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自分に挑戦!持久走記録会

 11月最終週から12月に入ってもなかなか安定しない天気。職員室から見える、運動場の水たまり状況を気にしながらの数日、水たまりがなくなっても実際歩いてみると、ジワ~ッと靴に水がしみこんできます。残念ながら今年は持久走記録会を実施する富勢運動場での試走も実施できないまま、記録会を迎えることになりました。実施予定日の3日も降り続いた雨によって、野球場はかなりの水を含んだ状態で延期。好天が続く予報と野球場の状態を見越して5日、6日と実施を計画し、実施できなければ今年度の記録会は中止と決めて臨んだ5日でした。半袖半ズボンの体操服と緊張感で子供たちは「寒い!」とのことでしたが、見る側にとってはポカポカと感じる昨日の記録会。多くの保護者の皆様による声援の中、持久走記録会を実施できました。ありがとうございました。記録会に挑んだ子供たちの様子はいかがでしたか?
 この日の私の役割は全ての学年のスターターでした。3・4年生、1・2年生、5・6年生の順に実施しましたが、スタート直後の混乱や大勢の転倒もなく、ホッとしています。特に印象に残ったことが2つありました。1つは初めて記録会に挑む1年生。スタートラインに並んでもニコニコと楽しそうです。特に女子は声かけする度に笑いが起きました。女子も男子も「頑張るぞ!」「オーッ!」と、意欲がみなぎっています。さすがに走っているときはニコニコ顔はないものの、「もう少しだよ!」との声かけにはニコっ。私も嬉しくなりました。もう1つは6年生の男子。6年生は小学校最後の記録会であり、男子のレースは記録会を締めくくる最終レースです。どの学年でもスタート前には「靴紐、マジックテープの確認!」と、この日も言い続けてきました。6年男子にも同じように声かけすると、数名の子供たちから「先生のその言葉を聞くと緊張する!」「あ~もうスタートだ」という反応がありました。「靴紐、マジックテープ確認!」を、3年前からスタート前には言い続けています。子供たちが4年生から聞いている声かけがしみついているんだなあという積み上げと小学校最後の記録会なんだ、という思いになり、これも1年生の様子とは違った嬉しさがありました。学年が上がるにつれてキリッと引き締まった表情が多くなり、自分の目標に向けて必死に走っている様子がうかがえました。
 業間休みに持久走練習がある日は、「持久走日課」になり、普段の日課とは違います。記録会に向けた後半は雨が多く、思うように練習ができませんでした。「今日の練習は中止です」という放送があると、「やったあ~!」という歓声が校長室まで届きます。また試走の日や昨日の朝も、「先生、今日はできる?」「できないといいなあ、雨が降るといいなあ」という子供たちの声。記録会で必死に走り、1位でゴールした子でさえ、そんな声をかけてきました。「なんて素直な子たちなんだろう」と、思わず感心してしまいます。「できることなら走らない方が楽」そんな子供たちの思いは十分に伝わります。でもそんな思いを乗り越えて、この日の記録会に臨み、しっかりと向き合っている子供たちの姿からは成長を感じました。
 子供たちからは「10位以内に入ったら、○○を買ってもらえる」「順位が上がったら○○をしてもらえる」という話を多く聞きました。“ニンジン作戦”はやる気にさせる1つの方法です。でも見返りはいつもあるとは限らないし、なくてもその気になれることを教えていくことも大事なことです。
 目標にしていた順位にならなかった子もいます、最後に抜かれてしまった子、必死に走ったのに抜けなかった子。そして体調を崩して走れなかった子…悔しい思いは次への力にして、また頑張ってほしいと思います。一人一人が、それぞれの頑張りを見せた子ども達を、大いに褒めてあげてください。保護者の皆様、ご声援、ありがとうございました!