学校長名 岩永 朗子

校長室より⑱高校1年生のインターンシップ

 あっという間に、2学期が終わるまであと3日になりました。11月上旬に更新して以来の【校長室より】です。この間、柏四小の子供たちは様々な活動をしていました。紹介が遅れましたが、これから少しずつ更新していきます。あわせて、さくらっこ日記もご覧ください。

 では、11月21日、22日には、千葉県立柏中央高等学校からインターンシップとして高校生が学校に来てくれました。次は4名の高校生の振り返りです。

 〇昼休みやマラソンの時に走ったり、周りに気を配ったり、普段から頑張っていることを実感しました。ドッジボールや持久走以外にも授業の進め方が勉強になりました。音楽の授業で皆Kahootをすぐ聞いてすらすらと問題を解いていて、時代を感じました。図工の時間で割と自分自身で進められていて小学3年生も思ったより大人だと感じました。でもまだ男女あまり分かれていないのが子供らしいと感じました。

〇大野隆司先生による彫刻刀の授業で、危険な場面がいくつかあったが、その都度、手の置き方や持ち方など指導することができた。体育の授業の時間にみんなが率先して、準備をしたりポジティブな声掛けをしたりしていて、とても良い雰囲気だと思った。どの子も良い子たちで優しく寄り添ってくれた。また図工の版画では、個人で集中しながら、安全に気を付けながら取り組んでいる姿勢に感動した。先生が児童のことをよく見て、声をかけていて先生はすごい仕事だと思った。

〇児童との関係を深めることで、より相手を知ることができた。教員の方々を見て、子供たちのことを常に視野に入れて行動しなければならないので大変だと思った。その反面、やりがいを感じるのだと思った。すべてが初めてだったので、常に良い経験ができて、とてもよかった。そして楽しかったです。目的としていた2つのことを達成することができた。授業以外でも教師の仕事は多くあり、難しさも感じましたが、児童が頑張っている姿がとても素敵に見えました。将来の1つの選択肢として視野に入れ、この経験を生かしてこれからも頑張っていきたいと思いました。

〇児童全員と一人一人向き合うことも大事だが、それ以上に30人、40人といったクラスを動かすと同時に教育をする仕事だと感じた。本当に楽しかったし、教員の仕事を生で実感したとてもいい経験だった。小学校は中学・高校と違い、担任の先生が関わる時間がとても長く、子供の人格や人間性が形成されるとても重要な時期に教育に携わることを知り、教員という仕事の重要さを学ぶことができました。

  高校1年生のすてきな感想です。成人が18歳となっていますから、案外キャリアを考えるのは良い機会だったと思います。この経験が自分のキャリア構築に少しでも役に立ってくれると嬉しいです。ありがとうございました。