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10月4日 鶏肉の塩麹焼き アーモンド和え いわしの団子汁 白インゲン豆とさつまいもの甘煮

校長検食簿より

今日は和風お肉料理の献立である。メインは鶏肉の塩こうじ焼き。塩こうじは最近よく使われる発酵調味料であるが、お肉料理に使うとお肉が柔らかくなり、味にも深みが増してくる。今日もそれを狙っての献立である。塩こうじに漬け込む時間によって旨味が変わってくるが、今日は少し短かったかと感じる。柔らかさとジューシーさをもう一息欲しいところだった。アーモンド和えはサラダの中で子どもに一番人気ではないかと思う。アーモンドの食感と少し甘めの味付けが、キャベツやニンジンの、味とマッチしておいしい。ごはんにもよくあっている。そして味噌汁はいわしの団子汁。10月4日はいわしの日だそうで、千葉の房総はいわしの産地でもあり、いわしのおいしい食べ方の一つのいわし団子が入った味噌汁は、出汁に加えていわしの味もおいしく染み出た汁になっており、今日は午後から千葉市へ出張のために、鍋から直接よそってくれた熱々の団子汁は格別の味であった。さらに、白いんげん豆とサツマイモの甘煮は、デザートではなくおかずとしていただいたが、豆とサツマイモの味を損なわないように上手な甘み味付けで、これはなかなか家では作らない味だと感じた。検食簿は千葉へ向かう電車の中で思い出しながら書いていると、またお腹が空いてきたほどおいしかった。