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活動の様子(R06年度)

未公開シーン

学校公開期間中ということで、生徒達の授業中の努力する姿は

保護者の方々が目にしているところですが、公開していない

昼休み中にも、合唱祭の学年の歌の指揮者と伴奏者の座をかけた

オーディションに奮闘する生徒の姿があります。

お互いライバル意識はあるかと思われますが、本番直前にライバル

にアドバイスを求めるという行動に出ます。アドバイスを求められた

生徒は嫌な顔をせずに秘訣を伝授しており、見ている方も清々しい

気分になるほどクリーンなオーディションとなっていました。

指揮者や伴奏者といった、合唱コンクールでリーダシップを発揮する

生徒が互いに高め合う心を持っていれば、学年の歌唱力もどんどん

伸びていくに違いありません。

 

廊下もご注目

本日の学校公開でご覧になられた保護者の方が大勢

いらっしゃることかと思われますが、1年生の廊下

には美術の授業で作ったレタリングの作品が飾られて

います。

漢字の一画を工夫し、その漢字が表す意味をより解り

やすくしている作品は、生徒達の書く技術も当然

ながら豊かな発想力にも驚かされます。「育」の

漢字の一部分である「月」を跳び箱で表現する作品は

よく思いついたなと感心するほどです。

同じ漢字を選んだ生徒が複数いますが、どれも違いが

あり、同じ作品を見比べてみるのも楽しいかもしれません。

人肌の温もり

本日の最高気温予想は36℃前後と、人によっては自分の

体温よりも周りの温度の方が高くなっているかもしれません。

体育の授業はプールですら中止となり、教室での座学で

熱中症・心肺蘇生法・災害・ハンドボールの戦術等々、学年

によって様々なことを学んでいます。

身体を動かすことが大好きな生徒にとっては不満かもしれませんが

夏に起きる可能性の高い危険について学ぶことは、非常に

意義のあることかと思います。事故の予防にもなるはずです

ので、夏の総体やレジャーを控えた生徒達には1つでも授業の

内容を覚えてほしいですね。

尾を引く修学旅行

国語の授業で修学旅行の風景を思い出して俳句を作ったり、2年生が

修学旅行への期待が倍増するようなプレゼンテーションを作ったりと

修学旅行の経験を日頃の授業にも活かす3年生。思い出を振り返り

ながら作業を進める3年生は、楽しく課題に取り組んでいるように

見えます。

2年生は、林間学校を終える前から修学旅行でどこに行きたいかを

表現する英語の授業をしているので、こうした3年生の取組は大歓迎

かと思われます。3年生のリアルな体験談が2年生の学習をより深い

ものにしてくれる期待が高まります。

36℃の情熱

暑さ対策として1時間目から実施した部活動壮行会ですが、それでも

なお暑さを感じる朝の体育館。しかし、最後の大会を前に自らの心意気

を語る熱い選手達を前にしたら、30℃前後の気温すら涼しく感じる

ます。団体種目・個人種目と闘う舞台は生徒達によって違いはあり

ますが、3年間の努力をぶつけるという想いは全ての選手に共通して

いるのではないでしょうか?時間や場所は違えど三中生全員が一丸と

なって最後の大会へ臨んでくれると確信を持てる壮行会であったよう

に思いました。

壮行会の最後には体育祭で応援団を務めた2年生が再結成し、選手達

へと応援歌を送ります。応援歌が終わると、応援の言葉までそのままの

声量で一気に伝える2年生応援団。ただでさえ暑い室温が、その熱気

により更に上がるのではないかと思わせてくれるほどに熱い気持ちを

伝えてくれました。

熱い気持ちを伝えてくれた応援団の生徒自身もサッカー部での活躍

を期待されており、これほどの気持ちを持った後輩が共に戦ってくれる

という事実も3年生の励ましになるに違いありません。

 

足を使う生徒会

6月21日の記事でも紹介した「スマホ講座」の学生講師が

足りないようで、生徒会の生徒達は昼の放送で宣伝したり

昼休みに教室を回って直接声を掛けたりと、八方手を尽く

して人材を発掘しています。

放課後には明日の部活動壮行会のリハーサルを進行しており

多忙ながらあらゆる活動を手広く展開する勤勉さには驚かされ

ます。これほど勤勉な生徒会の生徒達が企画したのであれば

明日の壮行会の成功は間違いないと断言できます。

事実上100点

午前中から5時間目と、長時間実力テストに集中した3年生。

脳を限界までフル回転させた後かと思われますが、6時間目

には班別で修学旅行の反省会をしていました。

自分達の仕事に点数をつける場面がありましたが、保健班では

90点台の高得点がズラリと黒板に並んでいます。日本人の

性格上、自分に100点を付けることはまずないと思われます

ので、ほぼ満点と言って差し支えない点数ではないでしょうか?

修学旅行を通して生徒達が自分に自信が付いたという結果が

数字で見て取れました。

1組には、修学旅行の反省から導き出した今後の目指す姿が

掲示されていますが、修学旅行を通して成長した3年生であれば

理想を現実に変えてくれるはずです。

男子三日合わざれば刮目して見よ

本日は校庭で部活動をしているのが陸上部だけだったため

滅多に見ることが出来ない本気の円盤投げ練習が行われて

います。

下半身の力を指先の円盤に上手く伝えなければ好記録を狙え

ない難しそうな競技ですが、円盤の飛距離から察するに、上手く

前身の筋肉を連動させているように見えます。

陸上部の生徒に投げ方の指導をする逞しい体をした男性が

いたので、KSCAの指導者の方かと思っていたましたが、よく

見ると昨年度卒業した陸上部のOBでした。ちょっとした

デモンストレーションの動きだけでもその体に秘める圧倒的

なパワーを感じる程に成長しています。

夏の大会を前に頼もしい先輩の激励を受け、陸上部の生徒達

も更にやる気が出たに違いありません。

テスト1日目の午後

 今日は定期テスト初日のため、生徒は早帰りでした。午後からの時間を使い、先生方の研修が行われました。

 柏市こども相談センターより講師の先生をお招きし、「発達支援の観点からみる生徒理解について」と題して

およそ1時間の研修です。「思春期の子供の発達」「問題行動への対応」そして「学校における心理的安全性」

について、先生の講話から多くの学びを得ました。心のアクセルとブレーキのアンバランスに陥りがちな中学生、

「褒めてもらうことよりもうれしいのは『自分の思いが伝わる』こと」、「悪気のない『無関心』の痛み」

などについてのお話をいただき、ワークショップをとおして心理的安全性を高めるコミュニケーションの在り方を

考えました。

 質疑の時間には多くの先生方から質問が飛び交い、また研修後には講師の先生からのアドバイスをいただくため

多くの先生方が校長室を訪ねる様子がみられました。

 「知りたい」「わかりたい」「できるようになりたい」という気持ちは生徒も先生も同じ、これは「真実」です。

互いの多様性を尊重し「信実」で生徒とつながりたいと思えたのは、『走れメロス』の影響が強すぎるからかも

しれません。

       

空気を吸うのはタダ

夏が来れば思い出すとされている「遥かな尾瀬」の

フレーズで有名な「夏の思い出」を音楽の授業で練習

していた2年生は、授業のまとめとしてリサイタルを

開いています。

自分の歌声にクラス全員が注目するというのは、少々

気恥ずかしさもあるかもしれませんが、今まで練習した

ことを活かして堂々と歌う2年生。歌声だけでなく笑顔

も最高です。ギャラリーの生徒達も自発的に指揮を振り

始めるなど、クラス全体が非常に盛り上がっていました。

そういった雰囲気もあり、歌の中でも難易度の高い「水芭蕉」

や「遥かな尾瀬」の歌詞の部分も果敢に挑戦。失敗しようとも

ノリノリで歌いきっていました。