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3.11 命の大切さを考える日

 9年目を迎えた今年の「3.11」は、休校中の水曜日でした。いつもなら「命の大切さを考える日」ということで、この日を機会に、当たり前に生きていること、そのためには普段、気にしていない命の大切さを考えること、「何かあったら」と1年に1回でも話し合える日にすること、などを子供たちにも、保護者の皆様にもお願いしてきました。自宅で過ごす子供たちは9年目を迎えた「3.11」をどのように過ごしたでしょうか?休校中ですが、通勤の渋滞を考えて私はいつも通りの時間帯に出勤しています。毎朝、ラジオの同じ番組を聴きながらの出勤ですが、昨日の放送は宮城・気仙沼からの中継でした。「本当に良い天気。ここから見える海は最高。あれ以来、ここから中継しているがこんな好天は初めて!」とは、いつも元気なパーソナリティーです。でも視聴者の震災に関わる内容や励ましの投稿を読みながら「思い出してしまった」と、最後は涙声に…。私は被災地から遠く離れた所にいましたが、身近に起こったあの日のことや訪れた石巻・大川小の光景をを思い出しながら、何か心に響くものがあります。
 ラジオやテレビでは震災発生から9年目を迎えた状況について、様々な報道がされていました。亡くなられた方々の数も多いけれど、未だ行方不明の方々も多い状況です。8年目を過ぎ、娘の遺骨と歯の一部が海から見つかり、「帰ってきて良かった」と、安心した表情で仏壇に供える夫婦の話がありました。また新聞記事に掲載された「各地で大災害が相次ぐ中、東日本大震災だけというわけにはいかない」という東北の方の受け止め方が印象的でした。今年も「3.11」は命の大切さを考えさせられた日になりました。
 昨日は休校2週目、週の中日を迎えました。今の状況も、命の大切さを考えて過ごさなければいけない日々と言ってよいでしょう。子供たちはどのように過ごしていますか?休校中の過ごし方については様々、取り上げられています。「身体を動かすことの大切さ」についても同様です。子供たちにとっては初めての経験で、どこまでやって良いのか、その加減は難しいはず。ぜひ声かけをしていただき、少しでも気持ちの晴れにつながればと思います。先日、「兄弟で家にいると騒がしくて大変」という話をしました。昨日、職員から「一人で夕方まで過ごす、『会話のない生活』も大変です」という話がありました。帰宅すると「聞いて!」とばかり、話が止まらないとか。なるほど!と思いました。子供たちはそれぞれの立場で頑張っています。話を聞いてあげたり、一緒に考えてあげたり、そしてできたことを大いに褒めてあげたりと、しっかりと寄り添っていきましょう。昨日は各地の感染拡大や春の甲子園大会の中止、テーマパークなどの休園延長など、「やっぱりな…」と失望につながるニュースがありました。甲子園出場が決まっていた高校生にとって、中止の決定は悔しさ以外の何物でもないはずです。でも「僕たちだけではない。苦しんでいる人はもっといる」と、前を見て話す高校生に勇気をもらった気がしました。
 今日は市内中学校の卒業式。富勢小では午前中、職員によって来週17日の卒業式の会場設営をし、午後は予行演習です。