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活動の様子(R06年度)

止まらない生徒達

あいにくの雨となり、外での体育祭練習は実施できませんでしたが

金曜日の体育祭に向けて生徒達は止まることがありません。

校庭が使えない分、室内での練習時間が増えることになりますが

応援団が指揮を執って応援練習を指示。2・3年生は勿論のこと

1年生応援団も見事にクラスメートを引っ張り、天候不順によって

生まれた時間を無駄にしません。

体育祭で役割のある生徒達は放課後まで集まって打ち合わせをして

おり、雨であろうと終日生徒達は努力しています。

初日にしてこの雰囲気

本日から学校全体で体育祭練習が始まりました。他の生徒達

よりも一足早く体育祭に向けて活動を始めていた応援団は

紅白分かれての応援練習で見事にリーダーシップを発揮。

気合の入った声で全校生徒に応援を教えていました。

教えられる側の生徒達も非常に強力的で、多くの生徒達が

暑さに負けず全身を動かして応援をしていました。練習開始

初日にして、赤白どちらも良い雰囲気をかもしだしています。

カリスマ軍団

5月1日の記事でお伝えした、各部の部長が学校の挨拶を

盛り上げる運動が3日前から始まっています。実施前の説明

では「手本となるような元気でパーフェクトな挨拶をします」

と部長会長自ら宣言。自分で自分を追い込む背水の陣の覚悟を

見せてくれます。

そんな覚悟に充てられてか、全ての部の部長たちが素晴らしい

「さようなら」で生徒達を見送っています。自ら完璧宣言をした

部長会長は、自分が当番の日は勿論、挨拶をされる側でも完璧

な挨拶をしています。

部長たちがチェックする、各部活ごとの良い挨拶をする生徒

の人数も日に日に増加しているようで、さすが全校生徒達から

一目置かれるカリスマたちの力は違うように思えます。

魔人越え?!

頭の中で思い描いている人物を当ててくれる魔人が出てくる

ことで有名な「アキネーター」というウェブサイトがあります。

2年生の国語では、質問する力や思考力を鍛えるため、魔人

になりきってクラスメートの思い描いているものを解析して

いました。

アキネーターを自分で遊ぶ分には楽しいだけかと思いますが

立場が変われば一転、どんな質問をすれば正解を絞り込むこと

が出来るのか悩んでおり、魔人のように余裕の表情を浮かべる

生徒はいません。あるクラスでは「あなたが持っているゲーム

に出てくる人物ですか?」という、質問者と回答者にある程度

の交友がなければ意味を成さない質問が出てきます。友達との

絆を頼りに質問する姿は、人間がAIを超えうる可能性を感じ

させてくれました。

隠れているから安心

家庭科の授業で、大人よりも視界が狭くなる幼児視界体験メガネ

を着用する3年生。マスクに加えてメガネ着用で顔の90%程度

が隠れている状態なためか、カメラを向けると日頃の授業よりも

明らかにカメラへと目線を寄せてきます。まったく意図していない

場面で生徒達のネットモラルが高まっていることが伝わってきました。

視界だけでなく身長まで幼児に寄せて教室内を探検する時間には

幼児の声真似までするほど幼児になり切る生徒まで出てきました。

日頃から最高学年として学校を引っ張るする3年生が、その重圧

から少しだけ解放される良い授業であるように思えました。

判断が遅い

歴史の授業で足尾銅山の鉱毒事件を学ぶ3年生ですが

その学習問題は「事件への対応はどうすべきだったか」

というもの。歴史の失敗から学ぶという意図の授業ですが

生徒達は評価できる点と悪い点を次々と上げています。

生徒達から上がった意見は、法を整備する・住民の意見

をしっかり聞くなど現代社会の政治にも通ずるものが

多くありました。

授業のまとめでは、鉱毒事件が発生してから公害対策

基本法が策定されるまで77年もの歳月がかかった事実が

告げられます。生徒達が、政府の対応に少しでも思うところ

があれば、今後なにか不測の事態が起きた時の対応が

変わるかも?などど思わされる授業でした。

栄光は誰の手に?

3年生の修学旅行のしおりの表紙絵コンテストの投票

が本日締め切られました。投稿された作品は、どれも

B5サイズにも満たない枠に描かれたとは思えないほど

精巧に描かれおり、僅かな1コマに京都の魅力を凝縮

した2Dのジオラマと化しています。

力作ぞろいの選挙を勝ち抜くのは、いったいどの作品

なのか?月曜日の結果発表が楽しみです。

 

 

 

応援団だけじゃない

校舎の前にいるだけでも圧倒的な声量から存在を感じ

とることが出来る応援団。分かりやすく努力している

応援団以外に、体育祭実行委員の3年生も着々と準備

を進めています。

競技の計画を立てるという頭を使う仕事は、3年生と

いえども簡単ではないようで、放課後の調理室にこもって

真剣に考えています。考えたアイディアを実際に形に

する際には、日頃の学校生活では訪れることがない事務室

まで訪問し、自ら物品を調達しています。企画から道具

の調達まで自分たちの力でこなす実行委員の生徒達の

主体性には驚かされます。

上手くいって当たり前なイメージのある体育祭ですが

生徒達のこうした努力があるからこそ成り立っているの

だと実感します。

元気すぎてごめんなさい

本日は保護者面談がありましたが、応援団の生徒達による

応援練習もありました。練習会場に近い3年1組だと、面談

の会話も聞こえなくなるのではないかと心配になるほど、

応援団の生徒達は声を張り上げていました。

柏三中の応援の定番となっている「アゲアゲホイホイ」の

練習では、2・3年生はいきなり1年生に手本を披露。

練習初日とは思えないほどの熟練度です。練習を進める中、

団長から動きを絶賛される2年生団員も出てきており、

2・3年生ともに頼れる応援団としての風格をかもしだして

いました。

プラスチックの原料って石油なんですよ

中学校から始まる技術科の授業を受ける1年生は、道具の

素材について考えています。金属・木材・プラスチック

3種類を実際に触ってみてその特徴を挙げており、普段

当たり前に使っている道具を改めてじっくりと観察して

います。

小さいころからSDGSの理念を学ぶ機会が増えている世代

だけあり、プラスチックの特徴には「環境に悪い・再利用」

など環境に配慮したものが上がります。世界的に脱炭素社会

に向けた動きが加速しているので、こうした視点を持つ生徒達

は世界に通用する人材へと成長してくれるのではないでしょうか?