が悪ければ休養する、家族間で異常があれば様子を見るなど、念のための行動へのご理解とご協力をぜひお願いします。心配なことがあればご相談ください。

ありがとうございました!

 昨日は思わぬ好天の下、授業参観を実施できました。各家庭1名、マスク着用、廊下からの参観、通行規制と、保護者の皆様にはお願いをし、協力していただきながらの1日でした。入れ替わり立ち替わりで何かと慌ただしい1日であったと思います。ご協力、そしてご参観、ありがとうございました。各学年1時間の学年活動をはさみながらの1日、今年度も残り4か月を切って教育活動に取り組む子供たちの様子はいかがだったでしょうか?マスクをしての発表場面もいくつかありましたが、聞こうとしないと確実に聞き取れません。はっきりと話したり、しっかりと聞き取ろうとしたり、そんなことを求めている授業を普段から心がけています。
 学年活動は4年生だけが体育館、本来なら感覚をあけながら全員でのリコーダー演奏を予定していたのですが、感染リスクを考えて映像による披露となりました。後の5学年は校庭での展開。雨と寒さが今朝まで心配でしたが、太陽が顔を出す時間が予想以上に多く、予期せぬポカポカ陽気で、子供たちの運動ぶりに活気を感じました。「運動会ごっこ」「ミニ運動会」と称して、今年実施できなかった運動会を意識したり、体育で取り組んだ短縄跳びや長縄跳び、リレーに取り組んだり、大きな声を出すことは控えてきたのですが、今日はつい、マスクをしながらの歓声と声援が校庭に響いていました。3時間目は1年生が、6時間目は6年生が、同じ曲で踊りながらの玉入れに挑戦!1年生は、夢中になって踊るそのかわいらしさに思わず笑顔になり、6年生は、大きな身体でダイナミックに踊ったり、恥ずかしそうに踊ったり、その成長ぶりに笑いと共に笑顔になり、両方を目の当たりにして大いに楽しみました。6年生は運動会を意識し、運営をしながらの演技でしたが、椅子を出しての応援席設営もあり、まさにミニ運動会。閉会式が本来の運動会での閉会式時間と重なり、この日の1日参観を締めくくるのにふさわしい終わり方でした。子供たちの満足感も予想以上で、教室に戻った子供たちには弾ける笑顔があふれていたとのことです。
 「学校で子供たちはどのように活動しているんだろう」そんな不安が多くの保護者の皆様にあったはずです。授業風景を見ていただき、少しは安心していただけたのではないでしょうか。後はいつもお願いしていることですが、気になることや心配なことがあれば、連絡していただき、連携をとっていきながら子供たちの成長を支えていきたいと思います。感染症の拡大傾向も続き、安心できない状況は変わりません。引き続き、感染防止策への協力をしていただき、リスクを下げながら教育活動を進めていきますので、どうぞよろしくお願いします。
 14日(月)は振替休業日です。今週は平年並みの寒さになるとのこと。暖かな日を身体がしっかりと覚えているだけに、寒さはきっと辛いでしょう。感染症に加えて風邪と、気を遣うことは多くなりますが、子供たちと共に乗り越えていきたいと思います!

明日は“1日授業参観”

 新型コロナウイルスへの不安が中々、減ることがありません。千葉県の感染者数が「最多」とのこと。柏市での感染者数も気がついたらすでに700名を超えています。「今は感染してもしかたない」ことはわかっていても、連日の感染者数の多さに、不安が増すばかりです。柏市内の学校でも、感染する児童生徒が増えてきたのかなあと感じます。このような状況でも学校では感染防止策をとって、できる活動を工夫して行っています。“新しい生活様式”の中の学校生活ですが、子供たちはマスク着用や手洗いへの取組は本当によく頑張っています。
 明日の土曜日は「1日授業参観」を実施します。詳細は先日配付した手紙をご覧ください。教室には入らず、廊下から短時間の参観をお願いしたため、本日、教室後方の扉を外して透明なビニールシートを吊し、子供たちの様子が見やすくなるように工夫しました。明日の参観は夕方にメールを流しましたが、「お願い」の多い参観日です。感染症の現状を憂慮し、10日には市教委から「学級や学年をまたいだ活動は控えるように」との通知文があり、学年活動の一部を見直しましたが、概ね予定通り実施します。天気予報は「曇り時々晴れ」とのこと。数日前は傘マークがあった予報もあったので、天候は回復していて、校庭での活動は実施できそうです。体調は万全で!、各家庭1名、マスク着用、通行制限、「静かに…」、…と、今までとは異なる参観ですが、学校内での感染、そして濃厚接触者数を減らすためにも、ご理解とご協力をお願いします。明日の最高気温は13~15℃とのこと。廊下や体育館はかなり冷えるかと思います。防寒対策も万全にしてお出かけください。どうぞよろしくお願いします!


 

“夢”の実現に向けて

 延期になっていた高学年児童対象の創立記念・芸術鑑賞会を昨日、実施しました。内容は富勢小出身のソプラノ歌手、横山和美さんによるオペラ演奏会です。横山さんは今から20年前、ちょうど創立100周年を迎えた頃の学校に在籍して、様々なイベントに参加したことを覚えていました。校長室にある航空写真への参加や玄関前のモニュメント設置時のことなど、当時の様子を伺うことができました。また思わぬ再会も。そのモニュメントの制作者は、前回紹介した玄関設置の冬のイルミネーションの設置者である図工専科・鈴木教諭ですが、横山さんが在籍当時にも富勢小に勤務していて、図工の授業を受けたとのこと。また昨日の演奏会でピアノ伴奏をしていただいたのは横山さんのお母様でしたが、子供たちへのピアノ指導もされていて、たくさんの子供たちもお世話になっています。そんな深い縁で結ばれた中での昨日のオペラ演奏会、50分、9曲の演奏でしたが、横山さんの美しい声量とわかりやすい説明、そして何よりも富勢小の先輩!ということもあって、子供たちはしっかりと聴き入っていて感心しました。
 「ただ歌うだけでなく、演じながら歌うのがオペラ。1ステージ終えると2~3㎏、体重が減ることも」そんな説明で始まった演奏会。「ロミオとジュリエット」「エーデルワイス」「蝶々夫人」など、フランス語やイタリア語のオペラの曲でしたが、子供たちにとって身近な曲もありました。それに加えて「竹とんぼ」「赤とんぼ」の日本の歌も、美しい日本語で歌われて心に染みいったようです。音楽専科・淺野教諭によると、この日の演奏会のために6年生には授業で取り上げたとのこと。曲を紹介したり、普段歌っている曲をオペラ風に歌ってみたり…。これも演奏会に臨む子供たちの興味関心を高めたはずです。横山さんが「授業で教わった?」との問いかけに、「習いました!」そんな子供たちとのやりとりもありました。決して身体が大きいわけでもない横山さん、「何であんなに大きな声、それも美しい声がでるんだろう?」「身体を動かしながらも、変わらない歌声。それもいつも表情豊かに。なんでできるんだろう?」子供たちの思いが伝わってきます。お礼の言葉を伝えた6年生も、「美しい歌声」を強調し、ただただ「良かった」と、貴重な時間を過ごせた嬉しさを伝えていました。
 120周年行事で取り組んだことの中に記念誌作成がありますが、この中で子供たちが記したのは“夢”。音楽一家の中で育った横山さんの夢は「オペラ歌手」だったとのこと。昨日の演奏会の中でも子供たちに直接、伝えていました。「夢を実現するってステキだよ!」そんなメッセージが昨日の演奏会には込められていた気がします。今から30年後、富勢小は創立150周年を迎えます。その時の記念誌には「30年前には新型コロナウイルス感染症が流行ったが、富勢小の子供たちは5、6年生中心に工夫をしながら活動して、毎日を元気に過ごした。“夢の実現”に向けたオペラ演奏会も実施」と記載されるかもしれません。その頃の子供たちは40歳代、きっと夢を実現して、横山さんみたいに活躍している人も多いことでしょう。そんなことを思いながら演奏会に参加し、聴き入る子供たちの様子を見ることができた、とても貴重な時間でした。
 昨日の演奏会やすでに実施した1~4年生のイベント実施にあたってはPTAの本部役員さんを通じて PTA組織の大きな援助をいただきました。本当にありがとうございました!

子供たちの“あこがれの人”は・・・

 日中、今の時季にしては暖かい日が続いています。「11月並みの陽気」というお天気キャスターの表現も多く聞きますが、先週の土曜日のような寒い日もあって、寒暖の差が体調不良につながらないように気をつけなくてはいけないですね。昨日、帰宅途中に寄ったコンビニエンスストアで、お菓子が詰まったクリスマスブーツが並べられているのを発見!「へーっ、もうそんな時季なんだ」という思いになりました。考えてみれば12月も中旬に入ります。冬休み、クリスマスが近くなっているので今までは当たり前のことではあったはずなのに、今年は感染症の影響と暖かさもあって、季節感を味わいにくくなっているんでしょう。昨日のクリスマスブーツに年末近しを実感させられました。今、職員玄関にはクリスマスツリーならぬ、冬のイルミネーションが飾られています。図工専科の鈴木教諭による作品です。「季節感を味わってほしい、心を和ませてほしい」という願いを込めて設置してくれました。初めて目にした子供たちの様子は校長室にいても感じられ、きっと子供たちを和ませてくれているはずです。今週末の授業参観の折に、ぜひご覧ください。
 昨日の朝は読書タイムで、「おはなしのへや」の皆さんによる読み聞かせがありました。しいの木、すまいるの子供たちは1か所に集まって、絵本を見ながら夢中の様子。教室を覗くのにも思わず、途切れさせないようスローになってしまいました。そんな中、1年生の教室では5年生の子供が読み聞かせをしていました。子供司書の子供たちです。読み終わって拍手をもらい、廊下に出ると「フーっ」と一息。「もう無理だ~」そんな声も漏れました。とても緊張した様子で、後悔しきりです。それでも真剣に聞いてくれた1年生にホッとし、練習を繰り返してきた上での今日であったため、それなりの達成感も味わえたようです。その場でちょっとした振り返りをして、満足した表情で教室に戻っていきました。きっとこの子達、朝から充実した1日を過ごせたことでしょうね。私はこの子達の頑張りに和まされました。
 先週の新聞記事に「小学生 あこがれの人」アンケートが掲載されていました。ベスト10の中に、第1位の「竈門炭次郎」をはじめとした『鬼滅の刃』から7人も入っていて、その人気ぶりには驚きます。それにしても7人の名前にある漢字の難しさにはビックリ!ルビはふってあるので読むことはできるんでしょうが、ずっと見ているとこの文字に興味を持ち、意味や書き方も身についちゃうんだろうな…そんなことを考えてしまいました。7人以外の3人はと言うと、「2位 お母さん」「4位 先生」「5位 お父さん」。正直、4位に「先生」というのはやはり、嬉しいですね。「あこがれの人」を選ぶ理由として子供たちは、「力を合わせて立ち向かう」「困った時に助けられる」ということをあげています。お母さんもお父さんも先生も、子供たちにとっては「身近な人」。身近にいる人を子供たちはしっかりと見ていると言うことでしょう。でも「力を合わせてほしいなあ」「助けてほしいなあ」という、現実には叶わない子供たちの願望と言うこともあるかもしれません。ベスト10に選ばれた者として、喜びつつ、しっかりと受け止める必要があります。『鬼滅の刃』キャラクターのようにかっこよく、気持ちよくとは行きませんが、身近にいる者として「子供たちの力になる存在」であり、子供たちを支えていきたいですね。ある研修会でも教員でない方が、このアンケートをとりあげて「先生にあこがれる子供たちの思い」について話していました。「子供にあこがれを持たれる“先生”という仕事は素晴らしいですね。そんな職に就いている先生たちには自信と誇りを持ってほしい」本当にそうですね。地道な仕事ではあるけれど、子供たちの未来のためにやるべきことを確実にやっていこうと、話を聞きながら思いました。

小春日の一日

 朝の空気はやはり冬。一枚多く着込み、手袋して外へ…でも昨日の朝は一昨日までとは違いました。いつも私が立つ横断歩道では運動場側に太陽があり、陽射しを浴びることができます。昨日はその陽射しが暖かい!寒いからこそ、余計にそう感じます。昨日はそんな小春日の一日でした。
 どんなに寒くても校庭に出て、遊ぶときは遊ぶ子供たちですが、やはり暖かな日は感じるようです。昨日の休み時間は校庭に子供たちの笑顔が弾けました。今年は一斉に校庭に出ることはできず、分散の休み時間ですが、昨日は午前も午後も、暖かさは均等だったようです。校長室の目の前には鉄棒があります。体育で取り組んでいることもあり、結構人気の場所です。昨日も1年生が何人も鉄棒練習に取り組んでいて、「あっ、校長先生だ!」と言いながら何度も手を振ってくれました。仕事の手が止まり、その様子に見入ってしまいます。昨日の昼は、担任教諭も子供たちと一緒になって遊ぶ光景が目立ちました。25代校長を務められた染谷先生から「先生は子供とよく遊ぶね」と声をかけられたことを思いまします。当時はまだ20歳代で、「今の自分でも子供と遊ぶことならできる」と、夢中になっていたかもしれません。でも教室から出て、一緒に遊ぶことはとても大切です。体育の時間も、積極的に体操服になり、走ったり、跳んだり、ボールを蹴ったり、鉄棒したりと、子供たちの元気な姿が見られました。
 昨日の朝のことです。6年生男児が慌てた様子で正門から自宅に向かい走り出してきました。何か忘れ物をして、取りに戻る様子だということはわかります。ちょうど登校してきた同じクラスの子もいて「どうした?何があった?」と声かけすると、「筆箱忘れた!」とのこと。「忘れ物は取りに帰らない」ことはきまりとしてあり、そのことはその子も十分にわかってはいるはずです。「大丈夫だよ。書く物はいくらでもある、貸すよ」「私の物を使いなよ」と同級生も言ってくれました。その子もわかってくれたようで、渋々教室へもどります。その後、5分ほどたち、私が学校に向かって歩いていると、正門にその男児と声かけしてくれた同級生が正門付近に出てきました。「先生、あった!ランドセルのポケットに入っていた!」と、手にした筆箱を振りながら声かけしてくれました。何て素直で、さわやかで、そして優しいんでしょう。私を気遣って「知らせに行かなきゃ」と、それも2人で来てくれたんだと思います。「きっと慌てて戻った家にもなく、もっと焦って事故に…。そうならなくて良かったよな」と言うと、素直にうなずく男児。私は正直、「きまりだから」と、きまりを持ち出さなくて良かったと思いました。「きまり」よりも「思い」を伝えることは大事、と実感しました。これも小春日の一日に加えて、心に残った出来事でした。
 1週間後は土曜参観を実施します。予報では晴れで気温は14℃という予報が出ていて、昨日の気温は15℃前後なので、昨日みたいな一日ならば最高です。感染症の落ち着いた状況と暖かな一日を願いつつ、過ごしたいと思います。

12月、冬到来!

 「12月になってしまいました!」今年はいつも以上にそんな感じですね。暖かかな日が続いていた先月だっただけに、ここ数日の寒さは身体にこたえます。一昨日は「雪でも降ってくるかな…」そんな陽気でしたし、昨日も思ったより陽射しはなく、朝から寒さを実感しながらの一日でした。子供たちはというと、やっぱり元気です!12日に予定している授業参観では「学年活動」として体育的な活動を考えていますが、昨日は3年生と6年生が校庭で練習をしていました。“当日のお楽しみ”ということで、ここでは余り内容は紹介しませんが、3年生の全員リレーでは子供たちの歓声と懸命に半周を走る姿に目が釘付けになりました。コロナ禍にあって集まっての活動が実施できない今年、3年生は1,2年生でやったことを思い出しながら、その活動を楽しんでいるように思いました。陽射しもなく、寒い午後でしたが、3年生の元気な姿と成長ぶりを感じました。
 先月の26日、市内の校長が集まり、研修会を実施しました。本来なら全員が1か所に集まって講師の話を聞く形ですが、今年はオンラインによる研修で、講師は大阪の自宅から、校長は市内9か所に集まっての研修でした。講師は大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子先生です。数年前、映画『みんなの学校』で取り上げられた学校で、子供たちと木村校長をはじめとした教職員との関わりの様子を記録した内容の映画です。当時、私も見に行き、以来、木村先生の考え方に少なからず、影響を受けています。校長職を退職された木村先生は現在、講演活動や執筆活動に精力的にあたられており、この日も画像を通じてではあっても、「子供たちを大事に!」という熱い思いがひしひしと伝わってくる、とても有意義な時間になりました。
 「『ふつうの子』なんて、どこにもいない」という木村先生の著書がありますが、今日はその中の一部を紹介します。大空小のあるクラスに、思い通りにならないことがあると教室で暴れてしまう子がいました。
「周りの子供たちは、そういった友だちの事情をなんとなく感じるものなんです。彼が暴れそうだなという気配を感じると、みんなが一斉に机をパーッと移動させて彼から離れます。
『冷たいな、なんで離れるんねん』
思わずそう言ったら、みんながなんて言ったと思います?
『校長先生わかってへんねんな。あいつの顔見てみ。もうそろそろ暴れるで』って。
『暴れたらな、机倒すやろ、筆箱飛んでくるで。あいつ、今困ってるやろ。困ってるあいつが飛ばした物で俺らが怪我したら、余計にあいつが困るやろ』
これが周りが育つということです。彼は困っている。困っている彼にはどうしたらよいのか。本来なら私たちが教えないといけない側なんですが、それを教えてくれたのは、彼と1年生の頃から一緒にいた周りの子供たちでした。」

 子供たちは授業や学級活動を通して、教員からだけではなく、子供同士から学ぶこともあり、教員も子供からの学びも少なくないと言うことです。多様性を受け入れることは今求められていることですが、それは決して簡単ではありません。何を目標として、どうのよな手立てをとりながら取り組んでいくのか、結果を急がずにじっくり、しっかりと取り組む必要があると思います。子供たちが集団で生活をする学校の1日は様々なことがありますが、それはたくさんの学びがあると言うことです。私たち教職員はそのことをしっかりと受け止めて、子供たちに関わっていきたいと思います。
 今日の陽射しは朝から暖かさを感じます。今日は金曜日、気持ちよく、頑張れそうです! 

おみそ汁をおいしく飲もう!

 今日は本当に寒かったですね。「冬らしくなってきた」とは朝の番組での話。気温は5℃以下で、6年生が先日出かけた日光は、今頃はもっと寒く、奥日光の湯の湖では氷もはったかもしれません。登校指導には思わず手袋をしていきました。子供たちの装いも冬。中学生はマフラーを巻いての登校でした。これから日に日に朝晩の冷え込みは厳しくなっていきます。ポケットに手を入れての登校にならないよう、手袋をするなどの安全対策も必要になってきます。今日で11月も終わり、明日からはいよいよ12月になります。
 富勢小の給食担当は中山栄養教諭です。この中山栄養教諭による「おみそ汁を美味しく飲もうキャンペーン」を11月に実施しました。「給食で5種類の出汁の味噌汁を子供たちに提供し、どの出汁の味噌汁が一番美味しいのか、学級で投票する」という取組で、中に入れる具は5,6年生の給食委員会で決めました。これだけで何だかワクワクしますよね。
  ・2日…さばぶし(4.1)   ・6日…かつおぶし(4.30)   ・10日…にぼし(4.32)  ・13日…干ししいたけ(3.77)   ・19日…あごだし(4.88)
結構、子供たちの関心は高く、その日を楽しみにしていたとのことです。もちろん各学級の担任教諭の後押しもありました。結果は以上のように「あごだし」が1番人気。給食を通じて「あご」が「トビウオ」であることを知った子も多かったようです。
 中山栄養教諭は「6月からいつもと違う給食が始まり、楽しみながらの『会食』ということができずにただ食べるだけ。何とか楽しむことはできないだろうか」という思いからの取組とのこと。出汁は5年生の家庭科でも取り上げていて、昨年も子供たちにとっては関心の高い授業でした。そんなことをきっかけとした今回の取組はとても素晴らしいと思います。 まさに「ピンチをチャンスに!」した取組です。1階職員室の廊下側掲示板に取組の様子が紹介されていますので、機会があればご覧ください。
 その掲示板には「和食のおいしさの土台は『だし』なのよ!」とも添えられています。「家でもいくつかの出汁を使ってみてよ」というリクエストがあるかもしれません。ぜひ挑戦してみていただき、話題にしていただければ」と思います。

子供たちへのお願い

 今週、学校にちょっとした“変化”がありました。気がつかない場合もあるかもしれません。一方で言われてみれば大きな変化かもしれません。実は体育館東側の敷地(教職員の駐車場として利用)にあるサクラとケヤキの木を切りました。結構大きな2本の樹木なので、高所作業車のクレーンによる、数日かけての作業でした。枝が伸びると道路にせり出し、マイクロバス等の屋根を擦ったり、落ち葉が大量に落ちたりと、少なからず、近隣の皆様に影響を与えてきたはずです。プール側から体育館を見上げると、随分明るくなりました。「切っちゃったんですね」と、近隣の方から、残念がる声もいただきました。当たり前のことですが、樹木も年月が経つと成長します。社会の変化の中で、「地域の学校」としてあり続けるには歴史を感じさせる樹木の伐採も必要なことかもしれません。体育館横の旧文房具屋さんも今は解体作業中です。富勢東小勤務時代、「注文すると即、持ってきていただける」とてもお世話になった文房具屋さんでした。正門のクスノキ、校門坂、そして東側の風景と、121年目を歩む、1つの節目かもしれません。
 先週から子供たちにお願いしてきたことがありました。1~3年生は芸術鑑賞会の挨拶の中で行い、4年生以上は各教室を回りました。内容は感染症対策への継続的な取組についてであり、4部構成でのお願いです。印象に残ったことは「子供たちがとてもよく聞いてくれたこと」です。特に教室を回った4年生以上の子供たちの表情は真剣で、何度も頷きながら聞く姿があり、気持ちよく話すことができました。内容は、
 ①6月から6か月間の、子供たちの取組に感謝!
 ②感染者が増えている現状
 ③今、大切な2つのこと
 ④「できなくなっていることはないだろうか?」との振り返り

の4部構成です。11月もまもなく終わり、6か月間が過ぎますが、子供たちは新しい生活を本当に良く頑張っています。学校内では落ち着いてはいますが、世の中の現状はそうなっていはいません。そこで③では「感染症にかかることは仕方ない、悪いことではない。感染したら全力で回復に努めること」「感染しないように引き続いて、取り組むこと」の2つを取り上げました。「感染してもしかたない」と話すと、頷く子供たちが多かった様子には嬉しく思いました。④では学級の様子を振り返ってもらいましたが、「必要のないおしゃべり」「友だちと密になる」の2点は、多くのクラスでの課題でした。ここが再出発点、子供たちには「続けてできるようにしていくのは大変。できない人を責めるのではなく、励まし合いながら、みんなの力で、みんなができるようにしていこう」とお願いしました。ここでも大きな頷きと「はい!」という返事、やっぱり嬉しかったです。おしゃべりになる、密になることは教職員側から見ても最大の課題です。決まりにして監視したり、注意し続けることはできないし、それでは持続可能な力にはなりません。大切なのは子供たちの意識を高め、自らの行動として身についていくことです。そのためには「共感を進めるために励ましながら、時間をかけながら継続し続けること」だと考えます。理解してくれる子供たちはたくさんいます。そこに期待を持って、子供たちの意識を高めていこうと思います。
 昨日実施予定であった、富勢小出身のオペラ歌手・横山和美さんの演奏会が都合により、延期になりました。前日夜のお知らせであったため、5,6年生はもちろん、保護者の皆様にもご心配をかけたことと思います。代替日については調整して、お知らせいたしますので、お待ちください。突然の変更で大変申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。

子供たちの笑い声が体育館に!

 今年度、富勢小は創立120周年を迎えます。6年生だけが参加した航空写真、学級ごとに写真を撮り、1人1人の「夢」を掲載した記念誌、そして芸術鑑賞と、コロナ禍ではありますが、工夫をして、できる内容で取り組んでいます。今日は1~4年生が低学年、中学年に分かれての芸術鑑賞会を体育館で実施しました。
 9時半からは1,2年生の部です。ステージに向かって左側に1年生が、右側に2年生が、隣との距離をあけて座ります。1年生は体育館で行う行事への2回目の参加で、何と入学式以来であり、隣に他学年の児童が座ることは今までありませんでした。いつもなら当たり前のことなんですけどね。お決まりではありますが、会を始めるにあたり、私が挨拶、感染症へのお願いと120周年を迎える学校について話しました。
 感染症については全国的にも、柏市内においても感染が拡大している状況を踏まえ、子供たちへのお願いをしました。「感染することは仕方ないこと、悪いことではないこと」そして「引き続き、感染防止に努めること」の2つです。マスク、手洗い、検温&カード提出、おしゃべり、距離をとると、今まで取り組んできた子供たちですが、6か月が過ぎ、少しいい加減になってきている取組があるようです。その点を振り返り、「みんなで励まし合い、またできるように頑張る」という意識づけを図る機会としました。
 学校については、「120年前の明治時代、5月22日が誕生日。児童数は269名、初めての修学旅行は柏駅まで歩き、汽車で上野へ、目的地は上野動物園」「60年前の学校の様子…校長の仕事として、朝登校せず、近くの山で遊んでしまう子たちを探しに行くこと」の2つを紹介しました。その上で、今は感染症の影響の中、工夫をしながら富勢小を支えている子供たちに、保護者の方からのプレゼントという位置づけをしての芸術鑑賞会です。
 昨日は“江古田博士”を中心とした3人のメンバーによる『サーカス・エコロジカル』という環境問題を取り上げた内容でした。ピエロが登場し、楽しいパフォーマンスと実験を取り入れながら地球温暖化という問題を子供たちに考えさせていました。二酸化炭素、酸素、ブタンガス、液体窒素と、聞くだけでは難しい感じがしますが、紙コップが飛び上がったり、風船が縮んだり、火が燃え上がったり、「おっ!」「わあーっ!」と、子供たちの歓声が続きました。合間合間に展開されるコミカルなピエロのパフォーマンス…低学年の子供たちも夢中です。私たち教職員も巻き込まれた場面もありました。「幸せになるために人間がいろいろと開発しながら生きているのに、それが地球破壊につながっている。1000年先まで考えて、新しいクリーンなエネルギーを考える科学者に!」と博士に投げかけられた子供たちは真剣でした。子供たちは「地球を守っていこう!」そんな思いになったのではないでしょうか。
 低学年の子供たちも、中学年の子供たちも、目の前で展開される光景に夢中になり、素直に笑い、驚く、…今までとは変わらない素の子供たちが目の前にいます。久しぶりに子供たちの楽しそうな表情、そして笑いと、富勢小の子供たちの“集団”を感じた1日でした。そんな意味でも子供たちにとっては印象に残ったはずです。高学年は明日、27日に富勢小出身、横山和美さんをお招きしての『オペラ演奏会』を実施します。子供たちは記念誌にそれぞれの「夢」を掲載しました。夢の実現について横山さんにも伺い、コロナ禍ではあっても子供たちがこれから歩む社会に、すこしでも期待を持ってくれればと思います。今回の鑑賞会実施においてはPTAからの援助をいただきました。保護者の皆様、ありがとうございました。

感染者“増”の中で…

 ここ数日は「感染者が増加傾向」「その対策は」という報道がトップニュースになっています。昨日の数値も「最多更新」の見出しが目立ちました。千葉県も最多となり、柏市も20名と多く、検査をする人が以前より増えているということはわかってはいても、その数の多さに目を奪われてしまいます。柏市内でも小学校の児童が感染し、休校という報道もありました。きっと市教委から感染症に関するメールがある度に、ため息をつく方も多いのではないでしょうか。感染症の状況や柏市長、教育長からのメールにより、「気をつけなければ」という危機感は持つことができます。大事なことは、それをみんなで共有し、どのような行動にしていくのかだと思います。学校では現状をしっかりと認識し、家庭の協力を得ながら共通行動にしていくことだと考えます。
 先日の打合せで、職員から感染症防止に取り組む子供たちの現状を聞きました。まずは、
○マスク着用と検温&カード提出は習慣化され、子供たちは頑張っている。
という報告はどの学年からもありました。検温忘れ、カード忘れがいても、「忘れてしまった!」という思いになり、職員室に検温しに来る子供がいます。「明日は持ってこなければ」という思いから行動につながり、忘れない状況につなげたいものです。ここは家庭の協力が必要です。ぜひ支援してください。
①寒くなり、長袖を着ていることもあって、手洗いが簡単になっている。
②マスクをしていても、あごまで下げて話す様子も見られる。
③肩を組んだり、腕を組んだり、子供同士の距離が近い!
④給食準備中や給食中のおしゃべりが以前よりは目立つ。

以上の4点が課題としてあげられました。給食中はどのクラスも班の形にはせず、全員が前を向く形で食べています。「もぐもぐタイム」を設定し、食べることに集中する時間を設けながらの喫食ですが、おかわりをする際や食べ終わってからの時間帯に、ついしゃべるという行動が目立ってきているという状況です。子供たちも感染者が多い最近の状況を知っている子も多く、「6月の頃の学校には戻りたくない」という声もあるとの報告もありました。6月は今までとの違いが多く、我慢することばかりが目立ち、何か異様な雰囲気でした。あれから6か月、子供たちが積極的に取り組むことで、できるようになっていることは数多くあります。そのことはしっかりと認めていくことは大切です。その上で上記の4点には、できないことを注意するのではなく、子供たち同士が意識を高めるために「がんばろう」と励まし合って取り組むことが必要だと思います。
 もう1つ大事なことは感染した後のことです。現状を考えると大人も子供も感染することは十分に考えられる状況です。「しっかりと療養し回復する」ことに努めることはもちろんですが、「もしかしたら」「念のために」という行動も必要です。ご家族や子供たちの様子で何か気がかりなことがあればご相談ください。これは私たち教職員も同様です。
 気が滅入ることが多い3連休かもしれませんが、気持ちを切り替えて「楽しめること」を見つけていきましょう!

今日は金曜日だ!

 11月も後半になろうとしているのに、気温は20℃を超え、9月後半のような暖かさが今朝も続いています。今週は学校を出ることが多かったのですが、ネクタイを緩めたり、上着を脱いだりと、いつもとは違う行動になっている気がします。でもこの異常な陽気も今日までがピークでしょうか。来週にかけて気温も一気に下がり、通常の11月に戻るとか。「晩秋から冬へ」という今の季節は忘れないでいたいですね。
 毎朝、子供たちの登校を見届けた後、校庭をぐるっと1周するのが日課になっていますが、校舎から離れた校庭の奥、住宅地に面した場所に楓の木があり、葉が色づいてきた今、とても楽しみな場所です。ここ数日の暖かな陽射しの下、色づいた葉が輝いていてとてもきれいで、先日は思わずカメラに収めました。楓はもう1か所、1校舎と2校舎の間に数本、やはり色づいていて秋を感じさせられます。9月なみの陽気であっても、しっかりと今の季節を味わわせてくれています。今朝、学校に来てみると校庭に黄色いジュータンを敷いたようになっていました。この時季、恒例となっている銀杏によるものです。見る分には良いのですが、掃き掃除は大変ですが…。
 そんな場所を過ぎ、校舎に近づくと、この時間に登校してくる低学年男児がいます。「おはようございます!」としっかりとした声で挨拶ができ、「元気?」と声かけすると、「はい、元気です」と、私の顔を見て返してくれます。時間はかかるのですが、毎朝、自分のペースでしっかりと歩いてきます。表情もとっても明るくなりました。先日実施した校外学習の日、8時前には登校できました。大切なことはしっかりとわかっているのです。入学当初はお母さんと一緒だったり、行き渋ったりしていましたが、今は違うこの様子は大きな成長です。この歩みを続け、中学年から高学年へと進めばどれだけ成長するのでしょう。そう思うと大きな楽しみです。今日は高学年女児にも会いました。とぼとぼとした歩みでしたが、離れたところから「おはよう!今日は金曜日だ、頑張ろう!」と声かけすると、「はい!」と返事、ペコッと頭を下げました。「今日は金曜日だ、頑張ろう!」そんな言葉を今朝は、子供たちに何度かかけました。やはり元気は出ますよね。それに加えて、今週末は3連休。子供たちだけでなく、私たちも「よし!」という気持ちになります。生暖かい、ちょっと強めの風が吹いている今日ですが、楽しいことを期待して過ごそうと思います。