学校長名 麻生 織江

2学期始業式の話①

 みなさん,おはようございます。今年の夏休みは,いかがでしたか。

 わたしの夏ですが,東京オリンピック・パラリンピックをおうちのテレビで観てました。みんなは観たかな。

 わたしは,テレビ観戦しながら,何度も感動して涙を流してしまいました。でも,感動したのは,メダルをたくさん取ってくれたことではありません。
 試合後に,選手どうし,敵・味方,国なんて関係なく,寄り添い,お互いのがんばりをたたえ,いっしょに戦ってくれてありがとう。と伝え合っているところです。その姿に感動しました。

 ところで,校長先生が1学期みなさんにいつも話していた「柏四小の子どもたちには,こんな子になってほしい。」を覚えていますか。夏休みにはいって,忘れた-。なんて子はいないかな。

 それは,「人を大切にする子」「自分で考えて行動する子」です。
 オリンピック選手は,まさに,「人を大切にする人」でした。

 負けて悲しんでいる人をバカにするような人はいません。むしろ,今日までがんばったこと,一緒に競技できたことの感謝の気持ちを伝えていました。

 オリンピック選手は,まさに,「自分で考えて行動する人」でした。
 オリンピックに出場することを目標に,自分で苦しい練習を選び,努力しつづけてきました。たとえ,身体が不自由でも,できることをは何かを考え,できることを生かして,練習を続けていました。  
 だから,感動させられるのですね。

 2学期も,「人を大切にする」「自分で考えて行動できる」を意識して生活してください。