令和5年度 校長室より

継続は力なり(校長室より)

体育発表会が終わり、普段どおりの生活に戻りました。

1学期も2ヶ月が過ぎ、1学期の充実期となります。毎日の積み重ねが効いてくる時期です。

 

毎日の積み重ねというと「継続は力なり」という言葉が浮かびます。「良いことの積み重ねで良い習慣が身につく」プラスイメージのある言葉です。

 

しかし、残念ながら「良くないことの積み重ねで良くない習慣がつく」、マイナスの意味での「継続は力なり」もあるのです。

 

例えば、歯磨きは大切ですが、毎日いい加減な歯磨きを繰り返していると、いい加減な歯磨きができる(いい加減な歯磨きしかできない)プロになります。どうせ繰り返すなら、どうせ積み上げるなら、きちんとした歯磨きができることを目指した方が良い、のは当然のことです。身についたプラスの習慣は確実な力になります。

 

そして、長い時間をかけてつけてしまったマイナスの習慣をプラスに転じるのはなかなか大変なことです。時間も労力も必要です。気合いだけでは無理かも知れません。それだけ積み上げの影響は大きいものです。

 

学習面でも生活面でも、いい加減な「継続は力」にならないように、自分たちの取り組みを振り返りながら子どもたちに関わっていくことが大切であることは、職員にも伝えています。

 

 実りの多い1ヶ月になるよう子どもたちに向き合っていきます。

 

昨日は、コミュニティスクール生活部、環境部発の「岩石園の整備」が行われました。

「雑草を抜き、通路以外の部分の土を耕し、花を植えていただいた」その続きです。

校庭側の区切られた部分に、稲を植えてみてはどうかと、案が出て、あれこれ動いてくださいました。

 

ただ、もともと花壇として使う前提の場所のようで、1日で水が抜けてしまいました。

 

今日改めて、ブルーシートをしいて土を入れる作業をしてくださいました。

 

試行錯誤、ありがとうございました。今後が楽しみです。