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グラウンドに敵はいない

 8月の4週目がスタートしました。今日はお盆休み明けということもあり、ルームの子供たちの数も先週までとは違い、多くなったとのこと。猛暑に比べれば少し涼しさを感じる今日、校庭からは先日とは違い、余計に子供たちの歓声が聞こえてきました。お盆休み中も仕事、という方も多いかとは思いますが、夕方のニュースには「今日からまた頑張る!」という声もあれば、「ボーッとしていて…」そんな声もありました。夏休みも残り2週間となりました。学校が舞台となる子供たちと私達教職員は9月2日から始まる2学期の準備にしていきたいですね。
 真夏の風物詩として、高校野球をあげる方は多いでしょう。残念ながら千葉代表の習志野高校や敗退してしまいましたが、昨日に準々決勝が行われ、ベスト4をかけて熱い試合が繰り広げられました。朝から夕方、場合によってはナイターになる試合もありますが、ずっとテレビ観戦をしているわけではないのですが、注目する試合は見入ってしまいます。今年の試合で印象的なのはプレーしている高校生の笑顔が多いことと審判の張り切りです。審判については以前、千葉県予選を見た際にも感じ、ここで紹介したことがありました。暑さに加えての審判の重装備、本当に大変だと思うのですが、張り切って走ったり、明確にコールしたり、先週を元気づけたりと、高校生がゲームしやすい雰囲気を作っていることが伝わってきます。高校生の笑顔はゴルフの渋野選手の「笑顔の力」を実証するかのように、力まないように笑顔を作っている様子が伝わってきます。でも敗れれば涙。やっぱりこれは仕方ありません。それでも気持ちを切り替えようと努めている姿に感動します。準々決勝の星稜高校VS仙台育英高校戦で、星陵の2年生ピッチャーに仙台育英の選手が水を差し入れるという場面があり、取り上げられていました。暑さからか手のしびれがあったピッチャーの様子に気づき、仙台育英の選手が「けがするなよ」と言って手渡したとのこと。「グラウンドには敵はいない」と普段から監督に言われているので、というコメントがありました。前日の試合でも足がつった選手に相手選手が気づき、自分が普段から飲んでいるものを差し入れたという記事もありました。優秀な選手は練習会などで顔見知りになっているとはいえ、白熱した試合とは別に、とても印象に残る場面です。夏の高校野球は101回目を迎えますが、こんな場面といい、笑顔といい、以前とは確実に違っています。2つの試合とも、気遣いをした側が敗れています。何が何でも勝利を!という考えはきっとあるでしょう。選手がそれに向かう意味を理解しての行動なのか、そうでないのか。「グラウンドには敵はいない」という言葉は考えさせられる、深い意味があると思いました。普段の練習から監督が繰り返し、繰り返し、かけ続けることで選手が、その意味を自分のものとして理解できたんだと思います。行動の意味づけの大切さを改めて感じさせられました。
 さあ残り2週間です。子供たちが「もう2週間しかない!」と焦るか、「まだ2週間もある」と余裕を持つのか…。お子様はどちらですか?私は余裕を持って過ごせるよう努めていきた