令和5年度 校長室より

2024年1月の記事一覧

土南タイム(校長室より)

清掃なしのロング昼休み、土南タイムでした。暖かな日差しが気持ちよい時間でした。

 

今日も、外へ飛び出してきた子どもたち。

 

ここのところ休み時間には短縄をする子が増えています。昨日も、高学年男子から「二重跳びのこつを教えてください」と声をかけられました。自分にできないことを、努力してできるようになりたい、というその気持ちが素晴らしい、と思いました。

 

しかし、今日はクラス遊びをする学級が多く、縄跳びは少なめでした。

 思い思いに過ごす休み時間ですから、いろいろな遊びをしている子どもたちがいました。いずれにしても楽しそうな様子でした。

 この人数から考えると室内で過ごしている子もいます。それも良いのです。

 

外でも中でも、一人一人が、自分なりに過ごし方を考えて楽しく過ごす時間になれば良いと思います。それが休み時間です。

今日も、土南部小学校の昼休みの校庭は子どもたちのエネルギーが満ちあふれていました。

1年生昔遊び(校長室より)

昔遊び。

こま、おはじき、けん玉、めんこ・・・。どれも自分の小学校時代には普通に行っていた日常的な遊び。教務主任の宇佐美先生は「どれも生活科で触れた遊びです」と話してました。となれば、今の子どもたちにとっては当然「むかーし昔の遊び・・・」。

 

こまやけん玉などは教わったからすぐにできるというものではありません。所作の中にこつが必要な部分があって、何度も失敗を繰り返して、「なるほど」と体感するまで努力をしないとできるようになりません。

 

根気は必要ですが、それだけ、できるようになったときは喜びもひとしおですし、体が覚えたことは簡単に忘れることはありません。

 

今日は、1年生の生活科の学習「昔遊び」を、17名の地域の方の協力のもとで行いました。コロナの状況でお呼びできない年が続きましたが、今年はお願いすることにしました。

あやとり、めんこ、まり、こま、けん玉、おてだま、おはじき、だるま落としの八種目に二名ずつ、お手伝いをいただけることになったみなさんに希望の種目担当になっていただくという形で役割を決めたので、もしかしたら「いやあ、この種目はそんなに得意じゃないなあ」という巡り合わせもあったかもしれません。

 

しかしそこは、地域のみなさんとの交流も目的の一つですから、「むずかしいねえ」が共有できるという経験でも構わないのです。それぞれの種目を10分体験して、次の種目に移動、という流れで会は進んでいきました。

 

順番に回ってくる子どもたちのお相手をしていただきました。

 

何でもそうですが、やってみたい、うまくなりたい、もっとできるようになりたい・・・というような本人の気持ちが何より大切です。

 

今日体験したものは全て、そもそも遊びなので、昔は友達との交流のためだったり、本気の勝負に向けてだったり、その遊びに向けての思いが強かったものです。今は、体験のためにする物になってしまっているので、どうしても取り組み方が限定的になります。

交流も目的の一つではありますが、今回の体験を通して、興味がわく物が一つでも見つかって、熱中したり、うまくできるまでがんばる体験につながると良いなと思います。

参加してくださった地域のみなさん、今日はありがとうございました。おかげさまで8ヶ所の場の設定ができ、子どもたちがたっぷり活動できました。

今年の一文字(校長室より)

 各教室の廊下の壁に3学期の目標がはられています。3学期、がんばるぞ、という一人一人の思いが伝わってきます。

自分なりに目指すことを考えて、書きだしてみるということは大切なことです。

ぜひ、日々眺めながら、意識して、目指してほしいと願っています。

 

学年によってシートの中身が違っているので興味深く見ています。

6年生のシートには「今年の1年の目標、漢字で表すと?」という欄があります。

 そこにはたくさんの漢字が書かれています。

 この欄の隣にその漢字を選んだ理由を書く場所もあり、その字を選んだ一人一人の思いが感じられます。

6年生にとって今年の春は節目です。そういう意味で、先のこともいろいろ考えるだろうなと思います。とは言え、やはり3月までの小学校生活のまとめの毎日にしっかり向き合ってほしい。卒業式のその日まで、1日1日を丁寧に過ごしながら、真の6年生になるためにできることを積み上げていってほしいと思います。

気づけば1月も後半です。週末は気温も下がり、悪天候の予報も出ています。インフルエンザが少し増えています。体調管理には十分気をつけて過ごせますように。

研究授業(校長室より)

今年度最後の校内授業研究を行いました。

今日はのぞみ学級での授業です。

 

講師は、柏市教育委員会児童生徒課指導主事の鶴谷先生です。

 

円の周りの長さ「円周」を求めるための授業でした。

授業後は協議会を行いました。

 

特別支援の視点は通常級でも大切な部分なので、授業、協議会ともに良い学びになりました。

鶴谷先生、ご多用のところ、ご指導ありがとうございました。 

青空の下で(校長室より)

昨日は風も冷たく、気温も上がらず、1日中寒かったです。学校も、教室はエアコンが作動しているので良いのですが、換気をしている廊下は、外と同じぐらいの気温で体が冷えました。

今日は、日差しのおかげもあって、昨日より暖かく過ごしやすい1日でした。

休み時間には、外で遊ぶ子も多く、元気な姿がたくさん見られました。

やはりこの時期は、跳び縄を持って外に出てくる子の割合が多くなっています。

縄跳び練習台が体育館脇に並んでいるので、ここを目指して昇降口から走ってくる子がたくさんいます。数が限られているので順番待ちをしながら、練習しています。

昨日の4年生のツボミスクールでワコールの方が「成長は人と比べるのではなく、自分と比べるんだよ」と子どもたちに言っていたのを思い出しました。ワコールの方は体の成長のことでお話をされていました。けれど、どの成長についても同じだな、と思います。生きていれば、人と比べられて評価される瞬間ももちろんありますが、基本は「昨日の自分を超える」ことが大切です。

誰から声をかけられることもないのに、一生懸命に跳んでいる子どもたちの姿を見ていると、ただただ、うまくなりたい、できるようになりたいという子どもたちのまっすぐな思いを感じます。

がんばれ、子どもたち。