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6年生 着衣泳で水泳指導を閉める

日本全国津々浦々の学校にプールが設置されるようになったのは、宇高連絡船(今は廃止)の紫雲丸事故により修学旅行中の小学生160名あまりが亡くなった事故がきっかけとなり、泳ぐ経験をどんな環境下(山間の子や川・海・湖から遠い場所の子)の子どもにも経験させ、命を守る力をつけるために始まり、学習指導要領にも位置づけられています。実はこの原点の事はあまり知られていないことでもあります。

今日はその原点につながる、水難防止の着衣泳を6年生が実施しました。

 

溺れた人を演じる先生に、水泳指導の先生が泳いで助けに行きますが、泳いで救助することは泳ぎが上手な人でも難しく沈んでしまいます。そこで、長い棒を差し出したり、ロープを投げ込んでつかんでもらい、救助することができました。

溺れた人を見つけたら、大きな声を出して、助けを呼ぶことが大切なことです。

次に、実際に自分が溺れそうなった時にはどうするか・・・

 

水面をたたいて音を立てたり、足が少しでもつく場所だったら、底をけって体を引き上げて助けを呼びます。それでも気づいてもらえない時は・・・

 

体の下に水が入るように静かに手で水をかきながら、浮いて待てるように・・・いくつかの浮き方の練習をしていました。

 

水辺での過ごし方は十分に注意をして、大人の人と必ず行くようにしてください。水の事故で年間1000人近く方が命を落としてしまうことも、最初に説明がありましたね。暑い夏、命を守る行動をしましょう。