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2023年10月の記事一覧

記事の文字数を減らしてくれる2年生

中部地方について学習した2年生は、単元のまとめに中部地方

の魅力をプレゼンテーションで紹介しています。

プレゼンテーションの動画を見ていただければ2年生の凄さは

一目瞭然なため、もはや文章での説明は蛇足かもしれません。

輝いてるね

柏三中の文化部の生徒達の発表の場である輝秋祭の名前には、

芸術の秋に皆の作品が輝いてほしいという願いがこめられている

という、生徒会総務部の紹介から始まった輝秋祭。その言葉の

通り、発表した生徒達の作品や姿が眩いほど輝いていました。

一番バッターの家庭科部は自らが作った服を纏い、ランウェイ

となった体育館のステージでポージング。いきなり会場を沸かせ

ています。服を作るという技術もさることながら、そのファッション

センスも抜群で、市販品とオリジナルの一品とを上手くコーディネート

していることが伝わってきます。髪型や装飾品など細かい部分

のおしゃれも抜かりなく、普段の学校では見ることの出来ない

女子力の高さを思う存分発揮していました。

美術部の発表の目玉である黒板アートは僅か4日間で作り上げた

らしいのですが、本当なのかと疑ってしまうほどのクオリティを

しています。SDGSをテーマとした作品には様々なメッセージ

が込められており、見る者の心を揺さぶるほどの迫力を秘めています。

コンピューター部の発表では、細かい編集技術だけでなく、運動部

の総体での活躍まで現地で撮影するという、素材の収集能力にも

驚かされます。エンディングロールで流れる撮影者の名前には

数多くの部員の名前が書かれており、部員全員が休日返上で動画

を作成していたということが伝わってきます。

輝秋祭の大鳥である吹奏楽部は、アンコールまでしっかりと用意し

最後の最後まで会場を盛り上げてくれます。アンコールの楽曲

「銀河鉄道」は、丁度1カ月前には「乗客がたくさん落ちていきましたね」

との評価を顧問から受けるほど演奏が安定していませんでしたが

本日の演奏は全校生徒が思わずリズムに乗ってしまうほどの完成度。

2年生のソロ演奏も素晴らしく、近くで鑑賞するOBの3年生達も安心

出来るほどのものだったのではないでしょうか。

また、休憩時間には、観客席の保護者の方と談笑する文化部の生徒の

姿が見られました。話している内容は聞こえませんでしたが、生徒の

表情から察するに、発表への賞賛だったのではないでしょうか。ご参観

並びに生徒達へと温かいお言葉をかけてくださりありがとうございました。

(保護者用ページの輝秋祭のページを更新しました)

ツルツル

1年生は技術の授業で、あらゆる道具を駆使して木工品を制作

しています。木材の切断にはノコギリを使い、切り終われば

直角定規を使って木材が真っすぐ切れているかを検品します。

切断面を研磨する時には、中学校の技術科で使う道具の代表格

ともいえそうなベルトサンダーが登場。予め書いていた切断線

まで微調整を繰り返しながら削り続けます。

1つ1つ丹精を込めた部品をいよいよ組み合わせ、技術科の

教員に点検を受けると「(部品との繋ぎ目に段差がなく)ツルツル

だね」とかなりの高評価。1つの木材から切り出した部品を

キッチリ同じ規格に整え、見事な木工品を1から創り出して

いました。

手応え

職員玄関前には、菜の花学級の生徒達が革・布・石といった様々な

素材で作った芸術品が飾られています。本日4年ぶりに実施された

柏六小と柏七小の児童との三校合同交流会でも、日頃から鍛えられた

技術を遺憾なく発揮し、未来の後輩達に中学校の授業の様子を伝えて

いました。

日頃から1・2年生と一緒に生活している菜の花学級の3年生にとって、

年下との交流というのは特別なことではないかと思いますが小学生が

相手とあっては、普段以上の先輩ぶりを発揮します。体験授業の道具の

用意から作業の手伝いまで徹底的にサポートしていました。

交流会の最後には、調理実習で幾度となく作っているクッキーを小学生

へとプレゼント。「美味しすぎる」との感想をいただき、三中の生徒達

も自信がついたのではないでしょうか。

自分達が身に付けた技術で誰かを喜ばすという体験をへて、菜の花学級

の生徒達も自らの成長を実感したことと思います。

緊張をほぐす発表

本日は校内授業研究会が実施され、外部から多くの講師の先生が

いらっしゃって授業をご参観してくださいました。授業をしたのは

初任者を含む、比較的若い年代の職員であったので、恐らく緊張

をしていたことかと思われます。日頃よりも多くの視線を感じる

という点では、生徒も同じくらい緊張しているかもしれません。

しかし、普段と変わらない授業態度で、しっかりと発表をする生徒達。

これには授業をする教員達も非常に助けられたことと思います。

生徒達の様々な意見があることで、より良い授業が作られていく

ことが実感できる研究会となりました。

講師の先生からも、クラスの雰囲気が良いといった、生徒達を

褒める感想が出ていました。

技術の習得

国語の授業で習字を学習する2年生。授業風景を覗くと一番に

目に入ってくるのは教室右後ろの生徒の作品ですが、どこのクラス

を見ても綺麗な字が書かれています。どこのクラスも、字が上手い

生徒が偶然教室右後ろに座っていたという可能性も否定できませんが

良い作品を隈なく探さなくてもよいほど、全体のレベルが高いとも

考えられそうです。

小学校とは違い恒常的に習字の授業を実施している訳ではない

のに「とめ・はね」といった基礎を忠実に守った文字を書く生徒達。

書道の技術を完璧にものにしていると言えそうです。

 

眠気覚まし

明日に東葛駅伝とテニス部の新人戦県大会を控える柏三中の生徒達は

朝から最後の調整に力を入れています。

各校のエースが集う1区を走る予定の選手は、昨日突然の体調不良

に襲われ、一同肝を冷やしましたが、今朝は持ち前の快速で見事に

先頭を引っ張りチームの不安を払拭していました。

テニス部の生徒達は、さすが県大会へ出場するチームだと納得する

レベルのラリーを展開。きわどいコースへとバンバン球を打ちあって

います。得点を取ると、もれなくパートナーとハイタッチをしており

その溢れんばかりの友情パワーも県大会出場の秘訣のように思えます。

今週の日曜日、雨のために新人戦が延期となったサッカー部も練習を

続けています。試合に対する気持ちを維持し続けるのも楽ではない

かと思いますが、チーム全体で声を出して士気を高めています。

元気いっぱいの生徒達を見ると、朝の眠気も吹き飛びます。

ファンタスティック・テン

完璧なプレーだけを写したスポーツ選手の紹介ビデオと、完璧なプレーに加えて

インタビュー中にコーヒーをこぼすシーンを入れたスポーツ選手のどちらに好感

をもったかを比べる心理学の実験があるそうです。実験の結果、コーヒーをこぼした

方が好感度が高くなるらしく、ちょっとした茶目っ気などがあった方が親近感が

湧きやすくなるという説があります。

この説の通りであるならば、駅伝壮行会の入場で10人全員がユーモアたっぷりな

ポーズをとった駅伝部の選手達の好感度は鰻上りかと思われます。日頃の練習では

呼吸に集中しているため、他のスポーツとは違って黙々と走り続けている印象を受け

ますが、壮行会では明るい笑顔とポーズで会場を盛り上げてくれました。

選手の内7人は昨年度も出場経験があり、この情報だけでも昨年度よりも良いタイム

を出しそうな予感がします。また、昨年度は惜しくも走る機会を逃した3年生も

今ではチーム内でも屈指の実力を持つランナーへと成長しているようで、生徒達の

1年間の努力も伝わってきます。

東葛駅伝のために努力を積み重ねてきた生徒達が、本番はどんなドラマを繰り広げる

のか今から楽しみです。

優しい世界

3年生の英語の授業では、日本の文化について英語で発表しています。

発表の題材とする日本の文化は、ポチ袋やお辞儀といった、それも日本

の文化なのかと、目から鱗なものが盛りだくさん。肝心の英語の発音も

しっかりしており、柏市英語スピーチコンテストで2位に受賞した生徒

のスピーチは、流石としかいいようがありません。柏市で2位ですが

柏市で1位の生徒は全国大会に出場しているので、もはや全国レベルと

言っても過言ではないと思います。

1年生はアメリカと日本の文化の違いについてジャムボードにまとめて

います。教科書に載っていない単語なども出てきていましたが、英単語

辞書を活用しながら授業を進める1年生。英単語を覚える際、例文まで

一緒に覚えた方が良いという説もあるので、今回のような印象に残り

やすい各国の文化の違いを学びながらの授業は、生徒達の記憶にも残る

ような気がします。ジャムボードの背景設定を活用して発表に華を添える

班もあり、電子ツールをしっかりと使いこなしていることも伝わってきます。

そんな異文化理解についての授業を積み重ねてきた成果なのか、3年生の

公民の授業で出た「外国籍の方に参政権を与えるべきか?」という問いには

クラスで3人しか反対派がいませんでした。

柏三中の生徒達のような人が増えれば世界は平和になりそうです。

 

強敵と書いて友と読む

本日の昼休みには合唱祭の発表順を決める抽選会が実施されました。

指揮者と伴奏者の生徒達は、授業中には音楽専科とマンツーマン

トレーニングをし、放課後には合わせ練習と、一日のかなりの時間を

音楽に費やしています。放課後練習の時間では、ピアノが空くのを

待つ他クラスの生徒も同じ空間に居ますが、一緒に楽譜を読み込んだり

隣で歌ったりと、ライバルでありながら練習のサポートをしています。

生徒同士が切磋琢磨するという、学校の醍醐味のような風景が広がっています。