学校長名 岩永 朗子

校長室より⑯土曜参観は、大人が【スクラム】を組んで!

 学校だよりの『さくらっこ』でも、10月、11月は、特に【授業勝負】の毎日とお伝えしています。今回は、11月11日の土曜参観&四小まつりの様子をお知らせします。今年度は、人数制限なく、保護者の皆さんに学校へ足を運んでいただけることも増えました。1学期に引き続き、授業公開を2~4時間目に行いました。多数の保護者の方、兄弟姉妹の皆さん、そして学校運営協議会委員の方が参観にいらっしゃいました。 先生方も3時間を工夫して、のぞんでいる様子が見られました。

 まずは、普段の授業をみていただきました。普段の授業の様子を見て、「学校でちゃんとやっているのかしら。」と心配された保護者の方も、少しは安心されたのではないでしょうか。国語、算数だけでなく、道徳、外国語も取り上げられていましたし、専科の音楽・体育の授業もあり、専門的に1教科を教える先生からの学びの深まりも感じていただけたのではないでしょうか。

 また、児童と保護者が関わる場を設けた授業も多数見受けられました。体育の長縄跳び、ドッジボール、リースやおもちゃ作りなど、一緒に参加することで、楽しんでいただけたことでしょう。

 そして、事前に準備した発表を聞いていただく授業も見られました。本校の研究の仮設である【反応や質問ができる聞き手を育てることで、話し手の表現力は高まるだろう】を意識した取り組みから、保護者の皆さんには良き聞き手になっていただきました。

 

 先生方の個性が光る授業公開から子供たちの成長を感じ、楽しんでいただけたでしょうか。

 

 そして、午後は四小まつり。子供たちの笑顔、笑顔、笑顔が印象的な1時間半でした。

四年ぶりの復活に向けて、年度当初から企画し、8月から具体的な話し合いがはじまりました。「四小の子供たちを楽しませたい!」という大人の共通の願いのもと、PTA総務役員と行事委員の皆さんが一つになり、検討が重ねられました。けがのないように、一から企画を実行に移すのは大変だったと思います。廊下には安全配慮の委員さんが立ち、子供たちはけがなく謎解きに参加することができました。

 

 また、当日のまつり開始のアナウンスは、ワクワクが止まりませんでした。アナウンスを担当された方とお話しすると、【間】や【文言】などを時間やタイミングを念入りに確認され、当日を迎えられたと聞きました。なるほど、成功の陰には様々な努力があったのですね。教頭先生の簡単なゲームも楽しさを倍増させました。先生方も参加し、楽しんでいました。四小まつりは、大成功でした。本当にありがとうございました。

 

 コミュニティ・スクールとなって、4年目の柏四小です。地域とともにある学校づくりを目指し、先生方は授業に専念し、PTAの皆さんがまつりの企画・運営を担うなど、それぞれの立場で子供たちの成長に関わっているのが四小です。これからも、大人が【スクラム】を組んで、教育活動を進めていきます!

 

 11月11日に来校いただきました皆さん、本当にありがとうございました。