酒小日記

酒小日記 令和7年度

6年生 1年生のために

 

新年度がスタートしてから早くも数週間が経ちました。
 小学校生活を始めた1年生たちは、毎日が「はじめて」の連続。そのそばで、やさしく手を差し伸べているのが、6年生の子どもたちです。

 登校してきた1年生に「一緒に行こう」と手をつなぎ、昇降口まで案内する姿。教室では、ランドセルのしまい方や連絡袋の出し方を、ひとつひとつ確認しながら教えてあげる姿。給食の時間には、こぼさないように上手に配膳を手伝い、食べ終わった後の片付けも優しく声をかけながら進めています。

 1年生が泣き出してしまった場面がありました。そのとき、近くにいた6年生が、静かにしゃがんで目線を合わせ、  「どうしたの?大丈夫だよ」と話しかけ、ハンカチをそっと差し出していました。その姿を見て、胸がいっぱいになりました。こうした毎日の積み重ねの中で、6年生の子どもたちは確実に“誰かのために動ける力”を育んでいます。
「先生、今日○○ちゃんが靴をそろえてくれてうれしそうだったよ」
「もっと自分から話しかけてあげたいんだ」
そんなふうに語る子どもたちの表情は、どこか誇らしげで、自信に満ちています。


 6年生としての自覚をもち、一生懸命1年生を支える子どもたちの姿に、私自身も日々励まされています。ご家庭でも、ぜひ「学校でどんなお手伝いをしてるの?」と声をかけていただけたら嬉しいです。そして、子どもたちの頑張りをぜひたくさん褒めてあげてください。

この経験が、きっと今後の学校生活でも、そしてその先の人生でも、大きな糧になると信じています。