校長室より

2024年5月の記事一覧

1年生防犯教室と引き渡し訓練(校長室より)

柏警察署の生活安全課の方に来ていただき、1年生対象の防犯教室を実施しました。

「いかのおすし」「はちみつじまん」のような合い言葉を元に、一つずつ説明したり、実際にやらせたり、声を出させたりしながら、防犯について勉強しました。

普段は「そんなに大きな声で話さなくても良いのに」と思うぐらいの声を出せる子どもたちですが、実際に怖いことがあったとき、そして一人だった時ならなおさらなかなか声は出ないものです。

昨日のホームページの記事「身の守り方」も同じですが、怖い思いをしなくて済むように行動に気をつけることが大切です。「行動に気をつけること」は自分でできることです。

 

今日のお話を聞いていて、我々大人も「子どもに声をかけるだけで」「公園などで遊んでいる子どもたちを笑顔で見ているだけで」誤解されても仕方のない時代であることを知っておくことが大事だと思いました。

近所で顔見知りの人であれば別ですが、大人の関わり方も難しい時代です。不用意に声はかけられませんね。

柏警察署のみなさん、ありがとうございました。

 

午後は避難訓練と引き渡し訓練を行いました。

ご多用の中、参加していただきありがとうございました。

身の守り方(校長室より)

3年生の国語に「めだか」という教材があります。
小さなめだかがどのようにして身を守っているかという方法が4つ載っています。
(教科書の挿絵をまねて描いた絵もそえてみます。)
①「敵の少ないところを泳ぐ


②「すばやく泳ぐ


③「もぐって見つからないようにする


④「集まって泳ぐ

 

4つの行動パターンが載っていますが、めだかは我々人間のようにあれこれ考えながら生きてはいないはずです。この4つは、敵から命を守るための本能として組み込まれている行動なのでしょう。もちろん、ここに書かれている方法をとっていても、ざりがにやみずかまきりに捕まってしまうこともあるでしょう。どんな方法にも万能はありません。

 

できるだけ一人で歩かない、人通りの少ないところを歩かない、とぼとぼ歩かず素早く歩く、なるべく人通りのあるときに歩くなど、身の守り方の基本はめだかも人も変わらない部分が多いな、と3年生の教科書を見て思います。

 

ここ数年、学校では「下校時刻厳守」により安全面を第一に考えるよう、先生方にお願いしています。できるだけ多くの人の流れにのって帰るためです。

 

毎年、下校後まっすぐにお家に帰らず友達の家に遊びに行ってしまっていた子がいたり、パンザマストが鳴っても帰宅しなかった子がいたりして、お家の人や先生方に心配をかける事案がありました。今年度もここまででありました。

  

安全については大人が心配しているほど子どもたちは自分事としてとらえていないと思われるふしがあります。(かく言う私も小学校時代に交通事故に2回遭っています。意識が高かったとは思えません。)

 

自ら危険なことに身を置かないようにすることは「自分の命は自分で守る」ことにつながります。学校、家庭それぞれの場所で、いろいろな場面で声をかけていくことが大切ですね。

体育発表会を終えて(校長室より)

体育発表会が終わりました。

  「運動が好き、そうじゃない、運動が得意、そうじゃない、いろんな人がいて良いけど、今日は運動をがんばる日。最後まで力一杯がんばろう」と初めの会で子どもたちに伝えた通り、

限られた期間での準備でしたが、子どもたちは先生方と共に、よく頑張って本番を迎えました。今当日の様子を思い出しても、子どもたちの前向きな熱を感じられた行事となりました。

 

「好きとか得意とか関係なくがんばれる」というのは大切なことだと思っています。

 

一つの行事が終わり、子どもたちはまた次に向かって歩き始めています。

 

「まずやってみる」その姿勢で取り組める子どもたちをしっかり支えていきたいと改めて感じています。

 

雨があがった昼休み、土南タイムが実施できて、外で元気に遊ぶ子どもたちの姿がたくさん見られました。

体育発表会(校長室より)

ここ数年のような天気の心配はなく、無事に行うことができました。

朝のうちはうっすら雲に覆われていましたが、徐々に雲は晴れ、青空が広がる最高の天気でした。

「自分の力を最後まで出し切ろう」は児童会のスローガン。

子どもたちの笑顔、歯を食いしばった顔、涙、真剣な表情・・・いろいろな場面でたくさんの顔を見せてもらいました。

限られた時間で、練習を積み上げ、今日、それぞれの児童がそれを表現できたのではないかと思います。うれしい思いも、悔しい思いも、全てが栄養として成長に生きていくはずです。一つの行事が終わりましたが、学校生活は続きます。これからも最後まで自分の力でがんばることを大切にしてほしいです。

 

6年生の朝の教室の黒板です。子どもたちの思いがたくさん書かれていました。

一つのことに向かっていく子どもらしいエネルギーを感じます。高学年は、この行事でまた一つ、真の高学年に近づきました。種目だけでなく、係の仕事でも格好良い姿を見せてもらいました。

保護者のみなさん、地域のみなさん応援ありがとうございました。

先生方、今日も含めてここまで子どもたちの指導、お疲れ様でした。

 

週末です。子どもも大人も交通事故などに気をつけてお過ごしください。月曜日は学校はお休みです。 

 

高学年として(校長室より)

万国旗をつけたり、門柱を立てたりしません。

 それでも、準備はあります。高学年児童と職員で準備をしました。

 

こういう時間も、真の高学年になっていくための栄養になります。他の学年は下校していますが、自分たちの役割を自覚して仕事をする姿があちこちで見られました。

暑い中、5・6年生ありがとうございました。ご苦労様でした。先生方もお疲れ様でした。

さて、いよいよです。子どもたちの力一杯をみんなで応援する日です。どの競技でも、お子さんが力一杯競技に参加できていたら惜しみない拍手を。ともに思いは行動で伝えましょう。楽しみです。