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みどりの日

 「長いなあ~」と思っていた10連休も、過ぎてみれば残りは今日と明日の2日間です。ニュースでも「10連休、残り○日」などという内容とともに、「ちょっと長いかな」「することがなくなってきた」という声や「これだけ休んだんで、仕事がしたくなってきた!」そんな声も紹介されていました。子供たちはどうでしょうか?時間が有効に使える休みを満喫していますか?
 時間を有効に…と言いましたが、私はこの連休中、新聞を読む時間を有効に使っています。昨日は「みどりの日」でしたが、だからといってそれを取り上げた記事がそうあるわけではありません。(私の見る限り)コラム欄にだけ、ありました。「悲しめるもののために みどりかがやく くるしみ生きむとするもののために ああ みどりは輝く」という室生犀星の詩を取り上げて、新緑のエネルギーを吸収し、英気を養うにふさわしい、と扱っていました。3月、4月が慌ただしかっただけに、よくわかります。きっと学校の職員もそんなことを感じながらこの連休を過ごしているんだろうと思います。最後にはこう書かれていました。「薫る風に憂いを払い、心機一転、次なる一歩を踏み出したい」…10日も休めば、「もうちょっと」ということにはならないかもしれませんね。「よし!」と思って、7日から始まる日々を過ごしたいものです。
 「みどりの日」に刺激を受けたわけではありませんが、昨日は朝から埼玉県深谷市に出かけました。電車で出かけられて、ちょっとした話題があり、歩き回れるところ、…そんなことで、数年後、お札の肖像画に取り上げられることが決まった渋沢栄一の故郷、深谷市でした。暑さで有名な熊谷市の先、ということもあって、10時頃の陽射しは強く、やっぱり暑い!そんな感じになりました。東京駅に似たレンガ造りの駅舎(駅を出ると大勢が振り返り、駅舎を見上げていました。やっぱり見事でした)からバスで10数分、記念館や旧渋沢邸がある場所は、緑が広がる静かな場所でした。記念館には訪れる人は多く、小学生も結構たくさんいました。「経済界の父」と言われる渋沢栄一ですが、小学生には少し難しいかな…記念館の展示物からはそんな感じを受けました。私の目にとまったのは「深谷の子『6つの誓い』~渋沢栄一翁の心を受け継ぐ深谷教育」というリーフレット。夢に向かって努力、毎日勉強、たくさん挑戦、体験、進んで挨拶、くつをそろえる、心のこもった言葉、の6つを示し、夢と志を持ち、真心と思いやりのある深谷の子を育てる心構えが書かれてありました。学校で求めていることは同じであっても、身近に「渋沢栄一」という目標となる先人がいると子供たちに与える影響は違うかもしれません。記念館から旧渋沢邸までは歩いて10分ほどでしたが、小学校があり、住宅地があり、畑があり、…そんなどこにでも見られる普通の場所です。ネギが有名な深谷ということもあり、歩いているとネギの香りも味わえました。地域の中で育っていき、将来、地域を支えることになる子供たちにとっての地域の大切さを改めて感じました。深谷での半日は、とても有意義な時間になりました。
 さあ、今日は「こどもの日」。何かをやってもらえる日とするのではなく、自分の役割を考えることもしたいですね。今日と明日の2日間、「何もすることがない…」と言わずに、積極的に取り組むことを見つけて有意義に過ごしたいものです!