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活動の様子(R06年度)

読めばわかる生徒の感性

「タオル」という作品を国語の授業で学習した2年生は

物語の続きを想像して書いています。

完成したオリジナルストーリーは、そのまま教科書に

載せても違和感がないように思えるほど文章と内容が

しっかりとしています。

俺の人生イージーモード

公民の授業で身近な権利を挙げる3年生ですが、部活を

さぼる権利・ずる休みする権利と、多忙と言われる現代

の学生らしい意見が上げられています。そうかと思えば

命を頂く権利という、肉食動物や雑食動物が生きていく

上で必ず直面する、他の生物の犠牲の上で成り立つ食事

についての問題を意識したような意見もあります。死ぬ

権利という一見穏やかではないような権利も、日本では

認められていない安楽死について、深い考えがあってこそ

の意見だと思われます。

受験生の名に恥じぬ哲学的な考えも出来る3年生ですが

指定されたキーワードを使って文章を作る勉強では、

コミカルな文章を数分で作り上げており、様々な一面

を授業中に見せてくれます。

 

美術館の似合う中学生

TPOに合わせたファッションを発表する2年生家庭科の授業

では、日頃のジャージ姿からは想像できない、おしゃれな

コーディネートが続々と登場します。髪型や髪の色まで

ファッションの一部と捉えている女生徒は、服装だけでなく

髪の結び方も場面に応じて変化させる器用さと女子力の高さを

見せてくれます。色やラインが演出する効果もバッチリと活用

するファッションには感動すら覚えます。

学校の外で生徒の姿を見かけたとしても、オシャレ過ぎて

三中の生徒だと気づかないかもしれませんね。

小さくても複雑

正門のレールに溜まった土やアスファルトの僅かな隙間から

マリーゴールドのこぼれ種が発芽しており、植物の力強さを

実感することが出来る柏三中。理科の授業で、顕微鏡を使って

シダ植物の胞子などを観察して驚きの声を上げる1年生も同じ

ように感じているのではないでしょうか。

漠然と見たことはあるであろう植物でも、よく見てみると新たな

発見の連続だと気づかせてくれるこの授業。1年生も授業の残り

僅かな時間まで顕微鏡を覗いていました。

若さは力

体育祭の写真が廊下に貼りだされ、先週の盛り上がりの

余韻がわずかに残る校内。しかし、体育祭に全力を尽くした

応援団長は、今度は京都での行動計画を立てるのに全力を

尽くしているようで、早くも新たな目標のために行動を

起こしています。

委員会活動の時間では、生徒会総務部が生徒総会に向けて

準備をしていますが、教員から「あの資料はどうなっているの?」

と尋ねられると「もう出来ています」と答える姿があります。

数々の学校行事を成功へと導いてきたキャリアを感じさせ

てくれる頼もしい一言です。

初の合唱コンクールに挑む歌声委員会と、初の中間テスト

準備に挑む学習委員会の1年生は、どちらも来週金曜日

が締め切りの仕事が割り振られています。こちらはキャリア

ゼロの新人達ですが、どちらの委員会の生徒達も真剣に

話を聞いて今後の動きについて意見を交わしています。

経験の少なさも溢れんばかりのヤル気でカバーして、行事を

成功へと導いてくれるのではないでしょうか?