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2019年12月の記事一覧
「書き初め」練習
2学期も来週の月曜日が終業式。短いですが、やること盛りだくさんの冬休みも目の前になってきました。「インフルエンザに警戒」というニュースが出て、しばらく経ちましたが、富勢小ではその気配は余り感じられないまま、11月後半から12月になりました。昨日のこと、4年生の罹患者が4名(全校では5名)、全校の発熱による欠席者が12名という状況になり、4年生保護者に「インフルエンザ流行の対応について」の注意喚起の手紙を配付しました。柏市内の南部地域の学校では学級閉鎖を実施している所もあり、「1,2年生が昨日から学年閉鎖」という学校もあるとのこと。「雨が降ったから湿度は大丈夫」と思っていても、この時期あっと言う間に乾燥します。その上、朝夕の冷え込みは確実に増しています。「残りわずかだから」と言っても、体調は思うようにいきません。お子様の体調もそうですが、ご家族皆様の体調にはくれぐれも気をつけていただき、予防対策、早めの受診で、健康を維持していきたいものです。
今週に入り、16日(月)は4年生以上、17日(火)は3年生が体育館で書き初め練習を実施しました。4年生以上は前校長の小川先生が指導、3年生は県立柏高校の書道部・鳥塚先生と書道部の皆さんが指導してくださいました。小川先生は1時間目から6時間目まで2時間ずつ3学年の指導でしたが、3年前と変わらずにパワフルに書き初めへの心構えや実際に書くポイントなどを子供たちに伝えてくださいました。今年は4年生『花だより』5年生『明るい年』6年生『早春の山』の作品に挑戦しますが、書き初め用紙への4文字の配置は意外に難しく、最後の文字が入らなかったり、余り過ぎたり、思うようにいきません。小川先生はまず、紙の折り方について均等に折らずに、「中の2文字が小さくなるように折る」と指導、子供たちが実際に書いてみると、結構バランス良く文字が配置されていました。
3年生は体育館に並び、初めて全員で『はつ春』の作品に挑戦します。始めはなかなか落ち着かなかったものの、鳥塚先生が目の前で実際に書いてくださると「へえーっ!」と、注目が集まります。「先生みたいに書きたい!」そんな気持ちが伝わってきました。書いていると書道部の皆さんがその場で、「こうした方が良いよ」と直してくださいました。中には落ち着かない子に寄り添ってひざまずき、「こうやって書こうよ」と声かけしている光景も…。ありがたいなあ~そんな思いになりました。「元気があって意欲があふれている」とは鳥塚先生。「指導していてどうでした?」の問いかけに高校生は「パワーをもらいました!」「楽しかったです!」との返答。3年生の子供たちは貴重な時間を過ごしたと思います。10数名いた書道部員の中に、1名の男子生徒がいます。幼稚園からずっと書道を習っているとのことで「書道が好き」という理由で書道部を選んだとか。
男子が一人と言うことは余り気にならない様子に、さすが!と思いました。指導開始の際には太田校長先生もお見えになり、様子をご覧になりました。ここ数年、毎年の恒例行事になっていて、本当にありがたいと思います。小川先生、そして県立柏高校の鳥塚先生、書道部に皆さん、ご指導ありがとうございました。
冬休みには「書き初め作品提出」という課題があると思います。年越しから新年と、何かと慌ただしい時間が過ぎていきますが、その中で時間を見つけ、「書き初めに集中」ということも良いかもしれません。この日の指導をきっかけに、興味を持ってくれれば良いなと思いました。
何気ない一言
寒い日で始まり、寒い日で終わる今週ですが、10日から11日にかけて、ストックホルムでノーベル賞の授賞式があり、吉野彰さんが化学賞を受賞したことも話題になりました。10日の夜だったと思いますが、吉野さんを取り上げた番組の中で、「小学生の頃に『ロウソクの科学』という本を紹介した先生は?」というコーナーを見ました。写真を見ながら、「たぶんこの先生」という吉野さんの一言を手がかりに探してみると、この先生は83才になり、北海道で元気に住んでいることがわかったとのこと。これだけでも「へえーっ」となりますよね。この先生は当時のことを振り返っても、『ロウソクの科学』の本を紹介したことは覚えていませんでしたが、吉野さんは「先生に紹介された」と記憶しています。本のことは覚えていなくとも吉野さんに対して「ご立派でした」という言葉を残した先生に、とても感激しました。当時の学級は今のように、30数名の学級ではなく、かなりの人数が在籍していたはず。その中での先生と子供たちとの関わりは「何気ない一言」はきっと多かったはずです。この一言を覚えていない先生と、しっかりと記憶している吉野さんとの関係は、どこにでもある自然の関係のように感じられると同時に、教員をしている自分にとってはとても嬉しい思いにさせてくれるものでもありました。
「何気ない一言を大事にしつつ、その一言にも責任を持たなければならない」これは11日の打合せで職員に伝えたことです。何気ない一言が吉野さんのように大きな喜びにつながる場合もあれば、心を傷つけてしまう場合もあるということを、子供たちと関わっている私達は自覚し、肝に銘じなければなりません。教員は「やりがいのある仕事」だと思います。全てのことに表と裏があるならば、やりがいのある仕事だからこそ、裏の部分があることをしっかりと自覚をしなければなりません。吉野さんと先生との関わりは、そんなことを考えさせてくれました。
2学期も大詰めです。ということは子供たちの気持ちも、冬休みのことや年越しから新年のことを考えることで、少し緩みがちになります。楽しい気持ちも、一瞬の気の緩みで裏の部分に変わってしまいます。交通事故や不審者による事件、病気やけがなど、気をつけることはたくさんあるのですが、子供たちには生活のリズムを大切にしながら過ごしてほしいものです。そんな子供たちを周りに大人はしっかりと見守っていきましょう。何かあればご連絡ください。
冷たい朝からスタート!
先週、6日の金曜日、千葉県警察本部から4名の先生方をお招きして、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。数週間前に芸能人が逮捕され、しばらくテレビでもトップニュースでした。逮捕による損害額が数億円だったり、撮影がやり直しになったりと、子供たちの多くにも情報は伝わっていました。、またちょうどこの時期に、以前逮捕された芸能人が再逮捕されたり、更生中の元プロ野球選手がイベントに登場したりと、薬物の影響の大きさを考えるには良いタイミングだったかもしれません。この日の講演内容は、薬物の種類や使用の現状、シンナーを使った実験、薬物を勧められた際の断り方など、様々なものがあり、1時間の授業でしたが、子供たちは真剣に聞き、考えている様子でした。子供たちにはどのようなことが印象に残ったんでしょうか?今日の講師の方々も、最近起こっている事件を引き合いに、「子供たちを守る環境が揺らいでいる」ことを心配されていて、「だからこそ小学校時代に薬物について様々知ることが大事」ということを話されていました。講師の方は各学校をまわり、防止教室を実施していますが、中には「薬物に触れることは寝た子を起こすことになる」と危惧する反応もあるとのこと。薬物による様々な事件は数多く報道され、子供たちは知っていることは多いはず。「薬物はダメってわかっているのになぜ?」という思いはきっとあるだろうし、「覚醒剤ってどんなもの?」という興味はどの子も抱くはずです。子供たちが成人するまで、またその後の人生においても薬物に接する機会が無いとは言い切れません。大事なことは子供たちが正しい知識を持ち、正しい判断ができるようになっていくことが必要だと考えます。そう考えると子供たちにとっては、薬物を考える貴重な機会だと考えます。きっと薬物は身体に良くないこと、絶対にやってはいけないことなどは理解できたはずですが、「もし勧められたら断れるんだろうか?」そんな不安を持った子もいるかもしれません。「薬物の怖さを知ったね。強い気持ちをしっかり持って、自分で自分を守ってほしい」という話を先生方はされました。「困ったときは大人が守ってくれる」そう思ってくれると良いですね。
子供たちが成長していくと多感になり、様々なものに興味を持ちます。幼かった頃のように大人が言うことを素直には聞かないと思います。それでも関わって、子供たちを守っていくことが必要です。しっかりとした自立ができるように、ぜひ家庭でも、様々な事件を引き合いに出し、一緒に考えていただければと思います。
自分に挑戦!持久走記録会
この日の私の役割は全ての学年のスターターでした。3・4年生、1・2年生、5・6年生の順に実施しましたが、スタート直後の混乱や大勢の転倒もなく、ホッとしています。特に印象に残ったことが2つありました。1つは初めて記録会に挑む1年生。スタートラインに並んでもニコニコと楽しそうです。特に女子は声かけする度に笑いが起きました。女子も男子も「頑張るぞ!」「オーッ!」と、意欲がみなぎっています。さすがに走っているときはニコニコ顔はないものの、「もう少しだよ!」との声かけにはニコっ。私も嬉しくなりました。もう1つは6年生の男子。6年生は小学校最後の記録会であり、男子のレースは記録会を締めくくる最終レースです。どの学年でもスタート前には「靴紐、マジックテープの確認!」と、この日も言い続けてきました。6年男子にも同じように声かけすると、数名の子供たちから「先生のその言葉を聞くと緊張する!」「あ~もうスタートだ」という反応がありました。「靴紐、マジックテープ確認!」を、3年前からスタート前には言い続けています。子供たちが4年生から聞いている声かけがしみついているんだなあという積み上げと小学校最後の記録会なんだ、という思いになり、これも1年生の様子とは違った嬉しさがありました。学年が上がるにつれてキリッと引き締まった表情が多くなり、自分の目標に向けて必死に走っている様子がうかがえました。
業間休みに持久走練習がある日は、「持久走日課」になり、普段の日課とは違います。記録会に向けた後半は雨が多く、思うように練習ができませんでした。「今日の練習は中止です」という放送があると、「やったあ~!」という歓声が校長室まで届きます。また試走の日や昨日の朝も、「先生、今日はできる?」「できないといいなあ、雨が降るといいなあ」という子供たちの声。記録会で必死に走り、1位でゴールした子でさえ、そんな声をかけてきました。「なんて素直な子たちなんだろう」と、思わず感心してしまいます。「できることなら走らない方が楽」そんな子供たちの思いは十分に伝わります。でもそんな思いを乗り越えて、この日の記録会に臨み、しっかりと向き合っている子供たちの姿からは成長を感じました。
子供たちからは「10位以内に入ったら、○○を買ってもらえる」「順位が上がったら○○をしてもらえる」という話を多く聞きました。“ニンジン作戦”はやる気にさせる1つの方法です。でも見返りはいつもあるとは限らないし、なくてもその気になれることを教えていくことも大事なことです。
目標にしていた順位にならなかった子もいます、最後に抜かれてしまった子、必死に走ったのに抜けなかった子。そして体調を崩して走れなかった子…悔しい思いは次への力にして、また頑張ってほしいと思います。一人一人が、それぞれの頑張りを見せた子ども達を、大いに褒めてあげてください。保護者の皆様、ご声援、ありがとうございました!
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