柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

5月24日(火)ひまわりプラザ大ホールにて第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修が行われました。

①指導課太田真子指導主事より「3つの視点から学校ができるアプローチ」として、

 読書・学力・GIGAについて講義を受け、生徒の読む力を伸ばす資料の大切さを学びました。

②笹間ひろみ学校図書館コーディネーターより「司書教諭と学校図書館の役割」の講義を受けました。

「選書Q&A」で学校図書館指導員共通の疑問にもご指導をいただきました。

③グループワーク(中学校区)で「学校図書館を活用した取り組み」について各校の「全体計画」を持ち寄り

 話し合い、交流する時間を持ちました。

④今年度から活用が始まる「Sagasokka!」の活用方法をポプラ社の上原てるみさんにご指導いただきました。

新しい授業のあり方について多くのことを学び、充実した研修となりました。

それぞれの勤務校で実践していきたいと思います。

みんなの知りたい!学びたい!意欲のお手伝いをします! 酒井根小学校図書館

 酒井根小学校図書館は,2・3年生の教室の階にありみんなが気軽に立ち寄れる環境にあります。

0類から7類の調べ学習の部屋と8類から9類の絵本の部屋が並んでいます。絵本の部屋には

絨毯が敷いてあるので,読み聞かせを行ったり休み時間には本を読みながらくつろぐ姿が見られます。

 

年間を通しての,さまざまな取り組みを紹介します。

 

◆学校図書館には欠かせない図書委員会

 ゴールデンウィークが終わり,新年度の図書委員会が本格的に始動しました。

今年度は,6年生10人,5年生10人,計20人の図書委員で活動します。毎日の貸し出し・返却から

始まり,おはなし給食,秋の読書まつり,図書新聞の発行など今年度もみんなが本を好きになり

図書館に足を運んでもらうための楽しい企画を,図書委員の子どもたちと共に準備していきたいです。図書委員会の活動の様子おすすめ本のポップ作成

 

◆読書センター・情報センター・学習センターとして

 1年生から6年生までのさまざまな単元の学びを支えています。

単元に沿った並行読書や調べ学習もさかんに行われています。

   

 <写真左>

  6年生 本の書評を小学校生活の集大成として作成しました。

 <写真右>

  5年生 「情報ノート」を作ろうの単元で新聞を使い著作権や要約の学習をしました。

チーム松二小図書館 松葉第二小学校

 昨年度、松葉第二小学校は、創立40周年を迎えました。

柏市北部に位置し、児童数は628人です。松二小図書館は校庭に面した2階にあり、

日差しがたっぷり入る明るい図書館です。

【新年度が始まりました】

①校長先生と学校図書館の連携

 学校が発行する『学校図書館だより』では、学校図書館館長である校長先生から

子ども達へ向けてメッセージをいただいています。

 

 

【学校図書館オリエンテーション】

②先生と学校図書館の連携

 最初の授業は、学校図書館オリエンテーションです。図書館の使い方やマナーについて学んだあと、

国語での学校図書館活用単元で、学校図書館での調べ方や情報活用を学びました。

 

 

2年生「図書館で本をさがそう」図書館案内図を見ながら、書架を確認しよう。(左上)

5年生「情報ノート」を作ろう(右上)

 

【委員会活動】

③子ども達と学校図書館の連携

 今年度初めての委員会活動です。委員長、副委員長を決めたあと、図書委員会の仕事内容を

確認しました。明日から休み時間の貸出返却や、おすすめ本の紹介などを実施していきます。

 1年間がんばります!!

 

【創立40周年を記念して、PTAから本を寄贈していただきました!】

④PTAと学校図書館の連携

 百科事典や国語辞典に加え、絵本の買い替えなどを中心に、109冊の本を寄贈して

いただきました。きれいな本を手に取り、喜ぶ子ども達の姿が多くみられました。

ありがとうございました。

 

 

 松二小図書館は、子ども達の「知りたい、調べたい、学びたい!」に応えるために、

学校と地域が連携し、学校図書館を推進していきます。

第1回学校図書館指導員研修

2022年4月5日。柏市学校図書館も小中63校、新学期がスタートしました。

GIGAスクール構想も2年目。

学校図書館でも今年度の重点として図書資料とインターネット資料を併用し、それぞれの特性を

生かした課題解決型の学習を支援することを定めています。

 

令和4年度スタートの研修もオンラインでの実施となりましたが、対面での研修と変わらない

内容の濃い研修となりました。

今年度は「柏市学校図書館指導員ハンドブック」が新たに導入され、学校図書館指導員が迷うことなく

学校での業務を遂行できる指針ができました。

 

 

学校図書館指導員は、柏市の各小・中学校に一人ずつ配置されていて、

それぞれの学校の学校図書館支援で、大きな役割を果たしています。

経験年数によって各自が目標を定め、学校図書館活用がスムーズにできるように日々

奮闘しています。

 

 

これからも柏市の学校教育になくてはならない存在であり続けられるように精進していきたいと

思います。

 

 

 

第12回学校図書館指導員研修

3月22日(火),今年度最後の学校図書館指導員研修が,Teams(Web)で実施されました。

研修①学校図書館活動報告発表

小学校4グループ,中学校2グループに分かれて,令和3年度の「学校図書館活用実践記録―学校図書館指導員編―」をもとに,自校の学校図書館の様子や授業実践について発表しました。
コロナ禍でも工夫を凝らして行った読書活動の様子や,図書とインターネットを併用した調べ学習の授業支援など,
図書館指導員の一年間の活動の成果を共有しました。

  

 

研修②インターネット百科事典「Sagasokka!」について

 ポプラ社の吉原麻依子氏より,「Sagasokka!」の特長と使い方を教えていただきました。
従来のポプラディアネットが,さらに充実した内容で使いやすくなっています。
柏市では児童生徒が使用する端末のクロームブックでも「Sagasokka!」を利用できます。
新しい確かな情報を得られるので,図書とインターネットの併用学習にとても有用だと実感しました。

 

研修③図書館オリエンテーション実演

図書館指導員のリーダーが,総合百科事典「ポプラディア」と「ポプラディアネット」の活用を組み入れた「図書館オリエンテーション」の実演を行いました。

小学校3年生のオリエンテーション「本で調べよう」
〇目次と索引の説明
〇図鑑・百科事典を使って調べる

  

中学校1年生のオリエンテーション「図書館で調べよう」
〇「図書」と「インターネット」の情報の違い
〇「インターネット」で調べる時の注意点

GIGAスクール構想で学校図書館が果たす役割を意識して,図書とインターネットの特性を生かした学習支援を確認しました。

雪が降る寒い一日でしたが,研修は熱く充実したものになりました。学んだことを,今後の学校図書館づくりと支援に生かしていきます。