学校長名 岩永 朗子

校長室より⑲大堀川に見守られて

 2学期の大堀川関連の行事について2つ紹介します。1つ目は、持久走記録会です。2つ目は、大堀川探検 冬バージョンです。

 

 持久走記録会に向けて練習は毎日の積み重ねが大事です。記録会当日を迎えるまでの長距離練習は喜んで取り組める人もいれば、どちらかといえば苦手な人も多い競技ではないでしょうか。大休憩の時間に短時間で低学年・中学年・高学年に分かれて、集団で走るさくらっこの姿を素晴らしいと感じました。

 

 時間があるときは子供たちと一緒に走りましたが、私が3~5周でへとへとになっても、さくらっこは元気です。「10周走れた!」という言葉を聞くと【継続は力なり】という言葉が思い浮かびます。

 そして、この練習の成果を発揮するのは、柏四小の近くに流れる大堀川です。自然いっぱいの中、走ることができる記録会は柏四小ならではです。保護者はもちろん、地域の散歩やジョギングする方に見守られ、走る姿はとても頼もしかったです。晴天の中、風を切って走るのはどれだけさわやかだったでしょうか。各学年男女に分かれて走るので、気合を入れて、12回スターターを務めました。【いくぞ〇年生!】という掛け声は、全児童にエネルギーを送るためでした。そして、ゴールでは【最後の最後まで全力で】【前へ前へ】と声を掛けました。最後まであきらめずに走り切った子供たちに大きな拍手です!

 PTAの皆さんにも安全のため立っていただきました。ありがとうございました。さくらっこに渡された記録証の文言がこの記録会の意義を表していると思いますので、紹介します。

 ・校内持久走記録会における最後まで力いっぱい走り抜けました

 ・今日までのあなたの努力と今日の走りは大変立派でした

素敵な文言ですね。2学期始業式でお願いした【一生懸命に】練習に励む姿、粘り強く走りぬく姿こそが、さくらっこの大きな成長です。

 

 大堀川のもう一つの行事。大堀川探検 冬バージョンです。季節が変わるとこんなにも景色が変わるのかと気づくことがありました。参加した4年生の児童から、コブシの話やカマキリの卵の話などを聞きました。教科書だけではわからない、目で見て、手で感じて、専門家から話を聞くことで子供たちの学びのろうそくに大きな火を灯していただきました、ありがとうございました。

 

 大堀川に関する行事を2つ紹介しました。冬は成長が目に見えなくても、春の訪れを静かに待ちながら、確実に成長しています。2学期77日がもうすぐ終わります。子供たちの成長を振り返る終業式はいよいよ明日です。