日記

主体性を育む「理科」の授業

  

「主体性」は事あるごとに生徒達に伝えている言葉ですし、教職員も様々な場面で意識している、生徒達が成長して行く上でとても大切な考え方です。

今日は2年生の理科で、生徒達の主体性を育むことを意識した授業が行われていました。学習課題は「『血管と血液』について授業をする」です。「血管と血液」について生徒各々が調べ、それを班員たちに授業のようにして教えるという形です。調べる過程で、「血管と血液」についての知識を得られることはもちろんですが、それ以上に、知らないことの調べ方、相手にわかるように要点をまとめる力、それを伝えるために表現する力等が身に付きます。

教室内は活気があり生徒一人ひとりが生き生きしているという印象でした。知識だけであれば以前のように教師から一方的に伝えた方が効率的だと思われますが、このスタイルの授業では、今後生きて行く上で必要な「生きる力」を身に付けることができます。慣れない生徒達にははじめは戸惑いがあるかもしれませんが、将来を見据え様々な学びをして欲しいと思っています。