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熱い涙

令和5年度の集大成ともいえる修了式では、学年代表の生徒が

1年間を振り返って話をしました。6月に実施した林間学園から

得た学びについても言及しており、生徒達の記憶力の高さと

1年を通して学び続ける姿勢に驚かされます。成長した点だけ

でなく、長期休暇後に生活リズムが乱れるといった欠点まで把握

しているほど、2年生は自己分析能力に優れています。

次に話をした学校長からも自分や課題を発見することの重要さが

取り上げられていましたが、生徒達には既にそういった力を身に

つけているように思えました。

修了式の際中には、転出する教員の発表もありました。異動する

職員の情報は修了式で初めて知ったはずですが、修了式終了後から

下校までの1時間程度の時間で、感謝の言葉を贈ってくれる生徒達

もいました。残念ながら転校してしまう生徒がいるクラスでは、

送る側・送られる側共に涙を流しながら別れの言葉を贈り合って

います。生徒達が1年間で築き上げた絆の深さが伝わってきました。