校長日記

6年生「未来のためにごみと向き合う授業」

 白井市神々廻(ししば)にある株式会社丸幸の丸井様を講師にお迎えし,「未来のためにごみと向き合う授業」を行いました。

 授業の冒頭は,会社の所在地「神々廻(ししば)」の読み方を当てるクイズからスタート。

「かみがみ…?」「か…ん?」と悩む子どもたち。アニメのヒントももらいましたが,残念ながら正解には至りませんでした。

 しかし,ごみに関するクイズでは大活躍!

 家庭ごみと事業所ごみの違い,産業廃棄物について,そして「分別」と「選別」の違いなど,普段の生活ではなかなか知ることのできない内容を,わかりやすく教えていただきました。

 

 

 グループに分かれ,実際に「ゴミの分別体験」に挑戦しました。

資源になるもの(リサイクルできるもの),資源にならないもの(リサイクルできないもの),危険なものに分別していきました。

  

 

   

 資料もたくさん見せていただきました。

 丸井様のお話はとても楽しく,子どもたちはどんどん引き込まれていき,あっという間の45分間となりました。

この授業には,教科書会社の方も参観に来られ,子どもたちが環境問題に真剣に向き合う姿を温かく見守ってくださいました。

 授業が終わって,丸井さんの熱い思いを伺うことができました。

今回の出前授業には,「ただ処理するだけの仕事」から脱却し,「資源を循環させる仕事」へと意識を変えていかなければならないという,強い思いが込められていました。

 ごみ処理は当たり前のこととして続けられてきました。しかし,これからは循環型社会の実現に向けて,地域の皆さん一人ひとりの意識を変えていくことが求められています。それは簡単なことではありません。だからこそ,地道に活動を続けていくことが大切だというお話もいただきました。

 子どもたちにとって、未来の環境を守るために自分たちができることを考える,貴重なきっかけとなる授業となりました。

 学びの深さと楽しさが両立した,貴重な時間となりました。