日記

2023年10月の記事一覧

大盛況のかたくり祭

午前中に実施された合唱コンクールでは、どの学年もすばらしい歌声を響かせてくれました。講師である作曲家の田嶋勉先生(元増尾西小学校の校長先生)からは、それぞれの学年の頑張りを称えていただくと共に、「鑑賞している生徒の雰囲気やマナーが整ってるので、全体として良いものを作り上げられている」というお褒めの言葉をいただきました。いつも通りに頑張る生徒達の姿をほめていただけるのはとてもうれしいですね。生徒達もきっと自信になったと思います。

   

   

午後は有志達のパフォーマンスと美術部、吹奏楽部の発表でした。有志のパフォーマンスは、けん玉、漫才、ダンス、歌と、どれも大変盛り上がりました。ステージ上で堂々と演技できたことがすばらしいです。

美術部は自分たちが描き上げた作品を独創的な発表の仕方で紹介してくれました。今までにない工夫に感動しました。

吹奏楽部は演奏に動きをつけたり、観客が一緒に歌ったりできるような選曲をしてくれたので全校生徒が一体となって楽しむことができました。

午前中の合唱コンクールを企画運営してくれた音楽委員の皆さん、今日一日のかたくり祭を企画運営してくれた生徒会の皆さん、大変だったと思います、君たちのおかげです。有難うございました。

   

   

   

   

   

かたくり祭の盛り上がりの演出をお手伝いくださったのが、バザーと抹茶体験です。

バザーの商品は保護者の皆様が無償提供して下さった衣料品、書籍、文房具等多種多様、また地域の農家の方がたがこちらも無償提供してくださったたくさんの野菜です。物価高騰の折、こんなに安く野菜が買えるのかとびっくりしました。7時15分という早朝からの売り出しにも関わらず多くの生徒が訪れ大盛況でした。準備や当日の運営をしてくれた「生徒サポートの会」の皆様に感謝いたします。

   

   

もう一つ、武道場で行われたのが「抹茶体験」です。これは「十色咲かそう会」の皆様が中心になり、事前に募集した女子生徒達が抹茶と和菓子を運びおもてなしをするという企画です。これも大盛況で、和服を着た女子生徒は「めっちゃ楽しかったです。」と大喜びでした。

   

   

   

 

主体性を育む「理科」の授業

  

「主体性」は事あるごとに生徒達に伝えている言葉ですし、教職員も様々な場面で意識している、生徒達が成長して行く上でとても大切な考え方です。

今日は2年生の理科で、生徒達の主体性を育むことを意識した授業が行われていました。学習課題は「『血管と血液』について授業をする」です。「血管と血液」について生徒各々が調べ、それを班員たちに授業のようにして教えるという形です。調べる過程で、「血管と血液」についての知識を得られることはもちろんですが、それ以上に、知らないことの調べ方、相手にわかるように要点をまとめる力、それを伝えるために表現する力等が身に付きます。

教室内は活気があり生徒一人ひとりが生き生きしているという印象でした。知識だけであれば以前のように教師から一方的に伝えた方が効率的だと思われますが、このスタイルの授業では、今後生きて行く上で必要な「生きる力」を身に付けることができます。慣れない生徒達にははじめは戸惑いがあるかもしれませんが、将来を見据え様々な学びをして欲しいと思っています。

駅伝大会での検討を祈る!

   

 いよいよ明日は「東葛飾地方中学校駅伝競走大会」です。いわゆる「トウカツエキデン」です。保護者の皆様も、東葛地域出身であればこの響きを覚えている方が多いのではないでしょうか。皆さんが子どもの頃から脈々と続けられてきた伝統ある大会は、今年で第75回目を迎えます。コロナ禍で2年間中止になりましたが、昭和23年から続けられ、現在も続けられていることにびっくりです。

 本年度はほとんどの公立中学校に加え、私立の学校もエントリーし、74校が出場するとのことです。あの暑い夏の日も頑張って練習してきた逆井中の生徒達、今までの成果を思う存分に発揮してきてください。

    

 ところで、今日の「壮行会」の応援は凄かったです。体育祭以来の全校応援ですが、応援団のリードとそれに応える全校生徒の声…体育館が割れんばかりの大きな声でした。きっと選手たちの力になったことと思います。

「命は一人ひとりに与えられた大切な時間」(交通安全教室)

  

 今日は「スケアードストレート(交通安全教室)」が行われました。プロのスタントマンによる衝撃的な事故場面を見ることで、それにつながる危険な行為を未然に防ぐことを目的とする交通安全教室です。はじめこそ笑いが出ていましたが、実際にスタントマンが車に轢かれたり、ぶつかったりする場面になると、皆その場面にくぎ付けで、見学の表情も真剣になっていました。

   

 中でもトラックの「内輪差」については、生徒代表で2名の生徒が出てくれましたが、生徒に間近に迫るトラックには見ているこちらもひやひやさせられました。「内輪差」という言葉を初めて聞いたという生徒が全校生徒の4分の1位いたようですので、それだけでも今日の交通安全教室は大きな収穫があったと思います。

   

 交通ルールは中学生ならば誰でも知っている内容ばかりですが、実行してこその知識です。プロのスタントマン「スーパードライバーズ」の方が言っていたように、「命は一人ひとりに与えられた大切な時間」です。自分のためにも、皆さんを大切にしてくれているご家族のためにも、そしてすべての人たちのためにも、しっかりと守っていって欲しいと思います。

生徒が主体的に取り組む体育(研究授業)

 

 体育の授業は様変わりしています。先日1年生女子体育の研究授業が行われました。教材はバレーボールで、アンダーパスをテーマにしていました。

 授業の始めは、全員でランニング体操…というのではなく、チーム毎に補助運動を行います。スポーツテストの結果を元に不足している部分を補う種目を取り入れているとのことです。

 

 今日のテーマのアンダーパスについては、上手にできない原因の究明と、上手にできるようになるための練習方法を自分たちで探る課題解決型学習をしていきます。以前のように、教師が様々なことを教え、繰り返し練習し技術を身に付けるという形ではありません。

 自分たちで課題を見つけ、解決していくという形は、生涯の体育的活動に結びつき、自らの健康を保っていくために必要な力を身に付けることができます。技術が上手か上手でないかばかりが問われていた昔の体育のイメージを腐食した新時代の体育です。どのような形で行われているか、ぜひお子さん達と話をしてみてください。