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活動の様子(R05年度)

音楽に明るい1年生男子

3年生を送る会の準備のため、昼休みも活動している姿を

見かける1年生。詳細は明かせませんが、各々がしっかりと

自分の仕事を果たして1つの発表を作ろうと努力していること

が伝わってきます。特別に役割を与えられた訳でもなく、

自ら歌の自主練習に励む生徒までいるほどです。

自主練習までする1年生なので、パート練習の時間も当然

見事な歌声を響かせます。音楽に精通した男子の人材が

豊富なようで、伴奏も難なくこなしている姿を見かけます。

小学2年生の時の担任の先生に見てほしい

1年生の数学の授業では水を使って柱と錐の体積を比べています。

錐の体積は柱の体積の1/3であることを計算式で教えるだけでなく

実際に確認しているのですが、生徒達は楽しそうに水を錐の模型

に入れています。小学2年生の算数「かさ」の授業でも、笑顔で

同じような実験をしたかと思われますが、5年ほど経過した現在も

生徒達は楽しそうに学び続けています。

実験中はワイワイと楽しそうでしたが、解説を聞く時間になると

一切の私語が無くなったり、学び合いの時間になると教える側も

教わる側の生徒も真剣に対話したりと、生徒達のメリハリの付け方

には目を見張るものがありました。

小学2年生の時と類似した授業内容を小学2年生の頃よりも更に

向上しているであろう授業態度で受ける1年生の姿は、なんだか

小学校の先生達に見せたくなってしまいます。

どっちの主義ショー

歴史の授業をする2年生ですが、より学びを深めるために社会主義と

資本主義どちらが良いかディベートをしています。今の日本は私有財産

が認められているという点で考えると、生徒達も資本主義の方が馴染み

深いように思えますが、社会主義のメリットについてもしっかりと

挙げていきます。生徒達が上げたメリットの中には、世界の問題とされる

経済格差の解決につながりそうなものもありました。資本主義派の

生徒も「頑張りが報われる世界の方が良い!!」と熱弁を奮っており

一進一退の熱い議論を繰り広げていました。

授業の最後には審査員を務める生徒達によるジャッジが下されます。

社会の授業ながら、説得力を持たせる文章の構成や話し方まで学習

までしていました。

二律背反

給食委員会の生徒達が黙食と会食、2つの意義について考えています。

コロナウイルスが5類に引き下げられたとはいえ、感染リスクがゼロに

なった訳ではありません。楽しさと安全という、食事において両立が

難しい問題ですが、生徒達は自分達の意見をしっかりと述べて議論を

深めていました。出てくる意見の中には、食事マナーの講師のような

ものまであり、生徒達の行儀の良さがうかがい知れました。

学生時代にコロナ禍を経験した生徒達は、大人顔負けのテーブルマナー

を身に付けているかもしれません。

高い英語力

英語の授業では、1年生は好きな人物について、2年生は日本の偉人について

調べたことをパワーポイントにまとめてインタビューテストを実施しています。

インタビューテストをずっと張り付いて見ていた訳ではありませんが、動画の

通り流暢な英語を使いこなす生徒を複数発見できます。「樋口一葉のお気に入り

の小説は何ですか?」という問いに対し、正直に「読んだことがない」と返答

したのを見ると、生徒達の英語でのコミュニケーション能力も上達してきて

いるように思えてきます。