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2024年5月の記事一覧

5月8日(水)キムチ豆腐 たまごとわかめのスープ 冷凍ミカン ごはん

校長検食簿より

今日は韓国風献立である。たまごとわかめのスープは、たっぷりの卵とわかめと一緒に、今が旬の筍がたくさん入っており、ごま油の香りと卵の香りが一緒になり、出汁もしっかりときいた季節感もある美味しいスープに仕上がっている。筍が豊作と聞いているが、旬の筍はたくさんいただきたいものである。キムチ豆腐は、キムチの香りと少し辛みもきいてご飯に合う味に仕上がっている。チンゲンサイやネギ、キムチの白菜、しめじと野菜を豊富に使っているが、少し煮すぎた感があり、どの野菜も形がはっきりしなくなってしまったのが残念。豆腐と一緒に野菜のかたまりのように食べることができたが、野菜の水分も出て、味ももう少ししっかりとしていたのだろうと想像しながらいただいた。冷凍ミカンは皮むき冷凍ミカン。初めて出会った。今は機械が皮をむくのであろうが、温州ミカンの皮をむいて冷凍されている。皮むきが苦手が子どもが増えてきたことへの対応なのだろうか、皮は自分でむかせたいと思うのは古い人間なのだろうか・・・・味は甘くて美味しく、冷たさもちょうどよい。

5月7日(火)ガーリックライス ウインナーと豆のトマト煮込み みどりの葉っぱサラダ 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日はポークのかわりにウインナーになったビーンズの煮込みにガーリックライスと、ちょっと洋風仕立ての献立。豆は3種類でインゲン豆、大豆、レンズ豆とタンパク質をしっかり摂れ、食感もそれぞれ若干異なる豆をチョイスし、ウインナーの方が豚肉よりも香ばしくトマトとの相性もよく、お豆が苦手な子も美味しく食べられる味である。しっかりと煮込まれて深い味わいもよい。みどりの葉っぱのサラダは、ほうれん草にキャベツと緑の葉に加えて、赤のにんじん、黄色のコーンが入り、そろそろ収穫時期に入った新たまねぎがレモン果汁を吸って味を支えてくれている。ガーリックライスにはガーリックとパセリとバターで、香りと薄塩味がついていて、煮込みにもサラダにもよい組み合わせでいただけ、白いご飯ではなくガーリックライスにした美味しい工夫が生きている。カシューナッツ炒りも甘みのある実で美味しい。

5月2日(木)中華おこわ 春雨スープ 切り干し大根のナムル スイートポテトの包み揚げ

校長検食簿より

今日は中華献立である。中華おこわは、餅米とうるち米が混ぜられて炊かれ筍、干し椎茸、焼豚にごま油で風味づけされ、しっかりとした歯ごたえのある強飯で美味しい。子どもの日にちまきを作り子どもの成長を願っていた風習に使われていた強飯を中華おこわで表現して、お祝いのおめでたさを食で伝える文化を味わうことができる。切り干し大根のナムルは以前の学校では食べたことが無いが、ごま油と酢がちょうどよく醤油ベースの味を引き立て、おこわに合っている。春雨スープも今日は出汁と鶏肉と醤油の味付けでしっかりとした味わいのスープに仕上がって美味しい。スイートポテトの包み揚げ、一見春巻きに見えるが、春巻きの皮で包み揚げられているため、パリッとした皮の食感がとてもよく、スイートポテトを美味しくいただける。今日は献立を見ずに食べたので、春巻きだと思って春巻きの味を予測しながら食べたので、スイートポテトに戸惑った。今日は春巻きの方が全体の中華バランスが良かったのではないかな?と思ったが、子どもは甘いデザートの方がよいかな?

5月1日(水)抹茶揚げパン 柏野菜のスープ 焼きカボチャサラダ

校長検食簿より

今日は子どもたちに人気の献立、揚げパンで、八十八夜にちなんで抹茶揚げパンである。きなこに抹茶を混ぜ込んだ抹茶衣をたっぷりと着た揚げパン、揚げ具合のよいパンをいただき、サクサクと美味しくいただいた。周りをみrと抹茶粉が油を吸っているものもあり、ひねりが入った形のパンは揚げ具合にムラが出やすい。通常のコッペパン状のものの方が揚げあがりがよい傾向があるので、お試しあれ。焼きカボチャサラダは、薄切りしたカボチャを焼いてあるため、カボチャの甘みがしっかりと出てキャベツ、きゅうり、コーンとドレッシングがよくあっていて美味しい。柏野菜のスープは、柏野菜の代表格のかぶがたっぷりと入り、たまねぎ、にんじん、と具だくさんのスープである。鶏肉からスープの出汁が出ているが、コクがもう一つ欲しいのが残念。出汁を旨みに変える何かを工夫して欲しいなと思う。