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久しぶりの会議

 昨日は昼前に学校を出て、千葉市の教育会館に向かいました。県内の各地区から役員が集まっての会議です。4,5月も予定はありましたが、感染症の影響により、中止になったり、書面決議になったりと、例年とは違う2か月でした。役員が勤務する学校での対応に忙しかったこともあるでしょう。まだまだ安心はできませんが、少し落ち着いた面が出てきた故の会議開催、そんな感じも受けました。この会議では県内の様々な情報を得ることができます。統廃合により、昨年よりも10数校の学校が減ったこと、長期の休校への対応として、夏休みの期間が10日という地区もあれば、31日という地区もありました(ちょっとこの差にはビックリ!)。また授業時数を確保するため、今後、土曜日に授業を実施することを考えている地区、運動会や修学旅行などを実施する方向で考えている地区、昨年の台風被害を今もなお引きずっている地区など、千葉県内には様々な状況を抱えている地区があることを改めて実感しました。「そんな状況を踏まえて、子供たちに成長のためどんなことに取り組むことが必要か。学校間で連携すること、そして取組の目的を保護者と共有すること」これはどの地区においても共通していると感じました。
 久しぶりに電車に乗り、千葉駅から県庁近くの教育会館まで歩きました。電車は冷房中でも窓が少し開いています。私がいた車両の人たちはみんなマスク着用していました。船橋、千葉と駅構内は当たり前ですが、人は多く、ほとんどマスクをしています。特に会議終了後、17時過ぎの千葉駅は学生の帰宅時間とも重なり、大勢の人が行き交っています。こういう光景は学校と自宅を往復していたんではわからないですね。テレビで見る光景を生で実感しました。テレワークが進んできても、学校もそうですが、まだまだ実際に行かないと始まらないことは一杯あります。公共交通機関を利用する保護者の皆様もたくさんいると思いますが、大変さを改めて感じます。
 昼過ぎから陽射しも戻り、蒸し暑さを感じながら歩道を歩きました。駅から離れると人通りは少なくなり、また歩道も広いのでマスクを取って歩きました。やはりホッとします。先日、教育委員会から「感染症対策ガイドラインについて」という文書が届き、「熱中症予防を優先した上でのマスク着用を」という項目がありました。8月7日まで続く1学期、「7、8月は気温が高め」と言われており、熱中症への対応は欠かせません。かといって感染症対策も必要です。実は富勢地区の4校で、マスク着用について協議をしており、「登下校中はマスクを外して良い」としていきたいと考えています。登校する子供たちを見ていても、学校が近づくにつれ歩いた距離も長くなっているので、顔が紅潮している様子が見られます。これから暑くなってくることを考えると、マスクを外すことは必要です。マスクをつけたり、外したりが場に応じてできれば良いのですが、低学年はなかなか難しいと思います。「こういう場合にはマスクをする」ということを伝えた上で、マスクを外すことに取り組んでいきたいと思います。教育委員会からの文書にも「公共の場でマスクを外すことについては近隣を含め、多くの方々の理解が必要。教育委員会からも広く知らせしていくようにするが、各学校においてもお便り等を利用し、積極的に呼びかけを」とあります。「こういう状況でマスクを外すとは何事だ」と、様々なトラブル事例も聞きますが、熱中症による命の危険を考えると、ぜひ取組への理解をお願いしたいと思います。来週にメールや手紙等でお知らせしますのでよろしくお願いします。
 「久しぶりの野球で楽しかった!」とは先週の土日、校庭で久しぶりに練習した子供たち。声が弾んでいました。一斉登校が始まって2週間が過ぎ、週末は疲れも増しているはず。その疲れはゆっくり休むことや好きなことをすることで、元気になりますよね。今日と明日、楽しく過ごしてくださいね!