学校の毎日をお知らせします

学校の様子(令和7年度)

会議・研修 <4・6年生>いのちの授業

 今日は,4年生と6年生の子どもたちと保護者の方が,「みんなの子育て広場」の一環で,千葉県助産師会助産師の足立先生と小林先生を講師に迎え,『いのちの授業』を行いました。「成長し変化していく子どもの心と身体」について,学びました。前半は,小林先生に「助産師の仕事」と「身体の中の変化」について教えていただき,後半は,足立先生から「いのちのこと」について教わりました。

 3・4校時の4年生の様子です。
  

 「助産師って,何をしている人ですか?」「漢字は,『産むのを助ける師』と書いてありますね。師とは何ですか?」「師匠です」「そうですね。師匠とは,先生のことですね」「助産師は,女性しかなれません」子どもたちは,真剣に聞いています。

  

 「生まれた赤ちゃんを男の子か女の子か,見分けるにはどうしたらよいですか?」「これは,象さんではありません」

  

 男性と女性の身体の部位の呼び方を確認しています。男性は,「精巣」,女性は,「卵巣」と言います。

  

 赤ちゃんは,少しずつお母さんのお腹で大きくなっていきます。自分は,どうやって生まれてきたのだろうか・・・?

  

 「性」という漢字は,「心」という漢字と「生」という漢字でできています。心から生きることを考える。

  

 自分らしさを大切にすること,周りのことを思いやる気持ちを持つことで,体も心も大人になっていくという話がありました。「命の尊さ」や「生き方」について考えることができました。

 
 5・6校時の6年生の様子です。
  

 6年生は,「生命誕生と思春期の心と体の成長」について学習し,「家族への感謝の気持ちや自他の生命を尊重し,力強く生き抜く心を育てること」がねらいです。

  

 健康を保つために,自分の身体のことを知っておくことは,とても大切なことです。そして,健康管理で一番大事なことは,「清潔」です。「自分の身体は,自分で守ります」

  

 「あなたが今,ここにいるのは,とても大事なことなんです・・・」「いのちは,いつ始まったの?」「お母さんが命がけであなたを産んで,あなたは,命がけで生まれてきました」話を聞いている子どもたちの表情が変わりました。

  

 赤ちゃんとお母さんの胎盤は,「へその緒」でつながっています。「赤ちゃんの血液は,誰の血液でしょうか?」「わかりますか?」「正解は,・・・」

  

 「赤ちゃんが生まれて一番にすることは,泣くことです」「赤ちゃん誕生」のビデオを観ました。

  

 イライラした時は,どういうことで解消しているか先生やPTAの役員さんに聞きました。

  

 「言いたいことは,しっかり言わないと相手には伝わりません」「言葉には,正しく使う使い方があります」

  

 最後に2人の先生にお礼のあいさつをしました。保護者には,「ぜひ,お子さんが生まれた時のことを話してあげてください」「産んだ時の気持ちを伝えてあげてください」と小林先生が話されました。普段,子どもと一緒に「性」について,考える機会が少ないと思います。これを機に,話し合ってみてください。足立先生,小林先生,本日は「心と身体」のお話をしていただき,ありがとうございました。