テガニっき 

ますます必要なタイピング力!

もう6年ほど前の調査になりますが,2015年に文科省がコンピュータを活用した情報活用能力調査を全国の小・中学生(それぞれ約3000人)を対象に行いました。

そのなかに,子どもたちのタイピング力を測る調査もあり,全角換算で72文字の文章を5分間入力させた結果,小学生の1分間あたり入力数は平均5.9文字という結果だったようです。

平均して10秒に1文字しか入力できなかったことになります。

これでは,端末を使い自分の考えを表現したり,意見を交換したりすることはできそうにありません。

 

そこで,本校の児童の実態を測定しました。

結果は,5年生の平均は17.7文字,6年生の平均は19.6文字でした。

本校は,3年前から1人1台端末を実現しているため,国の調査より3倍くらい良い結果でした。

しかし,一方で個人差がとても大きいことが分かりました。

1人1台端末環境による学習では,タイピングの能力は必要不可欠です。

ぜひ,ご家庭でも持ち帰った端末で,タイピング練習をするようにお声かけをお願いします。

(タイピング練習サイトのIDとパスワードは全員に配付しています。)

また,本校独自のタイピング検定も現在計画中です。(校長 佐和)