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活動の様子(R05年度)

打撲をした僕

膨らんできた桜のつぼみも吹き飛んでしまいそうな悪天候

ですが、陸上部と卓球部が3年生や顧問のお別れ会を実施

しています。

日頃から地道なトレーニングを重ねている陸上部ですが、

今日はレク的なメニューやバスケットボールをして楽しみ

ながら汗を流しています。スポーツ推薦で入学した3年生

は既に高校の部活動の合宿にまで参加しているようで、

遊びといえど高いパフォーマンスを発揮していました。

3年生からのお別れの言葉では、足を怪我して卒業式には

松葉杖をついていた3年生から「打撲をした僕」という

一発ギャグが披露されます。ふざけているように見えますが、

自身の怪我を笑いに変えることによる「怪我は乗り越えた

ので心配ない」という後輩へのメッセージのように思えました。

卓球部では、顧問対全部員のガチンコ勝負が繰り広げられて

います。体育館には、サーブを打つ際に踏み込んでいる足の

音が響き渡っており、その音からも互いの真剣さが伝わって

きます。高校生時代には全国ジュニア選手権で、あの「張本

智和選手(10歳くらい)」に勝利を収めたという実績を持つ

顧問ですが、生徒達は怯むことなく挑んでいき、綺麗なスマッシュ

を炸裂させて得点を重ねるシーンがありました。多勢に無勢

ではありましたが、生徒達は顧問から先に12ゲームを奪い

見事に勝利。去り行く顧問を安心させる結果となったのでは

ないでしょうか?勝負が終わり体育館を出る卓球部一同ですが

風に吹かれた雨があたる体育館玄関でも楽しそうに談笑して

おり、名残惜しい様子が伝わってきました。

また、どちらの部活も顧問への感謝のメッセージとプレゼント

を贈ってくれる姿がありました。生徒達の気持ちには感謝の言葉

しかありません。

懐かしい

修了式までに紹介しきれなかった2年生女子の体育の授業

風景です。2年生達が小学校低学年の時に流行ったダンスを

踊る姿は、是非とも保護者の方々に見ていただきたいです。

熱い涙

令和5年度の集大成ともいえる修了式では、学年代表の生徒が

1年間を振り返って話をしました。6月に実施した林間学園から

得た学びについても言及しており、生徒達の記憶力の高さと

1年を通して学び続ける姿勢に驚かされます。成長した点だけ

でなく、長期休暇後に生活リズムが乱れるといった欠点まで把握

しているほど、2年生は自己分析能力に優れています。

次に話をした学校長からも自分や課題を発見することの重要さが

取り上げられていましたが、生徒達には既にそういった力を身に

つけているように思えました。

修了式の際中には、転出する教員の発表もありました。異動する

職員の情報は修了式で初めて知ったはずですが、修了式終了後から

下校までの1時間程度の時間で、感謝の言葉を贈ってくれる生徒達

もいました。残念ながら転校してしまう生徒がいるクラスでは、

送る側・送られる側共に涙を流しながら別れの言葉を贈り合って

います。生徒達が1年間で築き上げた絆の深さが伝わってきました。

サプライズ

学年集会があると言われ校庭へと集まる1年生。しかし、始まったのは

今年度最後の学年レク大会でした。サプライズ学年レクの準備運動代わりに

突如ジャンボリミッキーを要求され、想定外の連続となった1年生ですが

体育の授業でマスターした振り付けで、あっという間に学年全体が1つと

なっていました。

連帯感バッチリな1年生は、その後の長縄でも息ぴったりな動きを見せて

くれます。ドロケイでも学年全体で盛り上がり、次年度にクラス替えが

あろうとも生徒達は再び良い学級を築き上げてくれるであろう確信が

持てました。

勝負だ!!

今年度の登校日数も残りわずかとなってきましたが、2年生は

学年レクとして○×クイズを実施し、最後の最後まで学年の絆を

深めています。クイズのお題として、サッカー未経験者のサッカー部

顧問はリフティングを10回出来るのか?という問題が出題され

ましたが、顧問は余裕を持って10回を達成。成長しているのは

生徒だけではないということを見せつけてくれます。次に出題

されたのは、教員と生徒がボールスロー・20m走・腕相撲で

対決しどちらが勝つか予想するというクイズ。教員生徒共に

各分野に突出した実力者同士の火花を散らす接戦に大盛り上がり

していました。結果は見事に生徒陣営が勝ち越しし、若人の力を

教員に見せつけてくれました。

1時間目から気分の上がる授業を実施しましたが、2・3時間目

にはしっかりと授業を受ける2年生。2年生最後の国語の授業を

する6組では、折り紙の折り方を文章で説明しています。簡単な

ように思えるかもしれませんが、万人が理解できる表現というのは

意外と難しいようで、文章を書く時・読む時ともに頭を悩ませる

姿がありました。

授業終わりの挨拶の時には「1年間ありがとうございました」と

普段とは違う文言の気を利かした言葉を贈ってくれます。楽しむ

時は楽しみ、気を引き締めるときはしっかりとする2年生であれば、

受験生となる来年度もバランスよく学校生活を送ってくれそうです。

 

政治刷新本部

社会科の授業で明治時代について学んでいる2年生は

始まったばかりの選挙についての問題点について考えて

います。端的にいうと、高所得者な男性以外に選挙権

が無いという、現代社会で提案すれば多方面から批判

されそうな当時の選挙制度。生徒達は徹底的に問題点

を洗い出していました。

今考えれば有り得ないような制度ですが、当時には

このあり方に疑問を持つ人は少なかったのかもしれません。

色々なルールをアップデートしていくことの必要性を

考えさせられる授業でした。

 

先人に学ぶ

1年生が社会科の授業で無人島で生活する方法について考えて

います。社会科の授業と関係ないようにも思えますが、縄文時代

や世界各国の暮らし・古代の治世などを学んだ1年生にとって

文明の無い島で秩序ある生活を過ごす仕組みを考えることは

1年間の学習の総まとめと言えそうです。

まず、持っていくもの決める生徒達ですが、ニワトリや野菜の種

といった継続的に収穫が可能な物を選択しています。カボチャを

大量生産すると決めた班では、その特徴を島の名前に反映しています。

ハロウィン島というユニークな名前は、島が無人島という過酷な

環境であることを忘れてしまいそうです。班員で決めたルールも

遊び心を感じるものがあり、無人島という環境でも生徒達は楽しむ

心を忘れないようです。

1年生が体育の授業でジャンボリミッキーを踊っています。

ジャンボリミッキーの動きを模倣するだけでなく、ダンスの

一部をオリジナルの振り付けで踊っており、3月の生活目標

である「守破離」の「離」=「独自の創作」を達成している

ように思えます。

オリジナルの動きが出た時のクラスの盛り上がり方も最高です。