令和5年度まで

今日の一枚 令和5年度まで

ツルレイシのたねまき(4年生)

4年生の理科では,ツルレイシを育て観察していきます。

種の観察をし,観察記録を書きました。

休み時間に,各クラスの学習係が,みんなの牛乳パックに土を入れ,種まきの準備。

1人2つずつ種をまきました。

これからツルレイシの成長育て,観察していきます。

大きく育つといいね!種まきの様子

土を準備する様子

「3つの間」と「青空タイム」

「3つの間」と「青空タイム」

おそらく,すべての子どもたちが楽しみにしているのが「青空タイム」だと思います。

水曜日のお昼休みは長~いんです。お掃除はなし。40分間たっぷりと遊べます。

校庭は子どもたちの楽しそうな姿と歓声であふれています。

学校にはスマホもゲーム機もありません。あるのは広い校庭と遊具だけ。

「最近の子どもたちは遊び方も知らない」そんな話もよく聞きますね。

でも,全然そんなことはありません。

相談の中で遊びを決めて,役割を決めて,ルールを守りながらしっかりと遊んでいます。

「遊んでばかりいないで勉強しなさーい!!」

大人がよく言うセリフですよね。でもこれは,まったくの間違いです。

(もちろん,遊びの質と内容にもよりますけど。)

子どもが徒党を組んで自由に遊ぶ。その中には子どもが成長する上での重要な要素が全て含まれているといっても過言ではありません。

社会性,コミュニケーション力,合意形成能力,協調性,ルールの順守,

思いやり,譲り合い,気力,体力,創造性,忍耐力…。

数え挙げればばきりがありません。

しっかり遊べる子は学習にも集中します。

しっかり遊べる仲間関係では大きないじめは起きません。

子どもたちの遊びが成立するには「3つの間」が必要です。

「仲間」「時間」「空間」です。

学校の休み時間にはその3つが揃っています。だからこんな生き生きとした姿が生まれるのですね。

昔も今も,子どもは遊びを通して成長します。

人とのかかわりの中で自分らしさを生かし,自分の夢を実現し,自分らしく生きていく。

そんな大人に育ってほしいと本気で願うのなら,子どもから「3つの間」をこれ以上奪ってはいけません。

ゲーム機やスマホは奪ってもいいですが。(^^;

もちろん,こんなふうにまったりと過ごすのも,ありですよね。(^^)/

知識と意識と交通安全

知識と意識と交通安全

学校だより「いぶき」5月号に引き続き,交通安全の話をさせてください。

お伝えしましたとおり,1番交通事故の危険性があると感じた場所は,

「地域安全マップ⑫」のこの場所です。

交通量が多く,大きな交差点の中間地点であるため,車両のスピードもかなり出ています。

大型バスの往来し,特に朝は通勤時間帯ということもあり,運転手はみな急いでいる様子です。

先日の全校朝会で子どもたちに〇✕クイズを出しました。

「信号が青になったら道路を渡ってよい」

約9割の子どもたちが「〇」と答えました。(もちろん正解は「×」です)

10年前,この交差点を渡った子どもも「信号が青」であることを確認してから道路を横断しました。

しかし,車にはねられました。運転手が信号を見落としたからです。(詳細は学校だよりで)

交通ルールを守っていても,事故にあってしまうことがある。

それを避けるためには,「左右の安全確認」をしなければならない。

朝会では,職員を自動車に見立てて,歩行者が安全確認を怠ったために

車にはねられてしまったという場面を演技し,子どもたちに見せました。

歩行者役の私が車に飛ばされて倒れると,子どもたちからは笑いが起きました。

そこで子どもたちに尋ねました。

「楽しかった?でもこれって,笑いごとじゃないよね。」

子どもたちは真剣な表情に変わりました。

「自分の命は自分で守るしかない」ことを伝え,

全校児童で「左右の安全を確かめてから信号を渡る」というロールプレイをし,話を終えました。

翌日,交差点に立っていましたら,子どもたちはみな(一人を除いて)左右の安全を確認し,

横断歩道を渡っていました。

知識だけでなく,意識も持ってもらえたようです。

雨の日の今日,登校指導に立ってくださっていたお母さんに子どもたちの様子をうかがいました。

「以前と比べて,子どもたちは自分で左右の安全を確認してから渡るようになりましたね。」

こうおっしゃっていました。

こうした指導において1番効果的なのは,「その時その場で」諭すことです。

それができるのは保護者の皆さんです。

そこでようやく知識が意識化され,のちの行動が変容します。

お子さんと出かけた際,我が子がどれだけ安全確認をし,危険を回避できているか,

あるいはまったくできていないのか。まずは確認してください。

そして,その時その場で,「ここではどうすればいい?」「そうしなかったらどういう危険がある?」

と考えさせてください。

事故は大人の見ていない時,子どもだけの時に起こります。

自分で判断(安全確認)できない子どもは,常に交通事故の危険と隣り合わせだということです。

3年前になります。柏市内で痛ましい事故がありました。

休日に自転車に乗っていた子どもが自動車にはねられて亡くなりました。

どんなに後悔しても亡くなった命は戻りません。

命がある今,自分の命を守れる子どもに育てていきましょう。

重い話になりましたが,命よりも重いものはないということでご勘弁ください。

おそうじ できるかな?

おそうじ できるかな?

1年生もお掃除を始めました。

とは言うものの,初めてのことばかりで,やり方がよくわかりません。

そこで正義の味方,6年生の登場です。

ほうきの使い方,モップのかけ方,ぞうきんの絞りかた等など…

6年生が手取り足取り教えてくれます。

それだけではありません。

1年生が自分で作業を進められるようになると,

6年生は少し距離を取り,黙って見守っているではありませんか。

1年生が上手にモップがけができると,「すごい,上手!」6年生は,すかさずほめていました。

この交流活動には2つの価値があります。

6年生をモデルとして新たなことにチャレンジし,1年生が上級生へのあこがれと尊敬の念を抱くこと。

1年生から頼りにされ,教える立場になることで,6年生には上級生としての自覚と「貢献感」がわいてくること。

どちらかというと,6年生にとっての方が,より意味のあることなのかもしれません。

人は「貢献感」を抱くことで,自己肯定感と自尊感情を高めることができるのですから。

先日,1年生の給食の片付けをサポートする6年生の姿を見ました。

6年生は,自分達の給食を食べ終えてから,1年生の教室に向かいます。

それはそれは忙しいわけです。

1年生の手伝いを終えた後の6年生の会話です。

「1年生のお手伝いって,楽しいね。」「うん,そうだね。」

何気ない会話ですが,6年生の子どもたちの充実感があふれているように感じられました。

子どもたちが成長する上で,異学年同士の交流は本当に貴重なものなのだと改めて感じています。

1,6年生の記事が続いています。他の学年のお子さんの保護者の皆さん、ごめんなさい。これから時間をかけて、たくさんの子どもたちを登場させて記事を作っていきますので、もうしばらくお待ちください。