校長ブログ

誰がかかっても(校長ブログ)

学校の活動は、そもそもが密になりやすいものです。「隣同士で話し合う」「協力して仕事をする」「仲よく過ごす」・・・。




今、優先的に行っている日々の授業の中でも、多少の制限は生じます。わざわざ感染リスクを上げることはできませんから、やりにくさは致し方ないと感じながら各担任、子どもたちはがんばっています。本校は
少人数学校で、教室での密は避けられる点では他校より気遣いは少ないところではありますが、活動によってはその限りではありません。


昨日から2学期が始まり、今後の行事や活動について考えるとき、「何をどう行うか」を決める上での根拠が難しいなと感じています。今のところ、「不特定多数と接触しない」「3密を避ける」「できる限り個人の予防」これらができなければ思い切って踏み出してみようとは思いません。修学旅行や林間学校の代替行事実施は、上記のことが可能であると判断してのことです。この後も、世の中の状況や柏市の学校ガイドラインを見ながら、行事や活動を考えて保護者の皆様にはお示ししていきます。

いったい、どうなったら、活動ができるようになりますか、というご質問も受けることがあります。

誰がかかってもおかしくない状況の中、「予防は続けるけれど、かかっても仕方ないよ」と子どもたちには伝えています。「仕方ないよ」と口にしながら、安心できないこの気持ちは何なのでしょう。

先週の金曜日、朝のNHKニュースや、昨日の朝日新聞の天声人語でも取り上げていた、新潟県見附市役所の公式フェイスブック7月14日の投稿です。↓

https://www.facebook.com/city.mitsuke/photos/a.1158433567512241/3283649641657279/?type=3&theater

風邪やインフルエンザのように、世の中全体が「仕方ないよね」と思えるようになったときに、いろいろなことができるようになるのかもしれません。