ブログ

道徳「あいさつすると」の授業から

 「恥ずかしくて声が出ない」「やっぱり声が出ない。恥ずかしい…」「ちゃんとやれば良かった…」「あいさつすればよかった…」「急いでいてもあいさつすればよかったな」…これは3年生の道徳『あいさつをすると』の授業の中で、子供たちが「振り返りカード」に書いた内容です。「挨拶ができなかった経験」から振り返りました。実はこのカード、この学級の担任が「道徳の授業の振り返りカードに、校長先生のことが書かれていたので」ということで持ってきてくれました。冒頭、子供たちの後悔を紹介しましたが、この多くには「校長先生が『おはようございます』って言ってくれてるのに」という言葉が添えてありました。「挨拶って結構、勇気がいること。そうだよな、子供たちは頑張っているんだよな。できないことを、できるようにするための通過点だ」…これを読ませてもらったとき、子供たちの見えない部分が伝わり、何だかとっても嬉しくなりました。知らせてくれた担任にも感謝です。
 朝、登校する子供たちを見ていると様々な姿が見られ、いろいろな表情が読み取れます。元気な挨拶を自分からできる子、元気に挨拶を返してくれる子、残念ながらできない子もいます。こんな子ははっきりしていてわかりやすいのですが、それ以外の、多くの子供たちが面白いんです。友達と顔を見合わせて、「(せーのっ)おはようございます!」と言う子、お母さんに促されながら「校長先生、おはようございます!」と言う1年生、恥ずかしそうに、小さい声で「おはようございます」と言えた子、目から「おはようございます」が聞こえる子、…そんな子たちを見ていると「挨拶って勇気がいる」ことを実感します。3年生のカードにはこんなことも書いてありました。
 ・「あいさつする校長先生、とっても気持ちよさそうだな」
 ・「校長先生にあいさつしたら、笑顔で返してくれた」
子供たちはよく見ていますね。この言葉は、勇気のいる挨拶ができるようになるための大きなヒントかもしれません。「ほら、挨拶しよう」「さあ、挨拶」というその場で挨拶を促す指導も必要ですが、それ以上に挨拶の気持ち良さを伝える環境を継続していくことの大切さを実感しました。カードに書かれたことから、多くのことを学びました。3年生の子供たちには感謝です!
 「挨拶できるようになりたい」子供たちはたくさんいます。そんな子供たちが少しでも勇気を持って挨拶ができるように、大人からの挨拶を積み上げていきましょう!