校長日記

2年生 算数学習~かけ算九九を探しに金村商店へ~

 2年生の子どもたちが,算数の学習の一環として金村商店に出かけました。

行き道では,かけ算九九の「2の段」「5の段」を唱えながら歩き、楽しく学びの時間をスタートしました。

商店では,店内の商品をじっくり観察しながら「かけ算九九探し」をしました。

教室で学んだことを実際の生活の中で発見する貴重な体験です。

 

 

 

 

 その後,子どもたちは150円のお小遣いを使って,ランチタイムに食べるおやつを購入しました。

「持ち帰りはしないこと」「食べられる分だけ買うこと」という約束のもと,計算しながら選びました。

お店の方も「いくらになる?」と子どもたちの計算を見守り,合計が合っていると「おつりはいくらかしら?」と問いかけてくださるなど,温かく関わってくださいました。

計算が違っていたときには,一緒に考えてくださる場面もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 研修でいらした大津ヶ丘幼稚園の先生方も一緒に活動に参加してくださいました。

買い物の後には金村商店の看板犬「コロ」とのふれあいもありました。子どもたちが笑顔でコロを撫でる様子は,地域との温かいつながりを感じさせるひとときでした。

 

キャッシュレス化が進む中、対面でのやりとりができる貴重な経験となりました。

 全員でお礼を言って,お店を出ました。

 帰りにはお店の前で記念撮影を行いました。

 子どもたちの声を聞いた「あしの芽クラブ」のボランティアの方が駆けつけてくださいました。

「ばあばの家はここなの」と放課後を一緒に過ごしている子どもたちと,地域とのつながりを感じる場面もありました。

 

 帰り道では「〇〇さんからスタート」と担任の声かけで「3の段」の九九がスタートします。「さんいちがさん」「さんにがろく」とタイミングよく続けていきます。一人一つ唱えながら歩きました。

 制限時間を設け,その時間内に唱え終えるように挑戦。歩きながらなのでタイミングが合わないこともありましたが,楽しそうに取り組む姿が印象的でした。

 

 校外に出ていても,算数の時間をしっかりと過ごしていた2年生。

地域の方々の温かい支えの中で,学びとふれあいに満ちた素敵な一日となりました。