令和5年度 校長室より

2023年6月の記事一覧

修学旅行速報1(校長室より)

6年生の子どもたちと修学旅行に行ってきます。

まずは出発の会です。参加予定児童全員がそろいました。

生活場所が学校ではなくても、楽しく過ごすためのルールは変わりません。「自分がされていやなことは人にはしない」です。

良い2日間にするのは一人一人の意識です。しっかりサポートしていきます。

朝早くからお見送りや子どもたちの荷物運びのために他学年の先生方が来てくださいました。ありがとうございました。

全員で出発、良い2日間を過ごし全員で笑顔で帰ってきます。

2日間、所々でホームページに旅行中の様子をアップしていきます。いってきます。

プールと朝顔(校長室より)

市として清掃を業者さんにお願いするようになって数年が経つ学校のプール。

昔は、職員や高学年の子どもたちと一緒にきれいにしたものです。懐かしいことですが、大変だったなあと思い出すことの1つです。子どもたちに課題を出して、教室を離れ、1人で下準備をする、なんてこともありました。

今日、きれいになったプールへの給水を始めました。昼休みには金網越しに水がたまっていく様子を眺めている子どもたちもいました。

7月になったら、各学年限られた回数ではありますがプールでの授業が始まります。楽しみではありますが、事故がないように気をつけながら行います。

 

1年生の鉢植えの朝顔がどんどん大きくなっています。

 

葉っぱが大きくて驚きます。

 

1組、2組が同じ時間に観察および記録をしていました。

 

葉っぱがたくさんありすぎて、どの葉っぱの絵を描こうかと迷うほどです。

それでも1人1人、自分の鉢植えの朝顔に向き合いながら、学習を続けました。

今日は、この後、午後に「間引き」もしました。

より良く生長させる2つを残して、他のものを間引くという作業をしました。

1年生と同じで、すくすく大きくなっている朝顔。夏に向かってまだまだ大きくなります。

避難訓練(校長室より)

避難訓練を行いました。

 

地震による1次避難、火災による2次避難と2段階の訓練です。各教室、1次避難は静かにできていました。

校庭に集まった子どもたちには、「学校での緊急時に一番大切なのは先生の指示をきちんと聞くこと」であることを伝えました。

 

ついこの前まで、全国各地でちらほらと地震が起きました。日本はプレートの境目付近にある国なので、地震は避けられません。いつ、どこで起こってもおかしくない災害の1つです。

 

訓練ではなく実際に学校で起こったときには、教職員の指示が大切になります。となれば、職員1人1人の災害に対する判断力が求められます。この避難訓練は、子どもたちはもちろん教職員にとっても大切なものです。

職員にもそのことを全体の前で伝えました。起こらないでほしいけれど、きっと起こるその時のために。

3年生市内巡り(校長室より)

3年生と市内巡りに行きました。

 

学校を出発して、増尾の法林寺、レイソルスタジアム、桜台交差点、柏の葉、十余二工業団地、旧吉田家、布施弁天、手賀沼と、大きくぐるっと回るバスツアーです。

 

バスの中からではなかなかわかりにくかったかも知れませんが、3台のバスで、案内役はそれぞれの担任です。

ポイントポイントで、風景に合わせて子どもたちに説明しながら巡っていきました。

 

布施弁天では、バスから降り、上まであがり、見学しました。

 本堂にあがったり、外の建物を見て回ったりしました。途中、住職さんが出てきてくださって、布施弁天のあれこれを教えてくださいました。

 質問コーナーでは、子どもたちからの質問にも答えてくださいました。

ありがとうございました。

雨合羽を着てはいますが、それほど降られずに済みました。

見学したことは、社会科の授業に生かしていきましょう。 先生方、引率お疲れ様でした。

昼休み(校長室より)

今日は火曜日。内科検診があるため、通常の昼休みです。

 

外の気温はぐんぐん上がり、蒸し暑くなりました。

 

それでも、雨が続いて外で活動できなかった子どもたちが元気に飛び出してきました。

湿度、気温の関係で、晴れている日の熱中症の心配はまだまだこれからです。

気温計を出したり、放送で呼びかけたりという注意喚起に関わる部分は進んで行い、子どもたちの安全な活動につなげていきます。

貴重な晴れ間でした。1年生の朝顔も葉っぱが大きくなっています。

室内で過ごしている子の中には、体育発表会で使ったフラッグを持ち歩いている児童がいます。いろいろな人から記念のサインをもらうためです。

だいぶ集まったね。

身の守り方(校長室より)

3年生の国語に「めだか」という教材があります。
小さなめだかがどのようにして身を守っているかという方法が4つ載っています。
(挿絵をまねて描いてみました。)
①「敵の少ないところを泳ぐ


②「すばやく泳ぐ


③「もぐって見つからないようにする


④「集まって泳ぐ

4つの行動パターンが載っていますが、めだかは我々人間のようにあれこれ考えながら生きてはいないはずです。この4つは、敵から命を守るための本能として組み込まれている行動なのでしょう。もちろん、ここに書かれている方法をとっていても、ざりがにやみずかまきりに捕まってしまうこともあるでしょう。どんな方法にも万能はありません。

 

今年度も6月となり、下校後まっすぐにお家に帰らず、友達の家に遊びに行ってしまっていた子どもがいたり、パンザマストが鳴っても帰宅しなかったりして、お家の人や先生方に心配をかける事案がありました。

 

できるだけ一人で歩かない、人通りの少ないところを歩かない、とぼとぼ歩かず素早く歩く、なるべく人通りのあるときに歩くなど、身の守り方の基本はめだかも人も変わらない部分が多いな、と3年生の教科書を見て思いました。

 

学校では、下校時刻をできるだけそろえて教室から出す、ということを昨年度から先生方のお願いしています。できるだけ多くの人の流れにのって帰るためです。

 

安全については大人が心配しているほど子どもたちは自分事としてとらえていないと思われるふしがあります。(かく言う私も小学校時代に交通事故に2回遭っています。意識が高かったとは思えません。)

自ら危険なことに身を置かないようにすることは「自分の命は自分で守る」ことにつながります。いろいろな場面で声をかけていきます。

折り鶴(校長室より)

青少年相談員という役名を聞いたことがありますか。

柏市では、中学校区ごとに数人いらっしゃいます。3年任期ですが、延長をしながら長きにわたってこの役を引き受けてくださっている方もおられます。地域の子どもたちのための活動をしてくださっています。

そして今年、青少年相談員60周年の年なのだそうです。

その記念すべき年のイベントの1つで、千羽鶴をつくろうという企画があります。子どもたちの思いをつなげていこう、平和を祈ろうなどの意味合いにより行うことになったそうです。

先日、南部地区の青少年相談員の方からその主旨について説明を受けました。

ご協力いただければ、ということでしたのでお受けし、300枚の折り紙を受け取りました。

昨日、私から子どもたちへ昼の放送で説明をして「授業中以外の時間で協力してもらえたら」と声かけしました。

昨日、今日と、校長室前の折り紙コーナーには子どもたちが集まっていました。

お腹を膨らませるタイプの一番スタンダードな、それでいて一番難しい鶴なので、説明書もついています。

チャレンジしてくれてありがとう。協力してくれてありがとう。

 ↑集まっています。

 

5時間目に体育館に6年生が集まりました。修学旅行に向けてのあれこれ確認のための学年集会です。

引率の先生方との顔合わせも行いました。

参加者全員が楽しく過ごせる2日間になるよう準備は続きます。

 

ここ1週間で、本校児童が関わった自転車による事故が2件ありました。どちらも坂道が関わっています。またどちらも軽傷で済んでいるのが幸いです。しかし、次も軽傷とは限りません。「あの時、こうしておけばよかった」と後で考えても遅いので、十分気をつけるよう、昨日昼の放送で教頭が呼びかけています。ご家庭でも自転車の乗り方については日頃から話題にしてください。

1年生公園探検(校長室より)

1年生が生活科の学習で「公園探検」に行きました。

最初は南部近隣公園、次に小新山第一公園通称ひこうき公園の2つです。

日差しはそれほど強くはなく、探検には良い季候でした。

そこにあるもの、そこにいるものなどなど、気づいたことをメモしていきます。

自分たちより信じられないぐらい小さい虫を見て、「虫だー」「くもだー」「きゃーーー」と騒ぐ姿を見ていると、「いやいや叫びたいのは虫の方でしょ」と言いたくなりました。

引率職員の担当の持ち場があったので、いろいろな場面の写真を撮ることはできませんでしたが、遊具がない場所なのですが、1つの切り株で遊んでいる子どもたちの姿を見かけました。そこにあるもので遊べるアイデアは素晴らしいなあ、創意工夫だなあと感じました。とても楽しそうだったので、体を動かして遊ぶ良さも改めて感じることができました。

集合したら、人数確認です。全員で行って、全員で帰ってくることが最も大切なことです。

 

次は、すぐ近くにあるひこうき公園です。

お家に囲まれた公園なので、ちょっと声のボリュームを落としての活動です。

1つめの公園の時と同じように、気づいたことをメモします。

とは言っても、楽しい公園に来て、メモするだけなんてありえません。遊ぶ時間もとりました。水分をとりながら楽しく過ごすことができました。

規模によって差はありますが、公園にトイレがある場合、まだまだ和式のところもあります。生まれて7年目の1年生。生まれたときから洋式トイレですもんね。和式じゃ使い方がわからない、そんなとき、家まで我慢するのかな、などと現代っ子のトイレ事情について考えたりもしました。

耳鼻科検診と桜の木(校長室より)

昼休み直前の温度計です。上から、WBGT、周辺気温、湿度です。

周辺の気温は30度を超えていましたが、熱中症指数は「注意」のレベルでした。

この後、たくさんの子どもたちが外で遊んでいましたが、体調が悪くなったという話は聞こえてきませんでした。

水分補給、帽子など、熱中症予防については声かけを続けていきます。

 

1、3、5年生対象に耳鼻科検診を行いました。校医の荒井先生にご来校いただきました。

検診後の校長室で、子どもたちの耳事情のお話の中で、「最近の子どもは、昔の子に比べて、耳垢がそれほどたまっていない」というお話をされていました。耳垢がたまった状態でプールなどに入ると、耳の聞こえづらさにつながることが多く、普段からきれいにしておくことが大切であるとおっしゃっていました。保護者の皆さんのおかげですね。

子どもや大人にかかわらず、イヤフォンやヘッドフォンを長時間装着していることの耳への影響なども、お話を聞いていると心配になります。「目と歯は替えが効かないから大切にしなさい」と小さいときに母から言われた記憶があります。耳もそうですね、なんて荒井先生とお話ししました。

 

午後に、先日の雨風で折れてしまった校庭の桜の木の撤去作業をしていただきました。

体育発表会の前日作業中に、活動に支障の無い状態までチェーンソーで切れるところまで職員が切って、プール横に運びました。

今日はその続きです。業者さんに来ていただきました。

根元の方はかなりの太さです。もうこうなってはプロにお願いするしかない領域です。

 

土に残った太い根っこもクレーンで引っ張り上げました。

穴を埋めたら終わりです。ありがとうございました。

桜の木も50年も経てばかなり弱くなり、大風で太い枝が折れて落ちたり、今回のように自らの重みに耐えられず根元の方で折れることが少なくありません。それにしても、自然の力、恐るべしです。

継続は力なり(校長室より)

体育発表会が終わり、普段どおりの生活に戻りました。

1学期も2ヶ月が過ぎ、1学期の充実期となります。毎日の積み重ねが効いてくる時期です。

 

毎日の積み重ねというと「継続は力なり」という言葉が浮かびます。「良いことの積み重ねで良い習慣が身につく」プラスイメージのある言葉です。

 

しかし、残念ながら「良くないことの積み重ねで良くない習慣がつく」、マイナスの意味での「継続は力なり」もあるのです。

 

例えば、歯磨きは大切ですが、毎日いい加減な歯磨きを繰り返していると、いい加減な歯磨きができる(いい加減な歯磨きしかできない)プロになります。どうせ繰り返すなら、どうせ積み上げるなら、きちんとした歯磨きができることを目指した方が良い、のは当然のことです。身についたプラスの習慣は確実な力になります。

 

そして、長い時間をかけてつけてしまったマイナスの習慣をプラスに転じるのはなかなか大変なことです。時間も労力も必要です。気合いだけでは無理かも知れません。それだけ積み上げの影響は大きいものです。

 

学習面でも生活面でも、いい加減な「継続は力」にならないように、自分たちの取り組みを振り返りながら子どもたちに関わっていくことが大切であることは、職員にも伝えています。

 

 実りの多い1ヶ月になるよう子どもたちに向き合っていきます。

 

昨日は、コミュニティスクール生活部、環境部発の「岩石園の整備」が行われました。

「雑草を抜き、通路以外の部分の土を耕し、花を植えていただいた」その続きです。

校庭側の区切られた部分に、稲を植えてみてはどうかと、案が出て、あれこれ動いてくださいました。

 

ただ、もともと花壇として使う前提の場所のようで、1日で水が抜けてしまいました。

 

今日改めて、ブルーシートをしいて土を入れる作業をしてくださいました。

 

試行錯誤、ありがとうございました。今後が楽しみです。