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活動の様子(R05年度)

勝負は一瞬

本日から生徒会立候補者の街頭演説が始まりました。有権者である生徒達は

校門から下駄箱までの道すがら立候補者達の前を一瞬横切るだけなので、

立候補者達はその一瞬に自らをアピールしなくてはなりません。立候補者達も

そのことを理解しているようで、元気な声で自分の名前とあいさつを朝の校舎に

響かせます。爽やかで頼りがいのありそうな声には、多くの有権者達が好印象を

受けたのではないでしょうか。

立候補者達の隣に立つ推薦責任者の生徒達を見回してみると、生徒会役員

応援団長・各部の部長などなど、先頭に立ち学校を引っ張て来たカリスマ達

が勢ぞろい。もはや傍にいるだけで有権者達の心を引き寄せる効果がありそう

ですが、現役生徒会長にいたっては街頭演説のコツまで伝授していました。

朝の時間はあいさつだけでしたが、帰りの会の時間では自らのマニュフェスト

をクラスに訪問して発表します。3年生のクラスに訪問する候補者達は先輩の

前で演説することになりますが、物怖じする様子なく、自らが学校を引っ張て

行く意思を表明していました。学校を引っ張っていくための具体的な政策も

きっちりと発表しており、中学生ながら本格的な選挙となっています。

ターニングポイント

テスト返却時間の生徒達は、テスト本番と同じくらい集中して問題用紙

を見つめています。1年生の英語では、アメリカ英語では「on」を使うが

イギリス英語では「in」を使うという指摘が生徒から飛び出してきます。

教科書には載っていませんが、辞書にはしっかりと載っている鋭い指摘に

1年生英語科の教員も緊急で話し合いを始めていました。生徒達の幅広い

知識には教員も驚かされていたように見えました。

委員会活動の時間では、多くの委員会が前期の反省をしていましたが、

他の委員会と違い輝秋祭が終わるまでが任期の歌声委員会は、これから

が勝負の時だと気合を入れています。生徒会選挙を控え、引継ぎを考える

時期となっている3年生の生徒会総務部の生徒達は、新しい生徒会役員達

のことを考えて生徒会室を大掃除。立つ鳥跡を濁さずという言葉がピッタリ

です。

二期生だと、いまいち前期と後期の切り替わるタイミングが掴みづらい

ですが、今回の委員会活動で生徒達の気持ちにも少し変化が生まれたの

ではないでしょうか?

価格破壊

既に何回も収穫したにもかかわらず、未だに畑に青々と茂る菜の花

学級の空心菜。以前も職員に販売をしていましたが、本日は保護者会

に参加する保護者の方々に1束50円という破格の値段で販売をしました。

3年生が進学を希望する高校でも駅前で販売会を開催しているようで、

本日の活動は生徒達にとって良い体験になったと思われます。初対面で

あろう保護者の方々に、少し照れた様子を見せながらも、しっかりと声を

出して購入を呼び掛けていました。

保護者会が始まる前のお忙しい時間に足を止めてくださった保護者の方々

ありがとうございました。

第29回東関東吹奏楽コンクール

9月16日、神奈川県の横須賀芸術劇場で実施された、令和5年度第29回東関東吹奏楽コンクールに吹奏楽部が参加しました。3年生の先生方も応援に駆けつけてくれました。演奏を終えた3年生の達成感あふれる笑顔が印象的でした。

 

 

ことわざの否定

1年生はテスト前から校外学習に向けて準備をしていますが、テスト

終了後の本日も放課後に集まって会議を開いています。テストから

解き放たれた開放感を味わう間もなく始まる会議ですが、生徒達は

しっかりと集中して話し合いを進めていました。

1年生が準備を進めなくてはいけないのは校外学習だけではありません。

輝秋祭に生徒会選挙と、中学校生活初めての行事が怒涛のように押し

寄せてきます。一度に全部を成功させるのは至難の業のようにも思い

ますが、校外学習実行委員を担当する教員は「三兎とも捕まえましょう」

と有名なことわざを真っ向から打ち破るよう生徒達へと呼び掛けていました。

異次元バトル

本来であれば部活動停止期間ですが、16日に東関東吹奏楽コンクール

に出場する吹奏楽部だけは特例で午後練習をしています。

2月頃から練習を始めているということで、かれこれ8ヶ月近く同じ楽曲

を演奏し続けている吹奏楽部。音楽に精通している者でなければ、もはや

改善する部分など思いつかない異次元のレベルに達しており、練習を聞いて

いるだけでも鳥肌が立ちっぱなしになります。鳥肌が立つ要因の1つである

迫力ですが、吹奏楽部の演奏は音というものが空気の振動であるということを

理屈ではなく肌で理解させてくれるほどで、まさに大気を震わすほどの勢い

があります。

ここまでの演奏をしながらも、生徒達は慢心することがないようで、トランペット

のパートリーダーは、わずかな休憩時間も後輩と改善点を確認。顧問から何かしら

の指示が出た際、逐一返事をする誠実さも、些細なことのようでも人の話をよく聞く

向上心の現れのように思います。

残りの練習は2日後の1回のみですが、吹奏楽部の生徒達であれば、その1回で

演奏を更に良いものへと昇華させてくれるのではないでしょうか。

リベンジ

テスト2日前なので勉強をする必要がありますが、だんだんと近づいてくる

合唱コンクールの準備も同時に進めなければいけないのは中学生の大変な所

かと思います。クラスの歌のイメージ画を考えたり、合唱のスローガンを考え

たりと、歌の技術以外の部分にも力を注いでます。こうした活動も協力しな

がら進めている様子を見ると、いざ歌い始めても一致団結した歌声を響かせて

くれるような予感がしてきます。

昼休みの3年生の教室を覗くと、既に自主練習をしている伴奏者と指揮者

の姿が。練習をしている生徒は、1年生の時には伴奏者賞を受賞しましたが

2年生の時には惜しくも受賞を逃したということで、今回のコンクールに

かける意気込みは相当なものかと予想されます。合唱コンクールに情熱を

燃やす生徒は、既に水面下で努力を重ねているようです。

健全な政治

2年生の社会科では、自分だったらどんな政策を立てるか考える授業

をよく展開しています。

現代社会の授業では大分県の豊子海峡ルートの必要性を考えていました

あれば便利そうな海峡ルートですが、様々な視点で考えてみると、建設

に対して100%全員が納得することは難しいような気もしてきます。

正解がなさそうなグレーな課題に対し、生徒達は費用対効果などを考慮して

自らの考えを述べていました。意見を聞く生徒もしっかりとメモを取り

相手の主張の是非を考えていました。

2年生のロールプレイングは現代社会の政治家だけではとどまりません。

江戸時代の将軍の気持ちになって外国との付き合い方についての方針を

決めています。他の班の政策に「~の活用」という言葉があれば、どう

やって活用するのかを質問し、具体的な政策について聞き出す2年生。

曖昧な表現で政策を決定することを決して許しません。

様々な角度から考え、具体的な手法を導き出そうとする2年生であれば

あらゆる課題に対してより良い答えを見つけていくことが出来るのでは

ないでしょうか?

対象年齢0~15歳の玩具

台風接近の影響により外はどんよりとした天気ですが、家庭科の夏休みの

宿題である「幼児向けおもちゃ」の発表会をする3年生の教室は非常に

賑わっています。おもちゃで遊んでいるのは幼児とは程遠い3年生ですが

丁寧に作られた作品の数々を見ていると、ついつい盛り上がってしまう

のも頷くことができます。

作品は身近なものをリサイクルして作られたものが多く、生徒達のアイディア

が光っています。楽しさの追求だけでなく、安全面の配慮も忘れておらず

作品の角にある尖った部分はしっかり削ったようです。その際には、技術科

の授業で習った技術を活用したらしく、他の授業で学んだことが生徒の中に

定着していることが確認できました。

素敵なおもちゃに囲まれた生徒達は相当気分も乗っていたようで、普段は

カメラを向けるとソッポを向くクールな生徒が自らの作品とのツーショット

を撮るようお願いしてくるほどでした。

他人任せにしない生徒

本日の昼休みから、新たな生徒会役員の立候補受付が開始されました。

受付の列に最初に並んだのは、今年度に初出馬する2年生。昨年度の

同級生生徒会役員の活躍を見ている今の2年生であれば「今年も同じ

メンバーに任せておけば大丈夫」という思考に偏っても不思議では

無いように思います。頼れる同級生を知ってなお、自分で学校を良く

するために行動を起こす2年生の熱意は凄まじいとしか言いようが

ありません。

2年連続で立候補の受付をする選挙管理委員会の3年生の対応は

ベテランの風格が漂っています。2年連続とはいえ、1年に1回

あるだけの選挙管理委員会の仕事を何故ここまで熟知しているのか

不思議に思ってしまうほど見事な対応をしていました。1年生の

選挙管理委員会は、そんな最高のお手本である3年生の背中をジッと

見つめて勉強。2年生の選挙管理員会は「選管だより」を発行する

ため休み時間返上で原稿作成と、多くの選挙管理委員会の生徒達が

選挙運営のために努力をしています。