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5年生 算数の授業をやってみよう!
5年生は、2学期、学習のゴールや活動内容を決めるなど、自分たちで学習を進める方法を身につけてきました。3学期はさらにその力をつけるため、算数の授業を自分たちでやってみようということになりました。
まずは、2~3人のグループに分かれて、分担したところの授業の準備をします。
いつもの算数の授業を思い出し、新しい問題→学習問題→自力解決→まとめ→練習問題という流れをもとに、準備を始めました。
授業の流れを考えていると、自然に、いつも授業を受けている時と同じようなノートを書いている人が多かったです。いつもの学習の流れが、しっかり頭に入っています。
担任がいつも使っている授業準備のノートを撮影して、参考にしている人や、自分のノートを振り返っている人もいました。
初めてのことだったので、1時間準備をした後、いよいよ1回目の授業です。
「割合」の「比べられる量」を求めるところを行いました。
先生役の人が、話す役と黒板を書く役に分かれています。前半と後半で交替していました。
自分たちで考える時には、先生役の人が用意したジャムボードを使うようにしていました。画像としてはりつけた数直線を使って、みんな解いています。
練習問題を解く時も、一人ひとりに丸つけをしたり、アドバイスをしたりしていました。
黒板は、ひと目で学習の流れがわかるように書くことができました。
2回目のグループは、「もとにする量」を求めるところを行いました。
3人いたので、練習問題の時にはとても丁寧に友達の解き方を見ていました。間違っている時には、理由を具体的に教えてあげていました。
3回目のグループは、割引された値段を求めるところを行いました。
一番難しい場面でしたが、学習問題やまとめがみんなの言葉で出るように、考える時間をしっかりとっていました。
それぞれの授業が終わった後は、ジャムボードに感想や反省を書きました。
自分たちで授業を行ってみて、
「またやりたい!」
「違う教科でもやりたい」
「先生役をやると、わかっていなきゃいけないから、よくできるようになる」
と言っていました。
緊張した人もいたと思いますが、伝わるようにどうすればよいか、どうすれば目標を達成できるかなど、頭をフル回転させて、素晴らしい授業になったと思います。
これからも、自分たちで学び方を考えられるようになってほしいと思います。
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(5年担任 戸沢)