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活動の様子(R06年度)

未来への第一歩

長いようで短かった、短いようで長かった夏休みを終えて、再び学校生活がスタートしました。少し前まで台風が上陸すると心配されていましたが、そんなことを忘れさせるような快晴の中、生徒たちは登校しました。きっと、生徒たちの「学校に行きたい」「みんなに会いたい」という強い思いが空まで届いたのでしょう。

 今日は、全校で夏休み明け集会を行いました。校長の話では、「グッドルーザー(よき敗者)であれ!」という仙台育英高校野球部、須江航監督の言葉を引用して生徒たちにメッセージが伝えられました。グッドルーザーであるためには、試合で負けた時こそ、それまで支えてくれた人たちへの感謝や勝者に対する賞賛と敬意を表することが大切です。負けた今日という日を無駄にしないことが敗者復活戦への「未来に向けた第一歩」だというメッセージです。

この話を聞いて生徒たちはどんなことを思ったのでしょう。夏休みを終えた今日この日をきっかけに、一歩前に進んでほしいですね。

 

 

 

 

 

 

夏休みの思い出を語る2年生の口からは、楽しそうな思い出だけでなく、夏休み中に18000分勉強したという驚愕の思い出話も飛び出していました。時間に直すと300時間で夏休みが42日なので、1日あたり7時間も勉強していたことになります。こちらの想像をはるかに超えてくるストイックな夏休みを送る生徒を見ると、夏休み明け初日でも多くの生徒が活気にあふれて活動していることにも頷くことが出来ます。

1年生はテスト計画表作成・3年生は面接対策のビデオ視聴と、どの学年も楽しい夏休みから一気に現実へと引き戻されるような活動でしたが、やはりどの学年もしっかりと課題に取り組んでおり、多くの生徒達が楽しいだけでない夏休みを過ごしていたのではないかと想像できました。

放課後には明日から始まる選挙公示に向け、選挙管理委員会の生徒達が活動をしていますが、前に立ち説明をする委員長の3年生は本当に昨日まで夏休みだったのか疑いたくなるほど流暢に説明をしています。受験生でありながら学校の活動にも注力してくれる3年生の姿は本当に立派です。