特色ある研究(令和5年度)

特色:農業体験のすごいゴール決定!

全校児童が地区別で集まり、それぞれが栽培している農作物のゴールを話し合いました。

話し合いの手順は、次の流れです。

1.各地区に集まり、それぞれの作物を育ててどうしたいか話し合う

・ジャムボードに3年生以上は端末で直接書き込み、低学年は付箋に手書きして高学年に打ってもらう

・出された意見を見て話し合う

2.オンラインで発表する

・地区ごとの教室をオンラインでつなぎ、どんな意見が出たか全校で共有する

3.外部の人の力が必要なゴールについて校長と相談する

4.ゴールに向けて何をしなくてはいけないか、シンキングツールに記入して話し合う

 

初めての集まりでしたが、どの地区もしっかり話し合っていたことに驚かされました。

端末を使わず、今までのように一斉学習のスタイルで、手をあげて意見を出させるようなことをしていたら、一部の子供だけしか活躍できず、退屈してしまう子供が多発したはずです。

低学年には付箋を用意することや、シンキングツールを活用することなどで、全員が意見を言う機会が保障されるとともに、お互いの考えをリアルタイムで知ることができ、短時間でも話し合いが深まりました。 

それぞれの考えでゴールを設定していいのですが、外部の人の力が必要なゴールとして、校長が許可し、支援を約束したものは下記になります。

どれも、自分たちだけで楽しむのではなく、周りの人にも喜んでもらうためのものです。

これまで、このような活動を縦割りで行った事例は、全国的にもほとんどないと思います。

だからこそ、大きな学びがあると確信しています。

地域や保護者の皆様、どうぞご支援ください。(校長 佐和)

地区名 作物 活動のゴール 備考
手賀地区 とうもろこし

トウモロコシ狩り体験の企画と運営

・参加者を募集する(ネットやチラシ)

・もいですぐ食べてもらう

・子供たちの発表(クイズ)を聞いてもらう

7月末頃

 

布瀬地区 ジャンボカボチャ

ジャンボカボチャコンテストへの参加

・JA主催のコンテストに出品

カボチャアートで地域を飾る

10月ころ
片山地区 落花生

道の駅しょうなんでの落花生販売

・食べ方を紹介する

・育て方の発表する

10月ころ