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5年生 全校に向けて、米づくりプレゼン

 5年生は、自分たちが社会で学習した米づくりについて、全校の児童に知ってほしいと考え、ポスターとスライドを作成してきました。というのも、手賀東小では、田植えと稲刈りを毎年させていただいていますが、その間にはどんなことをしているのか、知らない人も多いのではないかと考えたからです。米についてくわしくなれば、9月の稲刈りも、来年度の田植えにも、さらに多くの思いをもって参加できるようになります。

↓前回までのあらすじ「5年生 米づくりについて伝えよう!」↓

https://kashiwa.ed.jp/tegae-e/blogs/blog_entries/view/126/a611f4bd4a99e31a2336f4ee44e470b9?frame_id=21

 ポスターは、完成して、5年生教室前に掲示しました。また、いつでも見られるように、各学年のクラスルームにも、データとして入れさせてもらいました。低学年にもわかるように、難しい言葉に解説を入れたり、ふりがなをふったりしました。

 スライドは、7月4日(火)のロング昼休み、他の学年の人にも伝えるために、プレゼンをして披露しました。そのために、何回も練習やリハーサルを重ねます。

 実は、6月にクラスで米づくりについて調べることを分担して、同じような内容を、5年生どうしで発表しました。そのままだと低学年に伝えるのは難しいので、難しい言葉を説明したり、難しい言葉を使わないで話したりと、工夫を入れました。

 また、今回は、聞き手とやり取りをするプレゼンを目指し、「~を知っていますか」などの呼びかけや、クイズを入れました。見ている人が、新しいことを知ることができるように一生懸命です。「え~!!」、「すごいなあ」など、驚きや感動の気持ちをもってほしいと言っていました。そうすれば、プレゼンは成功です。

 教室で最終調整をし、その後、実際に発表する場所であるメディアルームでもリハーサルをしました。

 

 

 

 いよいよ本番です。給食を食べたら、メディアルームで、他の学年が入ってくるのを誘導します。

 発表中は、みんな「えー!」と驚いたり、クイズで盛り上がったりしていました。農業に使う機械の値段や一年間で使う日数に驚いた人が多かったです。

 

 

 

 

 

 5年生は、修学旅行の前にも、行き先についてのプレゼンを行いましたが、その頃よりも格段にレベルが上がっていました。

 スライドの作り方自体が見やすくなっていて、聞き手の立場になって図や番号を入れている、フォントや文字の色、大きさが見やすいなどのよいところが増えました。また、発表の仕方も、聞き手を見たり、話すことに合わせてアニメーションを使ったりなど、どんどん上手になっています。

 終わった後は、自分たちでさっと会場を片づけ、大成功だったと満足そうでした。聞いている人たちがリアクションしてくれたことが、とても嬉しかったそうです。帰りの会のスピーチでは、「100点中100点だった」と言っている人もいて、それを聞いて、さらにみんなも笑顔になりました。

 5年生は、今回で、自分たちが企画したことが成功すること、伝えたいことが伝わることの喜びを知りました。努力の成果だと思います。

 農作業体験に行く時や登下校中に、田の様子に興味をもつ人が少しでも増えたら良いです。

(5年担任 戸沢)