校長室より③（１１）　こつこつ　どんどん　とことんの２学期

　９月１日、学校に子供たちが戻ってきました。【挨拶をすると挨拶を返してくれる】このような日常の一コマが嬉しいです。４４日間の夏休み明け、ちょっとしんどいと思う人もいたと思いますが、登校した姿だけでも、素晴らしいと思います。

 　始業式で話したことをお伝えします。今年も、猛暑、突然の豪雨等の自然災害で被害にあわれた皆さんがいます。そして戦後８０年の節目の年を迎え、さくらっこと先生方とこうやって顔を合わせることができ，当たり前の日常のなんと幸せなことか。嬉しい気持ち，【頑張るぞ！】という私の気持ちを伝えました。　　

　今学期も詩から始めました。有馬　敲（ありま　たかし）さんの「せみ」という詩です。とても面白い詩です。この詩のように【自分（じぶん）のために　時間（じかーん）を　自由（じゆう）に使った】夏休みだったことと思います。今週は学校のペースに少しずつ戻してほしいこと。何か悩みや困ったことがあれば、ぜひ先生方に相談をしてほしいことを伝えました。

　そして、２学期の合言葉【こつこつ　どんどん　とことん】を紹介しました。２学期は、【こつこつ】モジュール学習や授業に取り組んで、先生方もさくらっこも【どんどん】成長し、運動会や持久走記録会等に【とことん】熱く燃えたいと私の願いを伝えました。廊下がキレイになっています。業者さんが暑い中頑張ってくださっていること、そしてトイレは、PTAからの依頼で業者さんがきれいにしてくださったことに感謝するとともに、９月は【そうじはおもいやり】を胸に、【こつこつ　どんどん　とことん】と清掃を頑張ろうと話しました。

　２つ目は、【地域とともに成長する】です。２学期は、地域行事がいくつかあります。積極的に参加して、地域の大人と関わり、成長の1つとしてほしいと思います。

　さくらっこの話を聞く態度は立派でした。生徒指導主任から「落ち着いた生活」＝「気持ちや行動が落ち着いていること」、「その場にふさわしい行動ができること」と具体的な姿の紹介がありました。２学期最初の週の登下校の様子を見ても、新学期にふさわしい一週間でした。子供たちを送り出してくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

　また、さくら門側側のフェンスにからまっていた草を自主的に刈ってくださっている方がいました。夏の間に草が伸び放題で気にはなっていたのですが、ありがたいです。改めて、保護者や地域の方に支えられていることに感謝の気持ちで一杯です。さくらっこたちとの７７日間の２学期は、どのような毎日か、ワクワクしています。２学期もよろしくお願いします。