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2024年8月の記事一覧

ベストマッチ

以前紹介した通り、輝秋祭での発表が近づく家庭科部ですが

本日の活動はナポリタンスパゲッティの調理と、発表に対する

余裕を感じさせてくれる内容となっています。

ナポリタンは教員にもおすそ分けしてくれるようで、フライパン

にはパスタが山のように盛られており、作るのも一苦労しそう

なほどのボリューム感がありました。

ピーマン・玉ねぎ・ベーコンと王道の具材が入ったナポリタンは

ただのケチャップがなぜここまで美味しくなるのか不思議になる

ほど、絶妙な調和をしていました。

お盆明けで、大人も子どももエンジンがかからない時期かと

思われますが、家庭科部の生徒達が作ったナポリタンは、多くの

教員のモチベーションを挙げてくれたことと思います。

高い生産性

コンピューター部と同じく輝秋祭で発表をする予定の

家庭科部も、夏休み中ですが作品を仕上げるために頻繁

に活動をしています。机の上では収まりきらないサイズ

の布を広げて型を取る風景を見ていると、義務教育の

授業では到底扱わないレベルの作品を作っているのだと

実感し、家庭科部の偉大さに気付かされます。技術も

さることながら、ミシンをかけている時に布が動かない

ように扇風機を止めてしまう、涼よりも作品のクオリティ

を求める熱意も素晴らしいです。

かなりの大作を作っているように見えますが、もう輝秋祭

用の作品が完成している生徒もいるようで、家族のために

オシャレな洋服を作る生徒までいました。

真実の愛はココにあった

8月4日に高円宮杯に出場予定のサッカー部は朝の6時30分から

練習をしています。練習をする生徒の中には3年生の姿もあります。

今年度の3年生は、彼らが1年生の時代から同学年の部員数が5名程度

であり、11人でやるスポーツと考えると人数が十分とは言えない

環境で努力を重ねてきた世代かと思います。中学生であれば、人間関係

を築きやすい多くの部員で賑わっている部活に魅力を感じても不思議

ではありませんが、そういった事情を優先せずにサッカー部を選んだ

真のサッカー愛を持った3年生達だと断言できます。

そんな、3年間真摯にサッカーに打ち込み続けてきた3年生がハーフ

ラインくらいの位置からフリーキックを打っていますが、その精度は

かなり高く、ゴールポストのすぐ横で写真を撮っていてもこちらにボール

が向かってくることがありません。正に3年間の練習によって培われた

技術の賜物と言えます。早朝から練習に熱中していますが塾の夏季講習に

参加するため、時間になると後輩達よりも先に練習を切り上げており

部活と勉強共に全力で取り組む文武両道の姿を見せてくれます。

1・2年生だけになってもサッカー部の練習中の気迫は衰えることが無く

全員で声を出して盛り上げながらシュートを打っていました。

練習が終わると教室で補食を取るサッカー部の1・2年生ですが10時前

とは思えないほどの勢いでモリモリ食事をしており、若さゆえの食欲に

驚かされます。そして忘れてはいけないのが、その食事を用意してくれた

であろう家族がいるということ。6時30分に学校に到着する生徒に

食事を持たせるということはそう簡単なことではありません。体を冷やす

効果と塩分補給が同時に出来る、熱中症予防に最適な「きゅうりの漬物」

を持ってきている生徒が複数おり、生徒の体調を気遣うメニューからも

家族の愛情が感じられます。

本校の教育活動にご理解ご協力いただき、誠にありがとうございます。

代替

本日より体育館に空調設備を取り付けるための工事が始まり

ました。長い目で見たら体育館が涼しくなることは喜ばしい

ことですが、今この瞬間練習をしたい男子バスケットボール部

の生徒達にとっては少々不満があるかもしれません。

バスケットゴールが無くなり、練習環境は悪化しましたが

出来ることをやろうということで、バスケットと似ている部分

が多いハンドボールの試合を練習替わり実施しています。

体育館と校庭では、ボールの跳ね方に若干の違いがありそうで

ややドリブルしづらいイメージがありますが、そこは日頃から

ボールを扱い続けているバスケットボール部。地面の変化など

まるで気にしていないように見える素晴らしいプレーを連発

していました。

練習の効率は落ちてしまうかもしれませんが、できる事を

コツコツと積み上げていくバスケットボール部であれば、

着実に実力を付けていくことと思います。