校長室の窓

明日から夏休みです

 明日からいよいよ44日間の長いお休み(夏休み)が始まります。

 4月から7月までいろいろな事に子どもたちはチャレンジしてきました。5月の一小オリンピックでは、久しぶりに1年生~6年生がいっしょに競技を見合い、応援団による華やかな応援も戻ってきました。6月からは、校外学習も始まっており、それぞれの学年に合った目標のもと、校内ではできない「学び」を経験しています。例えば、5年生の林間学校では、友達といつもより長い時間を過ごすことで、協力し合うことや励まし合うことの大切さを改めて感じたとたくさんの児童から、感想が寄せられていました。夏休み明けにも校外学習が予定されています。子どもたちの「気づき」を大切にしながら、安全安心な活動にしていきたいと考えます。

 普段の授業でも、いろいろな事に挑戦してきました。6年生を対象にした「架け橋プロジェクト」では、柏中学校の先生による算数と英語の授業が実施されました。4年生はリサイクルプラザの校外学習を生かして、3Rについて学び、自分の考えを持ちました。3年生は柏市について学び、自分の住んでいる町について知識を深めました。2年生は先輩として、1年生の学校探検のガイドを務めました。1年生は初めての小学校生活を楽しく元気に過ごすことができました。 9月以降も笑顔いっぱいの柏一小であるように、子どもたちが輝ける機会をつくっていきたいと思います。

国会議事堂に行ってきました!(6年生校外学習)

 6月13日木曜日に、6年生が校外学習を実施しました。行先は、日本の政治の中枢である国会議事堂と、見たり、触ったり、動かしたりしながら科学や技術に触れることができる、科学技術館です。事前に下調べをしている6年生は、本物の国会議事堂を見て、どのような気持ちになったのでしょうか。何人かに感想を尋ねてみると「日本の歴史を感じる」「博物館のようなつくり」「緊張する建物」というように、映像や画像ではない、本物の迫力や建築物としての素晴らしさに目を輝かせながら驚きと感動を味わっていたようです。さらに、関心や興味が広がり、今後の学習に生かしていく子どもたちの姿が容易に想像できました。

 科学技術館には、柏一小の6年生の他にもたくさんの小学生が校外学習で来ていました。人気のあるフロアーやコーナーは、順番待ちをしている子どもたちも見かけましたが、さすが柏一小の6年生、公共の場でのマナーをしっかりと守りながら安全に活動することができていました。

 今回の校外学習を通じて「その場に応じた挨拶の仕方(例えば会釈)」等、改めて多くの学びがあったと思います。笑顔で、さわやかな挨拶をする柏一小の6年生、今後も継続して公共の場でのマナーを身に付けていけるよう声掛けを行っていきます。

   

   

笑顔の花が校庭いっぱいに咲きました~一小オリンピック~

 本日5月25日(土)たくさんの保護者や地域の皆様にお越しいただき、青空の下「一小オリンピック」が盛大に行われました。1年生から6年生までが、そろって行う応援は久しぶりです。なおかつ練習期間も短いという中でも応援団を中心に、柏一小がひとつになった応援になりました。

 各学年の競技は、期待通りの出来栄えで、何よりも、その真剣なまなざしと気持ちのこもった演技は会場にいる方みなさんに、子どもたちの全力が伝わったのではないかと思います。

1年生のすばらしい~

 初めての小学校での運動会、暑い中でも元気に練習に励みました。みんな立派な柏一小の小学生です。

2年生のすばらしい~

 「魅せましょう!2年生のキャラクター!!」のダンスでは、会場いっぱいに響く掛け声を合わせて、笑顔いっぱいに楽しく演技できました。

3年生のすばらしい~

 伝統の一小花笠音頭は、心を一つにして、美しい鈴の音を奏で、校庭に3年生の花を咲かせてくれました。

4年生のすばらしい~

 絆ソーランは、力強く、真剣なまなざしが、たくさんの人の心を震わせる演技でした。

5年生のすばらしい~

 校庭にはためいた、白とオレンジのフラッグ、一人一人の呼吸や間合いが一緒になって、5年生みんなの気持ちが一つになった美しい演技でした。

6年生のすばらしい~

 クロスパフォーマンスの美しい演技はもちろん、一小オリンピックの成功を支え、最高学年としての役割をしっかりと果たしてくれました。さわやかな笑顔と活動、さすが柏一小の6年生でした。

1年生~6年生のすばらしい~

 友達を応援する、優しさや思いやりを、たくさんの場面で見ることができました。

 最後になりましたが、本大会を開催するにあたり、地域の皆様、保護者の皆様にはたくさんのご理解とご協力をたまわりました。ありがとうございました。今後も、一小の子どもたちのために引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。

明日、一小オリンピック開催です!

 いよいよ明日に迫りました「一小オリンピック」。5月に入ってから子どもたちは、ダンスや踊り、徒競走の練習等に毎日取り組んできました。本日は各学年とも最後の練習、前日に行う開会式、応援団との声だし練習を行いました。また、放課後は保護者ボランティアに支援をしていただきながら、前日準備を6年生と実施しました。

 最後の練習は、各学年ともに気持ちのこもった練習となりました。明日の全力演技は、おおいに期待できます。前日に行った開会式は児童会の進行で行われ、スローガンの確認をみんなで行いました。「心を燃やせ 輝く絆 力を合わせ限界突破」と児童会代表がスローガンを唱えると、大きな声で全校児童がそれに続きました。勢いのあるすばらしい、開会式となりました。

 開会式後には、久しぶりに復活した応援団が全校応援を行い、校庭に元気な子どもたちの声が響きました。久しぶりに聞いたエール交換に、保護者ボランティアに参加してくださった方からは「感激しました。」との感想をいただきました。会場の前日準備にご参加いただいた保護者ボランティアの皆様、暑い中の作業、ありがとうございました。おかげ様で無事、明日の一小オリンピックを迎えられます。感謝申し上げます。

 6年生は最高学年として前日準備の仕事を行いました。「先生、手伝います。」「次は、この仕事をしてもよいですか?」自分たちで気付いた事を一生懸命に行う仕事ぶりに、頼もしさを感じました。「かしわ一小けんめい」は6年生の姿そのものです。さわやかな印象の6年生、明日の「一小オリンピック」でもさわやかな笑顔で大会を牽引してくれると思います。

    

    

  

 

五月晴れの空のもと・・・・

 五月晴れの空のもと、「一小オリンピック」の練習が始まっています。学年のダンスなど表現運動の練習、対抗リレーの練習等、学校全体が盛り上がりつつあります。中でも、応援団が数年ぶりに復活するということで、メンバーも力が入っています。今年度は、紅白に分かれての応援ではなく、一小オリンピックに参加する柏一小の子どもたち全員の活躍を応援するという大きな仕事を担っているからです。強い気持ちをもって、元気いっぱいの笑顔で、一小の応援を牽引してほしいと願っています。

 5月25日(土)に開催予定の「一小オリンピック」は、昨年度と異なる点がいくつかあります。コロナ禍、感染症の予防、熱中症対策等様々な状況や観点から、学年ごとに競技を行う、いわるゆ「入れ替え制」という形態で実施しておりましたが、リアルタイムで他の学年の演技を見たいという子どもたちの気持ちに応え、今年度は全校同時の開催としました。子どもたちにとって、令和6年度の一小オリンピックが思い出深い取り組みになるよう、雰囲気づくりに努めてまいります。

 校庭や体育館の練習では、音響機器を使用したり、子どもたちの元気な声がいつも以上に響いたりと、近隣の地域の皆様のご理解ご協力あっての、本校教育活動であることに改めて御礼申し上げます。

学校長

 

5月の全校朝会では・・・・

 5月1日に全校朝会を行いました。本校では、対面とオンラインのハイブリットで朝会や集会を行っています。今回はオンラインによる全校朝会です。オンラインで実施するメリットは、感染症の予防や集合する時間の短縮等があげられます。その反面、子どもたちの姿を直接見ることができないので、反応がわからないというデメリットも感じていました。しかし、大丈夫です。柏一小の子は、画面越しでも、元気な返事や挨拶が各教室から聞こえてきます。しっかりと話を聞くことができている様子がうかがえました。

 私からは、この一カ月で感じた、柏一小の子どもたちの自慢できるこれからも続けてほしい事について、「発見!柏一小自慢その1」というテーマで話をしました。

 私が感じる柏一小自慢その1は、朝の挨拶です。朝、正門に立って、「おはようござます!」と声をかけると、たくさんの子が「おはようございます」と返事を返してくれます。中には、私が声をかける前に、「校長先生、おはようございます。」と先に挨拶をしてくれる子もいて、とても嬉しい気持ちになります。思わず「ありがとう」とお礼を言うと、その子は怪訝な顔をして、「なんで?挨拶しただけなのに、ありがとうなの?」と質問をしてくれました。

 私は、「先に声をかけてくれてありがとう、名前を呼びながら挨拶してくれて、ありがとう、笑顔で挨拶してくれてありがとう、勇気を出して挨拶をしてくれてありがとう」そんないろんな思いがあって、ありがとうと声をかけています。すべての子には言えていませんが、朝の挨拶での「ありがとう」にはこんな意味があるということを伝えました。

 さらに、挨拶はたくさんの人をうれしい気持ちにすること。柏一小の子みんなが挨拶の力に気付いてくれたら、挨拶の輪がいろんなところに広がって、きっと笑顔いっぱいの学校になる。ぜひ、柏一小のみなさんで「あいさつの輪」を広げていこうという話をしました。「柏一小自慢その1」を今後も続けていければと思います。

着任式・始業式

 桜満開の柏一小正門に、明るく元気な子どもたちの「おはようございます!」の声が響いています。いよいよ令和6年度がスタートしました。期待に胸を膨らませながら登校する子、クラス替えが心配で少し不安そうな子、それぞれの思いを胸に一小の子どもたちの新しい年度が始まります。4月1日現在で、新1年生を加えて609名の子どもたちが柏一小で過ごします。笑顔あふれる柏一小を目指して、今年度あたらに20名の職員が加わり、子どもたちの成長を支えてまいります。

 始業式の前に着任式を行いました。着任した職員一人一人からの挨拶に耳を傾ける子どもたち、20名の挨拶は時間がかかりますが、一人一人の挨拶をしっかりと聞いてくれました。話す人への自然な思いやりに感心させられます。

 その後は、私から子どもたちに伝えたいことを次のように話しました。

『新しいクラス、新しい先生、新しい仲間、期待と不安でドキドキしている子もいると思います。今年1年がみなさんにとって楽しく笑顔いっぱいの一小であることを校長先生は願っています。そのために、校長先生からお願いがあります。

(やさしい言葉)をたくさん使ってほしいということです。(やさしい言葉)とは決して難しい言葉ではありません。普段みなさんが使っている言葉です。

例えば「ありがとう」とか「ごめんね」とか「大丈夫?手伝うよ?」「すごいね」「がんばって」「いっしょに遊ぼう」などなどその言葉をかけられると、うれしい気持ちになるような(やさしい言葉)で一小の教室や学校があふれるといいなあと校長先生は思っています。もう使っているよという子もたくさんいると思いますが、もっと使ってみてください。やさしい言葉かけで笑顔いっぱいの学校にしましょう。』

 うなずきながら聞いてくれる子もいて、言葉の大切さについて理解してくれているのだなと実感しました。とはいえ、発達段階に応じて子どもたちの捉え方り理解の仕方にも違いがあると思われます。柏一小の教職員は粘り強く子どもたちに言葉の大切さについて指導してまいります。まずは、「やさしい言葉」かけから取り組みます。

 その後、子どもたちの待ちに待った担任発表を行いました。一人一人の教職員に拍手をくれた子どもたち。私たち教職員も子どもたちに背中を押してもらいました。始業式の最後には伝統ある柏一小の校歌をみんなで歌いました。

 春休み明けの始業式、たくさんの時間がかかりましたが、さすが柏一小の子どもたち、最後までしっかりとした態度で始業式を終えることができました。これから1年間の子どもたちの成長が楽しみです。

                                 柏市立柏第一小学校長 三浦 邦彦