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稲刈り体験

 秋晴れの昨日、5年生が稲刈り体験をしました。5月18日に、地域にお住まいの関根さんの田んぼをお借りしての田植えに続く、稲刈りです。今週初めに計画していましたが、先週末の雨で延期、この日になりました。2反(たん)ほどある田んぼの中央に、3分の1ほどの稲が残っています。「稲の株の下の方を握って、こんなふうに刈り取る。鎌はこんな風に使ってはダメ!刈り取った稲は揃えてこう置く」と、」始めに関根さんから鎌を使っての刈り取り方法を聞いた子供たちは、「よし!」という表情で刈り取りに向かいました。サクッ、サクッ、サクッ、…結構、いい音をさせながら子供たちは上手に刈り取っています。刈り取った稲はその場で脱穀。子供たちはその場にあった大型のコンバイン機にも興味津々です。子供たちから刈り取った稲を、関根さんがコンバインへ。脱穀された稲が出てきます。そんな流れに釘付けでした。
 関根さんによると、2反の田んぼからは約1トンの米が収穫できるとのこと。台風15号の影響についてもお話しされていました。この辺りにも強風で稲が倒れ、水に浸ってしまい、まだ機械で刈り取れない稲があるとのことです。被害が大きかった県南地区に触れ「あっちの方は大変だよ」と、天候に左右される農業の大変さを感じます。「今は何でもあり、すぐに手に入る時代。田植えや稲刈りを通して、米作りの大変さやありがたみを子供たちには感じて欲しいね。でもな、農業って大変。この先、子供たちが受け継ぐってできるのかな?」と話す関根さんが印象的でした。子供たちは田植えと稲刈りの場面だけの体験です。米作りは田植えまでの準備や稲が育つまでの様々な管理や気遣い、そして収穫後の来年への準備と、地道な取組の連続です。その全てを子供たちに伝えることはできませんが、収穫の喜びから「食べる」ことにつながり、普段とは違った味を経験することで、米作りへの興味関心が高まれば良いと思います。実はこの日のために鎌を人数分、購入しました。「使った鎌はどうしようか?」という話になり、「来年への継続を考え、できる後始末はさせる」ということになりました。大事なことですよね。全てお膳立てができている中では、味わいはわずかなものです。大変さを経験させ、やりきらせ、認めていく…その繰り返しが力になると思います。稲刈りの作業つきの田んぼまでの往復は、結構大変です。「お腹すいたあ~」とは帰りの子供たち。お腹をすかせての給食はきっと格別だったはず。子供たちにとっては貴重な体験でした。関根さん、本当にありがとうございました!!